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【編集後記】Simple thinking.

就活生の皆さん、日々の忙しさに追われ、時には自分の心に耳を傾ける余裕がなくなることもありますね。

しかし、常に忙しい状態は、将来的な悲劇の原因にもなり得ます。

それでは、シンプルな生活の考え方についてお話ししましょう。

コンフォートゾーンを広げつつも、自分が扱えないほどには広げないことが重要です。義務や責任は避けられないものですが、本来ならばやるべきでない仕事に手を出してしまっていませんか?

心から「やりたい」と思わないことには、勇気を持って断ることも大切です。

特に就活中は、多くの選択肢があり、どれを取るべきか迷うことが多いでしょう。

しかし、本当に自分にとって意味のあるもの、心から望むものにフォーカスすることが大切です。

例えば、多くの企業からの誘いがある中で、どの企業を選ぶかは、あなたの未来を大きく左右します。

しかし、自分の本心に従って選ぶ勇気を持つことが、後悔のない選択を導きます。

自分が心地よいと思う選択をすることで、ストレスを減らし、就職活動を通じての成長を促すことができます。

シンプルに考えることで、次のようなメリットが得られます。

  1. ストレスの軽減:無駄なプレッシャーや負担を避け、心地よい状態を維持できます。

  2. 自己肯定感の向上:自分の選択を信じ、自信を持って前進できます。

  3. 時間やエネルギーの効率的な利用:重要なことに集中し、生産性を向上させます。

  4. 心の安定と幸福感の向上:自分の望みに応じて行動し、心の充実感を感じられます。

禅の思想にも通じるこの考え方は、現代の就活生にも非常に有益です。

物事を単純化し、現在の瞬間に集中することで、内面の平穏と洞察を深め、ストレスや不安を軽減できます。

皆さん、就活は一生に一度の大切な旅路です。

シンプルに考え、自分自身を大切にし、真に望む道を選びましょう。

そうすることで、より豊かで充実した人生を送ることができるでしょう。


大切なのはプライオリティの設定

ここまで説明してきたように、『いろいろ忙しそう!』と思われるかもしれません。

しかし、第5章で紹介する時間管理をすることでワークライフバランスを十分に実現することができます。

忙しいというのは、コントロールできていない状況(周囲に振り回されている)で発生することが多いものです。

私事で恐縮ですが、私はRCDCの運営に加えてPEファンド、海外合弁事業、クライアント企業の取締役や役員、財団法人の理事などの役職を拝命しています。

周囲からは、『時間をどのように管理しているのか?』と聞かれます。

これをアシスタントに任せていた時期は、多忙を極める日もありました。

しかし、今では全部自分でコントロールしているので、一日の実働は4~5時間といったところではないでしょうか。

それについても具体的なフローを第5章で詳述しました。

現代社会は、情報が溢れかえっています。

インターネットやSNSの普及により、誰もが簡単に情報を得ることができるようになりました。

しかし、情報が多すぎると、逆に何をすべきか分からなくなってしまうこともあります。

このような状況において大切なのは、やることやらないことの整理です。

やることとは、自分の目標や目的を達成するために必要なことです。

そのためには、まずは自分の目標や目的を明確にする必要があります。

目標や目的が明確になれば、それに必要なやることも見えてきます。

一方、やらないこととは、自分の目標や目的を達成するために不要なこと、あるいは逆効果になるものです。

そのためには、自分の目標や目的を達成するためにどのようなことが障害になるのかを考え、それらをやらないことにする必要があります。

やることやらないことの整理をすることで、以下のようなメリットがあります。

  • 目標や目的を達成しやすくなる

  • 時間やエネルギーを効率的に使うことができる

  • ストレスを減らすことができる

この、やることやらないことの整理は、現代社会において、就活生に限らず誰もが行うべきことです。

就活の時期って、学生の本業である卒論だの、レポート提出で時間がない!と焦ってしまうものです。

ぜひ、自分の目標や目的を達成するために、しっかりと整理をしてみてください。


編集後記

ここまでお付き合いいただき幸甚に存じます。

この書籍を通じて、皆さんはこれから社会で活躍する一人のビジネスパーソンとして、自己理解とキャリア設計の道を歩むことになります。

それは単なる就職活動の指南書ではなく、自分自身の人生をデザインするための羅針盤となるでしょう。

各章は、業界研究からキャリアプランニング、効果的なエントリーシートの作成方法に至るまで、就職活動のあらゆる側面を網羅してきました。

特に「パーソナル・ヒストリー・メソッド」は、自己分析と自己発見のプロセスを深める上で非常に有益です。

この書籍の核心は、単に情報を提供することではありません。

それは、読者自身が内省し、自分自身の強みや価値観、そして夢に照らし合わせながら、自分に最適なキャリアパスを見つけるための支援をすることにあります。

就活生は、この書籍を通じて、自分のプライオリティを設定し、それに基づいて自分だけの道を切り拓くことができます。

不確実な時代でも自分の軸を持ち、果敢に挑戦し続けていきましょう!

