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選択肢という資産

おはようございます。

年始の時間の流れが個人的に大好きです。
スローな時間の流れではあるのですが、世間の人々が年末年始休みの余韻を噛み締め、よし今年もやっていくぞと少しずつギアを上げていく感じが、たまらなく好きです。そうした正月休みに後ろ髪を引かれながら、それでも進んでいこうという姿勢がどこか愛らしく、そして勇ましく、人間らしさを個人的に感じます。

今年も最高の1年にしていきましょう。
全ては自分の選択次第です。日々の良い選択の蓄積が大きな山と成り、私たちは来年もっと良い景色を、その山上から眺めることができます。そのために、私もどんどんギアをあげていきます。

では、本題に入っていきます。

若さが羨まれる理由

古今東西、いつの時代もですね、自分よりも年を重ねた方々に言われる言葉があります。

「良いわね~。若いって素晴らしい」
「まだ20代なんて、なんでもできるじゃない。うらやましい」
「若さは最大の武器だよ」etc…

ほとんどの方々がこうした類の言葉を、受け取った経験があるのではないでしょうか。そして、自身が年を重ねていくことで同じような発言をしたことがある方々もいるかもしれません。

一部の人を除いて、ほとんどの方々が一様に若さを取り戻したい、と思っているかと思います。若いことは素晴らしいことだ、若さを取り戻したい、と。

それは何故でしょうか。何故、多くの人は若さをうらやましがるのでしょうか。そのことについて思考をめぐらした結果、タイトルの表現とともにその理由が私の頭の中に浮かんできました。

それは年を重ねていくことに比例して「選択肢という資産」を価値に変えることができなかったという後悔が生まれるから。だと考えています。

私は今、27歳になり20代後半に差し掛かりました。少しばかり年を重ねたこともあって、若さに対する羨ましさについて多少なりとも理解を深めることができるようになったと考えています。

私の場合で言えば、10代の頃の過ごし方、20代前半の頃の過ごし方、20代中盤の頃の過ごし方など、過去を頭の中で思い返せば、ああいう選択を取ればよかったかもしれない。なんていう思考はいくらでも出てきます。そしてその選択肢は今の27歳の自分にはありません。

良い学校に入るために勉強しておけばよかった。部活動に本気で打ち込んでおけばよかった。などなど。

そうした選択の後悔がどんどんと積もっていった結果、年を重ねていくことによって、人々は若い人を羨ましがるという行為に至るのだと考えています。

若い頃の体力・若い頃の勢い・若い頃の肌ツヤ・若い頃の人気・若い頃のチャンス・若い頃の期待・若い頃の性欲・若い頃の食欲・若い頃の好奇心 etc…
これらもすべてが自身がかつてもっていた選択肢のひとつです。

そしてこのような選択肢は全てではないとしても、少なからず誰しも1つは持ち併せていた資産です。しかし私たちは、このような資産をよりよい価値に変えることができなかった時に初めて、後悔という感情・思考に駆られるのです。

例えば若い頃の体力を使って、夜遊びにばかり使っていた。もっと知らない国や地域に旅行しにいく時間に使えばよかった。しかしもう若い頃の体力は残っていないなど。

私もそうした考えをもつ中の一人でした。しかし、もうその資産(選択肢)は多少なりとも失われています。そしてその資産(選択肢)は帰ってくるものではありません。

若さを羨まない。今の資産(選択肢)を何に変えていくか。


しかし、わたしたちは未だ持ち併せている資産(選択肢)があります。大小は人それぞれあるかと思いますが、まだ失われていない資産(選択肢)が私たちには存在しています。

私の場合は、今年20代後半に差し掛かりました。まだ体力もあり、時間もあります。ラスト3年。20代で持ち併せている資産をどのように使い、どのような対価を得ていくのか。自分の正解を見つけて、それを選んでいこうと思います。これは私が、私自身に送るメッセージです。

若さを羨むような生き方をせず、"今"自身が持っている選択(資産)を、より良い未来につながる何かに変えていこうという気持ちをもって生きて行きましょう。私たちならできます。この記事を読んでいただいた、あなたも、今日から。そうした生き方を選択することができます。

全ては自分の選択次第です。

今回もお読みいただきありがとうございました。

それでは。


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