むかつく上司とサヨナラしたら肩こりがなくなった話
肩こりに悩み、マッサージ通いやサロンパスが欠かせなかった私が、今では肩こりとは無縁の生活になった経験から思うことを書いてみます。
肩こりの原因はご存知でしょうか?
病気や怪我がある場合は別として、健康な人が肩こりになる原因、それは肩の筋肉の血流が悪くなることです。
そんなの知ってるよ!って反応が返ってきそうですが、この血流が悪くなる原因に、ストレスが関係しています。
私は20代後半〜30代前半に肩こりに悩んでいました。この頃、仕事で人間関係のストレスがピークでした。上司と合わず、毎日仕事に行きたくないと思いながら通勤する日々でした。
肩こりに苦しんでいたのもこの時期で、休日にマッサージに行ったり、自分でストレッチをしたりと、対策はしていましたが、あまり効果はなく、肩こりからくる頭痛で痛み止めをよく飲んでいました。
そんな私の肩こりがどのように軽減していったかと言うと、まず嫌いだった上司の退職がありました。その人と関わらなくなってから、肩こりは半減しました。半減というのが伝わりにくいと思いますが、感覚的には、肩はこってるんだけど、頭痛などの二次的な症状がなくなった感じです。
次に私自身の転職がありました。
嫌いな上司が退職したことにより、ストレスは減っていましたが、職場の雰囲気は入社時からあまり好きではなかったので、気持ちよく働けているとは言えませんでした。
そこで30代半ばに退職を決意しました。
もともとやりたい分野があり、その求人が出てたのがきっかけでした。
新しい職場では、仕事内容も人間関係も私に合っており、出勤するのが楽しい日々に変わっていきました。
楽しく仕事ができると成果も出やすく、会社での評価が上がっていきます。
評価が上がると、自分のやりたい仕事やポジションが回ってくるようになり、さらに仕事が楽しくなっていく好循環が生まれてきます。
そんな毎日を過ごしていると、
「あれ?!最近、全然肩がこらないな」
と気付く日がきました。
正直、いつから肩こりを感じなくなったのかは、分かりません。
転職後の仕事も、前職と内容は大きく変わっておらず、仕事で体をよく動かすようになったとか、そのような変化ありません。
ただ毎日、イライラ、ドキドキしている、そんな不安を抱えたり、緊張している日々がなくなった。
私が思いつく変化はそれだけです。
これが私が肩こりには、ストレスが関係しているんだなぁと実感した話です。
実は、医学的に見るとストレスと肩こりの関係には、自律神経というものが関わっているのですが、そんな話は興味ないよって方も多いと思うので、詳しくは書きませんが、
私たちの体には、気合いが必要なときにはONスイッチを、リラックスが必要なときにはOFFスイッチを自動的にかけてくれる機能が備わっています。
しかし、ストレスがかかり過ぎると、このOFFスイッチの効きが悪くなります。
リラックスを促してくれるOFFスイッチが効かなくなると、休んでも常に緊張しっぱなしの状態になります。
緊張が続くと血流は悪くなり、肩こりも悪化していきます。
私の肩こりが消えたのは、仕事のストレスが減ったことで、OFFスイッチがしっかり動き始めたんだと思います。
現代では多く人が、何かしらのストレスを抱えて過ごしています。
私もストレスがゼロになった訳ではありません。
ただ体に不調をきたす、薬に頼らなくてはいけない、そんな状態になるほどのストレスについては、そこから離れることも必要かと思っています。
誰もが望んでストレスを溜めているわけじゃないので、無責任なことは言えませんが、私の肩こり解消の経験が、誰かの役になればいいなと思い書いてみました。
読んでいただきありがとうございます。
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