この書籍を最後までお読みいただけた就活生にとって、それは就職活動の一環を超え、自分自身を成長させるための貴重なガイドとしてお役に立てたのなら編集部一同、望外の喜びに存じます。

このマガジンの核心は、単に情報を提供することではありません。

それは、読者自身が内省し、自分自身の強みや価値観、そして夢に照らし合わせながら、自分に最適なキャリアパスを見つけるための支援をすることにあります。

就活生は、このマガジンを通じて、自分のプライオリティを設定し、それに基づいて自分だけの道を切り拓くことができます。

最終章において、著者は読者に対して、不確実な時代でも自分の軸を持ち、果敢に挑戦し続けることの重要性を強調しました。

そこには、将来に対する希望と、夢を追求する勇気が込められています。

この書籍を最後までお読みいただけた就活生にとって、それは就職活動の一環を超え、自分自身を成長させるための貴重なガイドとしてお役に立てたのなら編集部一同、望外の喜びに存じます。


著者プロフィール:鎌田佳秋

時代はレコードからCDに置き換わるバブル期。

音楽好きが高じて買い集めたレコードをフリーマーケットで売却したことをきっかけに大学在学時に再販ビジネスへ参入。

POSシステムの開発からチェーン展開まで推進し、アメリカの大学への編入をきっかけにビジネスを事業売却。

卒業後のファーストキャリアはアメリカにおける音楽業界でのイベントプロモーションを皮切りに、90年代後半には日本でのシネマコンプレックス導入を牽引。

その後は大手ビールメーカーでマーケティングに従事、ワインメーカーとのTOBがきっかけでワイナリー経営を志向する。

アメリカのポートランドで経験したワインの祭典で、マーケティングへの考え方にすっかり魅了されてしまい、40歳で起業を決意。

2010年に農業生産法人の設立。

2年連続の水害や雪害に被災しながらも付帯事業の拡大やM&Aを積極的に展開(外食・酒蔵・運送・DMO・学校法人)し、5年連続で増収増益を達成。

上場企業への事業売却へと進展させる。

売却先の企業でアグリ事業、輸出入の通関業務、M&Aを担当し、独立後は企業のIPOや新規事業の推進、中期経営計画、ビジョン再構築など多岐にわたる活動を展開。

並行してコロナ禍まで、内閣府直下の組織である地域活性化支援機構(REVIC)においてファンドマネージャーとして活動。

現在、Research Concept Design Consulting Inc.(RCDC)のCEOとしてIPOサービスチームを牽引するとともに、資金調達の専門家として映画のプロデュースにも携わりながら、PEファンドの運営や就活塾の講師としても内定率100%の実績を持つ。

企業価値の最大化を目指すRCDC Inc.

 当社は、クライアントの財閥型企業の収益モデルを構築することを目指しています。

私たちは 2016年に活動を開始し、2023年 3月に登記したばかりの若い組織ですが、私たちの意図の原点は 2010年に起業した時にありました。

日本の財閥系企業グループは、多岐にわたる産業分野をカバーし、グループ内で完結することができる内製化の仕組みを持っています。

私たちも起業当初から、自社グループにビジネスの「入口」から「出口」までを取り込み、核となる事業から付帯収益を生み出すことで、収益源の多様化と業績の安定化を実現してきました。

私たちは、核となる事業を利益創出の基盤として、多彩な周辺分野で収益を獲得することにより、起業時に想定した理想的な事業スタイル=財閥系企業スタイルを追求しています。

私たちが提供するコンサルティングサービスは、このような視点に基づいて、お客様のビジネスを総合的に支援し、収益源の多様化や業績の向上を実現するお手伝いをいたします。


私たちと一緒に、より良いビジネスを目指していきましょう!


Research Concept Design Consulting Inc.(RCDC)

CEO


※ガバナンスの観点から、個人・法人ともにSNSは積極的な運用は行っておりません。ついてはChatworkを使ってコンタクトしてください。


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