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日本人の心のふるさと。

思い立ったが吉日の旅。
伊勢神宮参拝の電車旅に出た。

きっかけは、
先月まで打ち込んだ神社検定。

学びを通じて、
神社・祭祀に興味が沸いた。

その中で、
日本人の総氏神と仰がれている
伊勢神宮に強く心ひかれた。
「伊勢神宮に参拝しよう」と相成った。

学ぶことは、
これまで意識していなかったもの、
見落としていたもの
に気付くことができる。
学びの醍醐味である。

「これがテキストにあった〇〇か。」
と膝を打ち、佇むこと数度。

その場に身を置き体験することで
学んだことが立体的、動態的になった。
現場・現物・現実の三現主義の重要性を感じた。

旅の始まりは二見輿玉神社。
二見輿玉神社が鎮座する二見浦は、
倭姫命が伊勢神宮の地を求め、
御船をとめた所という。
また、みそぎの場でもある。
古くからこの地で身を清めてから
伊勢神宮に参拝するのが習わし。

二見輿玉神社に参拝。
これから神宮に参拝する旨を告げる。
雲一つない突き抜ける青空の下、
夫婦岩を前に佇む。
ケガレ祓いの「無垢塩草」を身に付けて
心穏やかに二見浦をあとにした。

伊勢神宮に参拝。
神宮祭典の「外宮先祭」にならい、
まずは外宮から。
そして内宮へ。
神々しい空間に姿勢を正す。
正宮にて日頃の感謝を申し上げた。

魅了され、浄化され、
明日への活力が沸いた伊勢神宮参拝の旅。

帰宅後もその余韻に浸っている。
この投稿を書きながら、
「今日も精一杯生きよう」
と改めて心を定めた。


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