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究極のカベルネソーヴィニヨン チリ GANDOLINI

ステファノ・ガンドリーニ(STEFANO GANDOLINI)はカベルネ・ソーヴィニョンのみに興味をもち、チリのセントラル・バレー、マイポで徹底的にこだわったカベルネソーヴィニヨンを生産しています。


自然条件の整ったマイポ・バレー

 マイポバレーは南アメリカのボルドーとも呼ばれているようです。南北に長いチリは南極近くから来たのアタカマ砂漠まで多様な自然があります。セントラル・バレーはワイン作りに適した条件がそろっており、赤白、様々なワインがつくられています。
 セントラルバレーは日中には海からの涼風が吹き、夜間はアンデスから吹き下ろす冷風もあり、風通しがよい環境下にあります。乾燥し日較差が大きいのも特徴です。ただし、基本的には日照量がとても多いので、ブドウが焼けてしまわないように気を配る必要があります。「房まわりの葉は決して取り除かない」といいます。

マイポバレーは南アメリカのボルドーと呼ばれることも
自然条件も整っています

自然条件よし、ヒトもよし チリの異端児「ステファノ・ガンドリーニ」

カベルネソーヴィニヨンに徹底的にこだわる ステファノ・ガンドリーニ氏

 チリでは最高学府であるカトリカ大学やチリ大学の、農業工学部や醸造学部の充実が図られました。海外の有名醸造家の技術力に頼るのではなく、世界的にも高い水準の教育を自国の若者にほどこすことで、チリ出身の優れた醸造家が数多く誕生したのです。ステファノ・ガンドリーニもその一人。1966年チリに生まれ、Pontificia Universidad Católicaで農業学位を取った後、ワインへの情熱を秘め、フランス、イタリア、アメリカ、アルゼンチンで幅広いワイン生産の経験を積み、母国に帰ってきました。イタリアでは、ピアチェンツァ(ピエモンテ州)のUniversità Cattolica del Sacro Cuoreでエノログのマスターを取得しています。そして、2011年1月、ついにMaipo Andesにワイナリーを設立しました。

作っているのはこのがんドリーニのみ 徹底的にこだわっています

GANDOLINIを飲めるサンティアゴのワイナリー直営レストラン

こちらのワイン、一本180,000チリペソ(日本円で2万8千ほど)と高級ですが、この値段でいいのと思うほど美味しい。有名なオーパスワンより好きです。
こちらのワインはサンティアゴのオシャレな飲食店が集まるエリアにある直営レストラン「La Bottega Gandolini」で格安(といっても高いですが)で味わうことができます。

グラスワインに3000円か思いますが、直営レストランですので安く提供されているほうかと思います。これがまたうまい。
 ワイナリー直営レストランですが、周りのお客さんは普通にビールだけで友達とわいわいしていたりと、カジュアルな雰囲気のお店です。

Gandolini はグラス一杯、2万チリペソ(日本円で3000円)

日本で取り扱っているところは多くないと思いますので、チリに行った際の一つのオプションとしておすすめです。

参考
ソムリエのテキストを出している田辺由美さんの記事を紹介
Concha y Toroは大量生産している大規模ワイナリーですがそちらも紹介していました

アルゼンチンのワインバーについての記事です


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