今の自分たからこそ出来る事を倦まず弛まずまっすぐに
今回はnoteのお題をば。「未来のために出来る事」かあ。
現在僕は43歳。30代の頃は、まだ身体を壊す前で結婚もしていて、所属していた建材系メーカーでは優秀営業マンとして通っていた。キャリアアップもそうだが仕事に夢中だった。
それが壊れたのが4年前。
突如、妻から離婚を切り出されたのだ。
彼女の真意は分からない。ただ、言われたのだ。
「他に好きなひとができました。
浮気は嫌なので別れてください」と。
自己の決断を翻すような女性ではなかったため、
「わかった」と言わざるを得ませんでした。
妻と別れてからというもの、そのストレスで僕は酒浸りになり、あんなに好きだった仕事も辞め、自宅に引きこもっていました。生きる気力も失い、飯も食べず、焼酎を煽る毎日。生きている意味を見失っていました。
そして死にかけていることろを発見され、即入院。3年間の入院生活を経て退院し、埼玉県志木市にあるグループホームに身を寄せることになったのです。
今は死のうという気はさらさらありません。ただ、身体には酒の飲み過ぎでニューロパチーという病気に罹った後遺症があり、足が悪いままです。いわゆる身体障害者というやつになってしまったのです。
それでも、リハビリの甲斐あって長距離を歩くのでなければ&階段の昇り降りがそれほどなければ、日常生活を送れる程に回復しました。
趣味だったアルトサックスもバンドの仲間から返してもらい、練習していますし、持っていたチェロを売ってその金で得た電子ピアノの演奏もしています。
前のように上手く演奏は出来なくとも少しずつ回復してきています。
仕事も今月から部署異動があり、クッキー(これがまた安くて美味い)を作るセクションに籍を移しました。
僕が未来のために出来ることは多くはありません。ただ、目の前にある仕事に前向きに取り組み、手元に戻ってきた楽器&新らしく手に入れた楽器に触れながらリハビリをして、再びステージに立つことを目標に、手の届く範囲の事を懸命に取りくむことしかないかなあ、と思うのです。
かつてのようなメラメラとした野望は叶えられませんが、今の自分に出来る事を、自分のペースで一歩一歩歩んでいくしかにいかなあ、と。
過ぎた過去は変えようがありません。でも、手の届く未来なら変えようはある。そう信じて進むより他にはないと考えます。
これが僕なりの「未来のために出来る事」です。
お題を貰って書くのもなかなか楽しい。
また違うお題でも取り組んでみようと思います。
機会があったら、僕の書いている他の記事も読んてみて下さいね(*^^*)
では、今日はこのへんで!
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