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英国大学院準備のいろは⑧~CV編:強い経歴の作り方~

こんにちはPink Shibaです!

今回の投稿では、英国大学院修士課程申請書類のうち、強いCVのつくり方について僕の経験を紹介します!

具体的には、impressiveなCVを作るために研究経験と出版歴をつくろう!という内容です。
また、他の記事ではSoPや研究計画書、推薦書の書き方について僕の経験をシェアしているので、そちらもよければ読んでね^^

とは言っても、文系の学部生で「研究経験」と言えるものがある人はかなり少ないと思いますし、卒論すら書いてないのに論文の発表歴をどうやってつくるんだ!?そもそも敷居が高すぎないか・・・?
と思うでしょう。

そんな人のために僕はnoteを書いています。順に見ていきましょう。

研究経験と出版歴が有利な理由

CVを書くにあたって、学部卒の応募者の中で差をつけるは難しいと思います。強いて言うなら出身大学と成績で差をつけれますが、これは今あるもので勝負するしかありません。。。
そこで、研究に関連した職務経験や論文の出版歴があれば、他の学部生の応募者と差別化できます。

しかも、出版歴を記載すれば、審査員はそれがどんな論文なのか原文をネットで見てくれるはずです。本来、SOP、推薦書、CV、英語能力、(Oxbridgeに関してはsample work)だけで合否を判断されますが、出版済み論文があればそれも勘案してもらえます。
これは、出版済み論文なしの人と比べてアピールできるチャンスが多いということ!ぜひ、CVの功績の欄に出版論文記載したいところ ・・・!

研究経験の作り方

僕の場合は、経済史を研究してる先生の研究資料の整理のお手伝いをして、それをResearch FellowとしてCVに記載させてもらいました!
やったことは古い文献を見てそれをエクセルにまとめるという地味な作業だったけど、下みたいにCVに書いてあったら「おお!」ってなるでしょ?(笑)

Extra-Curricular Activities
2021 May - 2021 Sep Research Fellow XXXXX Ph.D. (XXXXXX University).
❖ Collected historical documents at Academia Sinica in Taiwan and organised them into an analysable data set.

身近な先生に何か研究のお手伝いのバイトがないか、ぜひ聞いてみてください!僕の友達にも、紙の資料をデータ化して先生の研究の手伝いをしている人がいました!CVにかっこよく書いた者勝ちなので、ぜひ機会を探してみてください!

それと、僕はやりませんでしたが、研究分野に関連したボランティア経験などを書くのも有効だという話を聞いたことがあります。志望コースと関連のあるボランティア活動が見つかれば、やってみるのもありだと思います!

学部生でも論文を出版できる雑誌

最後に論文の出版についてです。
以下の2つの雑誌は、学部生の論文でも掲載され得るものです。

E-International Relations

人文×社会

詳しくは各webサイトを見てほしいのですが、まずE-International Relationsは、
●英語でなければいけない。
●査定あり。
です。ちなみに僕はこれに出して、数日でリジェクトされました😢

もうひとつの人文×社会は、東大の文学部の院生・学部生を中心とする若手研究者が自由に原稿を投稿できる雑誌です。よって査定はありません。僕は学部は東大ではありませんが、こちらで掲載していただきました。掲載されるとJ-Stageにも載って一般公開されるので、審査員の人も論文を読むことができます。また、「論文出版はこういう風にされるのか!」と勉強にもなります。

いずれの雑誌も、応募の前に自分の論文がしっかり各雑誌の趣旨に合っているかどうか調査・相談しましょう~。あと、これらの雑誌は人文学や社会科学が対象ということには注意してください!

以上、他の学部卒の応募者と差をつけにくいCVも、研究関連の職務経験、出版歴があればグッと見栄えがよくなると思います!

「そんなこと言っても簡単ではない。。。」
けれど、上で紹介したようにチャンスはあるので余力があればぜひチャレンジしてみてください^^

以上、この投稿が役に立ったという人は、ぜひいいねとコメントしてください~!

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