2/21(水)第4回 産業・組織心理学&ネットワーク科学研究会「”感謝”感情の科学」
テーマ
従業員同士が互いに「ありがとう」の気持ちを送り合う「ピアボーナス」等の人事施策が注目を集めていますが、そもそも職場における「感謝」はどのような効果を持っているでしょうか。本研究会では、感謝感情を科学的に研究している山岸典子先生(立命館大学)にご登壇いただき、感謝感情の特徴や測定・介入方法についてご紹介いただき、みなさんと一緒に「感謝」に着目した人事施策に取り組む上でのポイントについて考えます。
また、産業・組織心理学の研究者である岩本慧悟氏からは、人事施策の効果検証に、心理学の研究方法を活かすための考え方や手法について話題提供します。
お申し込みはこちら
https://req.qubo.jp/pahrtech/form/YUkuTVlQ
セミナー詳細
■イベント名:産業・組織心理学&ネットワーク科学研究会(第4回)
■日時:2024/2/21(水)19:00〜20:30
■テーマ:「”感謝”感情の科学」
■開催形式:オンライン
■参加資格:・協会会員・協会研究員・関連領域を専門とする研究者・学生・
その他、研究会関係者からご案内させていただいた方
■グループリーダー:
岩本慧悟(株式会社ZENKIGEN、東洋大学大学院、協会上席研究員)大成弘子(株式会社Interbeing、協会上席研究員)
タイムテーブル
19:00〜19:10 オープニング
19:10〜19:40 講演1「モチベーションを向上させる感謝感情 – 科学的研究結果をもとに」(山岸)
19:40〜20:00 講演2「心理学をピープルアナリティクスにどう使うか?」(岩本)
20:00〜20:15 質疑応答
20:15〜20:20 今後の研究会のご案内
登壇者プロフィール
山岸 典子 | 立命館大学 グローバル教養学部 教授認知神経科学者。
1995年にPh. D. を取得 (米国パデュー大学心理科学部認知心理学科)。2016年にMBAを取得(マギル大学デソーテル経営学部MBA. Dean’s Honor List)。1995-1996年にポストドクトラルリサーチフェローとしてカリフォルニア大学サンディエゴ校(医学部眼科) に勤務し、基礎認知心理学の医療応用に従事。1996-1997年、ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校(心理学部)にてポストドクトラルリサーチフェローとして心理物理学的手法に加えMEGなどの脳活動計測を開始。1997-2013年、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)で主任研究員として視覚の神経科学(fMRI,MEG)の研究を進め、2013年4月より(国立研究開発法人)情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター(CiNet)において主任研究員として視覚ダイナミクスグループを率いる。主に視覚注意のメカニズムの解明に取り組む。2019年より現職。立命館大学グローバル教養学部にてBrain Science、Human Intelligence等を担当。心の未病の見える化と改善研究に従事。
岩本慧悟 | 株式会社ZENKIGEN、東洋大学大学院、上席協会研究員東洋大学大学院社会学研究科博士前期課程修了。同大学院博士後期課程在籍中。
専門は、産業・組織心理学、社会心理学。新卒で、ディップ株式会社にデータアナリストとして入社。ピープルアナリティクスの推進や、営業行動データ解析、マーケティング調査等を担当。その後、パーソル総合研究所やカオナビHRテクノロジー総研の研究員として人事領域での調査研究活動に従事。2021年から採用DXの「harutaka(ハルタカ)」や1on1改善サポートAI「revii(リービー)」を提供するZENKIGENの研究員として、採用面接やメンタルヘルスに関する研究を行なっている。著書: