英語嫌いが克服できた理由
拒否反応が出るほど英語が嫌いになった経験、または現在なっていたりしませんか?
英語のせいで単位を落とし、先生が推奨するやり方で勉強を進めるも一向にTOEICの点数は伸びないしで私は大嫌いになっていたことがありました。英語アレルギーでした。
今だってここで点数を述べるのもかなり悩んで、書いては消してを繰り返すほどです。
言います。
TOEICの点数は350点。
ちなみに長いこと200点台だったのでこれでもいい方です。400点未満は中学英語すらできていないのだとか。。。
中学から継続して勉強した期間も含めると、13年は勉強しているはずなんです。未だにこの点数で本当に恥ずかしい。でも、勉強しても伸びない。だからこそめちゃくちゃ英語が嫌い。だけど、それでもいつの間にか学生時代にあった拒否反応は消えていました。そして、海外に行きたい思いは消えませんでした。その理由をまとめてみました。
1.大学でブロードウェイミュージカルをやった
大学で興味を持った学生主導のミュージカルの演目が、全てブロードウェイミュージカルでした。英語のままミュージカルすることもありましたが、基本的には和訳した歌やセリフで行っていました。しかし音源は全て英語。
キャストやオーケストラではなかったけれど、ほとんどどのような照明にするか考えて当日操作する役割だったため、何度もリスニングしていました。そのため、自然と聞く機会は多く、音楽へはノリノリだったので英語の歌を聞くことへの抵抗が薄れていきました。
2.会社で週1回行われた英会話
入社した会社では、強制的に新入社員は英会話を週1回受けることとなっていました。話す方はネイティブだけれど先生ではなかったため、基本的には「外国人慣れ」するための英会話です。オンライン英会話"レアジョブ"を半年ほどやっていたこともあり、基本的には話すことへの抵抗はありませんでした。だけど、レアジョブを受けていても話せる英語の能力もTOEICの点数も上がらずに嫌気がさして英語嫌いになっています。。。
しかし、この英会話がだんだんと楽しみを見出すようになりました。それは、「日本人との考え方の違いや文化の違いを知ったこと」や「思っていたことと違う発見があること」があったからです。例えば、ハンバーガーは共通なのにハンバーグはアメリカではハンバーグと言わなかったり、ハロウィンの過ごし方が違ったり、異文化を知れることは個人的に思っていた以上に楽しかったようです。
3.ユーチューバーに巡り合えた
「アメリカ人が混乱する日本語」や「日本人の使っているカタカナ英語がアメリカ人の英語と意味が異なっている」等、アメリカ人と日本人の違いを面白おかしく動画で発信しているユーチューバーさんに巡り合いました。今でも好きで、Instagramのショートムービーは全部見ていて、YouTubeも全てではありませんが時間がある時などに見ています。
外国人が日本語を習得するのがどれだけ大変かがわかり、日本語を話せている自分はそもそも凄いのか!という発見がありました。また、日本人とアメリカ人の行動の比較動画から、根底にある考え方がそもそも違っていることを知れて心が広くなった気がします。
4.英語はできないけど、誇れることができた
「ありがとう」等の短い言葉も言えたら外国人は”日本語ができる”という感覚らしいので、目次のタイトルに違和感を覚えながらも、、、日本人なのでね。TOEICの点数も低いし、ペラペラに流暢に話せませんので「できない」と記載しています。
日本語が全く話せないアメリカ人と、日本語メニューしかないお店で1対1でランチをする機会がありました。もちろん、翻訳機を使わないと全くわからない話もしましたが、なくても通じることがあります。これは自分の中で自信に変わり、お店の人からは勝手に英語が流暢に話せる人だと思われました(笑)。
さいごに、英語教育に物申す
英語嫌いになる理由の大きな一つに、学校でさせる勉強方法だと思っています。TOEICの点数は高いのに英語が話せない人は多くいます。文法の勉強こそ、興味がある人が大学でもっと詳しくやるようなスタイルでも良いと思うのです。
日本は安全で治安が良く、綺麗ということで外国人からも人気を得ています。そして、日本国自体が外国人への受け入れを推進して、好待遇です。日本人への待遇の方が良くないというのにかなりイラっとしますが。
これからも、もっともっと外国人が日本を占めていくと思います。
外国に行った時に使う英語から、日本にいて外国人と出会ったときに使う英語を、実用的な英文を暗記させることの方がよっぽどやる気も出ていいです。
まあ、実用的な勉強じゃないのは英語に限ったことではないですけどね。