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運動は正直つらい!続けるコツは動機づけ!?

こんにちは。メディカルヨガインストラクターのnaomiです。ヨガの活動の傍ら、フィットネスジムのスタッフもしております。前回お話しした「継続するための3の法則」からの繋がりで、「継続するための動機付け」について、お話ししたいと思います。

人はボーーっとしていてもお腹がすいて、そのうちに眠くなって、いつの間にか寝ている…。そんな風に無意識に、「昨日気が付いたら運動しちゃってましたよ~!」というようなシステムが体に備わっていたらどんなに楽でしょう 笑
運動は体にいいって事は分かっている!
でもやらないのは何故か。

それは、辛いからです。運動って正直辛い。

辛いことよりも、楽なことがいい。
でも楽なこと=楽しいこととは限りません。

以前雑記で読んだ記事で、印象深かったものがあります。かつて日本の文部科学省では、「楽しい体育論」というものが展開されており、子供が好きなことをさせればいいとの考えから、授業がドッチボールばかりになったそうです。でもそれは単に「楽なこと」であり、「楽なこと」を「楽しいこと」と思わされる子供たちは、嫌なことをやらなければ楽しいという考え方になり、出来ないことが出来るようになる楽しさ、嫌なことでもやることで記録が伸びる嬉しさ、それを皆で支えたり支えられたりする運動の素晴らしさを知れなくて可哀想…といった内容でした。
やったら出来るけど、やらないから出来ない。やってないから出来ないだけかもしれない。出来なくても、続けることで出来るようになると分かるのがスポーツの醍醐味だと思います。

義務教育時代は嫌でも運動する時間がありましたが、大人になると避けることも可能です。意を決して始めたものの、今日は疲れているから、明日も早いし、時間もないし、面倒くさいし、寒いし、雨だし…サボれる理由はいくらでも思いつきます。長く続けるためには、継続するための動機付けが必要となります。


あなたが運動を始めるきっかけは何でしょうか?
・憧れの芸能人のようになりたい!
・久しぶりに会った人に太った?と言われた
・服がきつくなった
・ショーウィンドウにうつった自分に愕然とした…

外的刺激のおかげでやる気になったあなたは、スポーツウェアやシューズを購入し、高い金額を出してパーソナルジムに入会したとします。辛い筋トレと食事制限、トレーナーからの励ましやアドバイスメールなど、外発的に動機付けをしてもらいながらトレーニングを続けたことにより、理想の体型を手に入れます。しかし体型をキープするためには、その後も継続してトレーニングをする必要があります。心理学者のエドワード・L・デシによると、外発的動機付けは、「報酬があるから促されるもの」とされています。ここでいう報酬とは理想の体型を手に入れることに当たります。ただ、報酬が前提とした行動は、それが無くなったときに喚起されなくなります。継続するためには内発動機付け必要になります。辛い筋トレの後の爽快感、3㎏のダンベルが5㎏…10㎏にかわる成功体験を繰り返せば、運動は辛いけれど楽しいと思えるようになります。これが内発的な動機となります。外発的動機付けから内発動機付けに移行し、3か月が過ぎたころには心身ともに変化が表れていると思います。さらに、内発的に動機付けられていた行動のほうがパフォーマンスが上がるともいわれています。

そして、外発動機づけから内発動機付けに上手く移行させるためのコツは、最初から頑張りすぎないこと。前回詳しくお話ししましたが、最初から飛ばしすぎるとオーバーワークとなり、ケガをしたり痛めたりします。そうすると継続できなくなりやる気も無くなります。

私の友達が、ダイエットをしようといきなりウォーキングを頑張ったせいで、膝を痛めてしまいました。せっかくやる気になったのに、痛めたことで動けなくなり、結局運動するのを諦めてしまいました。残念ですよね。
私は趣味でスローランニングをしていますが、最初は1㎞ほどしか走れませんでした。週に1度のペースで3~5㎞を走るのを続けたことで、今では10㎞走れるようになりました。
全く運動をしていないのにいきなり10㎞走れる人はいません。まずは短い距離をゆっくりウォーキング、なれてきたら距離をのばし、スピードも徐々にアップ。早歩きも板についたら小走り…昨日より1m進めただけでも進化です。大切なのは成功体験を増やして自信に繋げることです。

【まとめ】
・外発的動機づけと内発的動機づけの作用をうまく利用する。

・小さなことでも成功体験を積み重ねるとマインドも変化していく
・3の法則を活用(※前回のテーマ)


あなたにとって辛いだけの運動が、すこしでも楽しくなりますように!


次回は、私の虚弱体質を救った胃腸の話となります。

最後まで読んでいただきありがとうございました😌




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