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英国大学院準備のいろは①~いつ何を準備する?~

こんにちはPink Shibaです!

今回の投稿では、英国大学院修士課程の申請準備は具体的にいつ何をすればいいかを紹介します!
書いてあるのは基本的なことが多いので、「もうそんなの知っているよ」という人は読まなくて大丈夫です;)この①の投稿では全体の流れを説明し、各書類を作る際の注意点等は他の記事に譲ります↓↓↓

「海外大学院進学したいけど準備大変そうだな~」
この記事を読んでいる人なら、一度はこう思ったことがあると思います。


なぜそう感じるかというと、大体の場合は漠然とした不安があるからだと思います。なのでこの記事では、具体的にいつ何を準備するのかを僕の経験から紹介します!
漠然とした不安を払拭し、具体的な準備を進めるために役立ててもらえればと思います!^^(具体的な不安が大きくなるかもしれませんが、具体的な不安は対処しやすいの大丈夫!笑)

応募書類

まず、英国大学院修士課程進学にあたって準備する書類は以下のものです。

●成績証明書
●CV
●英語能力証明書(IELTS、TOEFL iBTなど)
●推薦書(0-3通)
●SOP (Statement of Purpose) (or Personal Statement)
●(研究計画書)
●(サンプルワーク)(1-2つ)

細かい説明はこの投稿では省きますが、それぞれの書類に簡単な説明を加えると次のようになります。

成績証明書:説明不要。もちろん英語版を準備しよう!

CV:履歴書のようなものです。ただ、学校歴や研究スキルなどを特に細かく記載したものです。強いCVのつくり方はこちら

英語能力証明書:説明不要。IELTSとTOEFL iBTは2年以内に取得したものでなければ、大学院応募に使えないので注意しよう!応募の際に語学要件を満たしていなくても、入学までに最低要件をクリアすれば大丈夫なことも多いので、今点数が足りていなくても焦りすぎず;)

推薦書:自分のことをよく知っている先生に書いてもらおう!学生が下書きして、先生がそれを基に書いてくれる場合、先生が学生を面接して推薦書を書く場合など、先生によって推薦書の書き方のスタイルが違うので、最初にどのように書いてもらえるか相談しよう!詳しくはこちら

SOP:応募書類で最も重要な書類の一つ!自分がなぜそのプログラムに進学したいのか、なぜ自分が適任なのかを応募先大学に伝えます!大学によって求められる長さは違うけれど、およそ500-1500 wordsくらいの長さ。

研究計画書
:MPhilのような博士課程に進むことを前提としたコースでは提出を求められることがあります!大学院の応募では不要でも、多くの奨学金では研究計画書を提出することが必要になってくるので、しっかり準備して損はなし!

サンプルワーク:2000 wordsくらいのエッセイの提出を求める大学もあります。僕の知っている中ではUniversity of OxfordとUniversity of Canbridgeがこれを求めています。

簡単に説明しようと思ったのに長くなってしまった(笑) 
次にこれをどういうスケジュールで準備していくかを紹介します!

書類準備スケジュール

人によって色々違うだろうけど、以下は僕のおすすめのスケジュールです。

進学前年 3月
 研究計画書着手!
進学前年 6月
 大まかな研究計画書完成
 これをもとにSOPを書き始める
進学前年 7月
 先生に推薦書を依頼
 このとき大まかな研究計画書とSOPも見てもらえれば良い!
進学前年 10月
 ここくらいまでに英語能力試験の基準をクリアできれば安心!
進学前年 10月
 大学院申請開始!
進学前年 11月 
 このくらいまでに必要な数のサンプルワークが完成していれば良い!

*サンプルワークが必要なUniversity of OxfordとUniversity of Cambridgeは他の英国大学院と違ってRolling assesmentではなく12月末くらいまでに応募〆切りがある。Rolling assesmentは提出された順に申請書類を評価していき、合格数が定員に達したら募集を締め切る方法。なので募集が始まったらなる早で申請した方がいいです!(多くの英国大学院は進学前年9-10月に募集開始します)

英国大学院は9月から始まるけれど、その1年半前から本格的な準備を始めよう!つまり前の年の3月くらいですね。

僕は研究計画書の準備を一番最初に始めるのをお勧めします!なぜなら何を研究・勉強したいのかを明快に書けないと、SOPも書けないし教授も推薦書を書きにくいからです。しかも〆切の早い奨学金は、英国進学の前年の6-8月とかなので、それに応募することを考えたら3月に始めるのでもギリギリかもしれないです・・・(不安を煽ってごめんなさい笑)
さらに6-8月までに大まかな研究計画書が出来上がれば、その後の奨学金応募で大分楽になります!

合否発表

申請から合否が出るまでの時間は大学やコースによってまちまちですが、10ー11月までに申請を完了していれば、大学学部卒業(3月)までには結果が出ると思います!

ちなみに僕は、London School of Economics(LSE)は11月の後半に申請し、3月初めに合格通知をもらいました。他の人では10月に申請を済ませて、12月にはLSEから合格通知をもらったと言っていました。また、University of ManchesterのMA Sociologyに申請したときは、2月中旬に応募し2週間後に合格通知をもらえました。Univesity of Oxfordは12月末に申請を終わらせ、3月の始めに合格通知をもらいました。

ともあれ、早めに申請準備を始めるに越したことはないですね!
来年の9月からの進学を目指している人は、ぜひ研究計画書から準備を始めましょう!^^

次の投稿では、研究計画書とSOPを書き始めるにあたって抑えておくポイントを紹介しています!よければ読んでください!🐶

以上、この投稿が役に立ったという人は、ぜひいいねとコメントしてください~!


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