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【5】ホリエモンから「多動力」を学ぶ#書評#望愛課題図書

こんちには!

今週の課題図書は、ホリエモンこと堀江貴文が著したビジネス書である『多動力』

ホリエモンは、多くの肩書を持つ。実業家、コンサルタント、プログラマー、作家、コメンテーター、飲食店プロデューサー、、、。数えてもキリがないほどだ。

本書を読めば、多動力が源であるホリエモンの常識を超えた発想と行動に価値観が広がり、大きなエネルギーに刺激を受ける。そして、大きく人生が変わるだろう。



多動力

多動力とは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。

多動力がある人の特徴として、
・次から次へと興味が移り、落ち着きがない
・忘れ物はするし、物はなくす
・不注意も多い
・あげく、「やるべきこと」はしていないのに、「やりたいこと」ばかりしてしまう

あのテスラCEOのイーロンマスク氏は、服が着られないそう。服を着ている間に次々とやりたいことを思いついてしまい、ボタンを止められないのだ。

かつてはマイナスイメージのあった言葉であり、一見仕事に活かせる場面はなさそう。

しかし、これからの時代は「多動力」こそが最も必要な能力だ。

では、なぜ現代の日本を生きる上で多動力が必要不可欠なのだろうか??

それは、1つのことをコツコツやる時代は終わったからだ。これからは、全てのモノがインターネットにつながり、全産業の"タテの壁"が溶ける。このかつてない時代の必須スキルが、あらゆる業界の壁を軽やかに飛び越える「多動力」であり、そのスキルを持つ越境者が求められる。

この多動力を身につけることができれば仕事は楽しくなり、人生が充実する。

・人生を、今を、最大に楽しむ
・毎日を面白いものにする
・50歳になっても、60歳になっても生き生きと過ごし、若々しくいられる

そして、この3点が多動力を身につけると得られるものである。

印象に残ったポイント


人生をワクワクで溢れたものにするためのポイントの中で印象に残ったいくつかを紹介する。

1.3つの肩書きをもてばあなたの価値は1万倍になる

複数の肩書きを掛け算し、レアな存在になろう。そうすれば、結果的に価値が上がる。産業ごとの"タテの壁"が崩壊していく時代で、「この肩書きで一生食っていく」などと言っている人は、自分で自分のキャパシティを狭めてしまっているだけなのだ。

2.手作り弁当より冷凍食品のがうまい

「すべての仕事で100点を取らなければならない」と追い込まれてしまっては、すぐに息切れするし、大量のアウトプットはできない。たまに"手抜き"をすることで、膨大な仕事を継続的にすることができる。

「今日は時間がないし疲れているから、冷凍食品を適当にレンジでチンしよう」と割り切れると人生は一気に好転する。

3.見切り発車は成功のもと

準備にかける時間は無駄である。すぐに始めて、走りながら考えよう。準備が足りないと足踏みしていたらいつまで経っても満足のいくものはできない。やりたいと思ったら、今すぐやってしまおう。


4.飽きっぽい人ほど成長する

「飽きる」ということは何もネガティブなことではない。実は、成長が早いということだ。飽きっぽいと言っても、短期間にものすごい勢いで集中してるから、人並み以上の知識と経験が身につき、仕事に役立つ武器となる。

どんな分野でも、80点までは簡単に辿り着けても100点を達成するまでは膨大なコストと時間がかかる。一度深くまでハマり、あっさりと次へ移る。これからの時代は、そうやって80点取れるものをいくつももっている人が強い。

5.永遠の3歳児たれ

多動力は、大人になるにつれ失われていく。つまり、未知なるもの、新しいことに興味がなくなったときに老いがはじまる。3歳児は、毎日新しいものに目をキラキラさせ、好奇心のままに行動する。いつまでも3歳児のような好奇心を持って生きていこう

6.人生に目的なんてない

人生に目的なんてない。今を楽しむことだけが、全てなのだ。

ホリエモンは、おもしろい人たちと面白い時間を過ごす。その結果、偶然のようにアイデアが生まれ、仕事につながり、遊びにもつながる。

何か具体的な目的の手段として人生を送ってはいけない。楽しむことだけが全てなのだ。好きなことを好きなだけやっていると、手元に何かが残るのだ。

人は「おもしろい」「ワクワクする」と感じられれば、時間を忘れて目の前の体験に没入できる。
仕事に没入し、遊びに没入し、夢中になりさえすれば、目的なんて自ずと達成される。結果は後からついてくる。


まとめ


JUST DO IT!

とにかくやってみる。

ホリエモンさんは、私たちに自分みたいになれ!と言っているのではない。私たち自身がやりたいと思うことを、とにかくやってみろ!と言いたいのだと思う。そのためにはやらないことを決め、とにかくワクワクすることをやってみるのだ。

多動力は、人生をワクワクで溢れたものにする。他人の人生を生きるのか、それとも自分がワクワクする人生を生きるのか。それは一目瞭然。

そして多動力とは、効率よく無数の仕事を処理する力ではない。楽しいこと以外、自分にしかできないこと以外はやらないと決める力のことでもあるのだ。

本書を読んで

私はどちらかと言うと、ホリエモンさんのように、やりたいと思ったことは何ふり構わずまずやってみる精神を持っているほうだ。ワクワクすると思ったことを優先するし、やりたいと思ったことには後先考えずにまず挑戦してみる。

本書を読んで、私が持つこの精神を多動力と言うんだ、それって私の強みなのかなと思った。

しかし、今まで"学生だから"”できないだろうから”を言い訳にしてこれ以上無理だと挑戦を諦めたこともある。社会に出た時にもっと多動力を持って仕事をしたいと感じたので、今まで以上にやりたいことをやってみるということに恐れず過ごしていきたい。ただ本書を読んだだけでは変わらないから、小さなことからでも実行あるのみだ。

JUST DO IT!
多動力は人生を充実したものにすると確信した。





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