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冬の時期におすすめ白・赤ギリシャワイン2選!

みなさま、こんにちは♪

気温が安定しない日々が続きますね。
しっかり寝て、食べて、体調崩れないようお過ごしください。

さて、今回は『冬の時期におすすめ白・赤ギリシャワイン2選!』ということで、味わい深いワインを2種ご紹介いたします^^

マタミス ブリュット スパークリングワイン 2017

生産者:マタミス ワイナリー
原産地:ギリシャ エパノミ
葡萄収穫:サントリーニ島
品種:アシリティコ100%
醸造:シャンパーニュ方式 24ヶ月熟成
飲み口:辛口
ボディ:ミディアム
内容量:750ml
アルコール度:12.0%
適温:6-8℃

<テイスティングコメント>
ミネラルを感じる豊かな香り、そして青リンゴと柑橘類に、高貴な酵母のかすかな香りがブレンドされ、口の中は優雅でフレッシュな酸味と長い後味で溢れる。長時間続くリッチな泡。
酸味:★★★★★ 果実味:★★☆☆☆

マタミス ワイナリーはギリシャ第2の都市、テッサロニキから車で30分程度の「エパノミ」という町にあります。
ギリシャでもマイナーなワイン産地ですが、ギリシャワイン界で重鎮的存在であるアポストロス・マタミス氏が長年の経験を経てこの地を選びました。

アポストロス氏は、フランス ボルドーでスパークリングワインの生産を手掛け、その知識と経験をもとに現在ワイナリーでスパークリングワイン生産の総監督を担っています。彼の2人の息子たちもワイナリーでワイン生産を行っており、着々とその規模を拡大しています。

このワインは、スパークリングワインに必要不可欠な酸味がより特徴的な、サントリーニ島で栽培されたアシリティコ種を使用しています。しっかりとしたボディと瓶内熟成からくるうま味を楽しめます^^

エパノミの畑風景
アポストロス氏の2人の息子さんと一緒に(左・右)

ゴファス セメリオ ネメア リザーヴ 2020

生産者:エステート コンスタンティン ゴファス
原産地:ギリシャ ネメア
品質分類:P.D.O.ネメア
品種:アギヨルギティコ100%
醸造:熟成:500lt樽で12ヶ月熟成 12ヶ月瓶内熟成
飲み口:辛口
ボディ:フルボディ
内容量:750ml
アルコール度:14.0%
適温:18℃

<テイスティングコメント>
濃いルビー色。黒系果実(カシスやブラックベリー)が主体のアロマに、クランベリーやラズベリー、ドライハーブ(タイム)などの品種の特徴が表現されたアロマ。優しいクローヴやシナモンのヒントにプルーンやブラックペッパーのアロマ。ベリーの凝縮感を感じる味わいに優しい酸味と丸みのあるタンニン。長い余韻。
酸味:★★★★☆ タンニン:★★★★★

ギリシャ最大のワインPDOゾーン「ネメア」。
赤ワインの名産地として、世界的にも名を知られています。

ネメアを代表する品種は「アギヨルギティコ種」。
ロゼからフルボディの赤ワインまで、多様なスタイルのワインをつくることができます。

エステート コンスタンティン ゴファスは、代々ネメアの土地にブドウ畑をもつ家系で1959年からワインを生産し、アギヨルギティコの特徴をしっかりとらえた、コクがあって柔らかいワインをつくっています。

ちなみにネメアはギリシャ神話「ネメアの獅子」の舞台。
半神ヘラクレスがネメアを荒らす獅子を倒した逸話が存在し、倒された獅子は、その後しし座になったとされています^^

また、アギヨルギティコはその濃い色調と力強い味わいから人々に活力を与えることから、別名「ヘラクレスの血」とも呼ばれています。

アギヨルギティコの畑
ワインを造る、コスタスさんと一緒に

ワインがおいしいこの季節、是非おすすめワインをお試しください♪


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