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【元虚弱体質のヨガインストラクター】腸と神経、腸とホルモンの話。小さい頃から繰り返す風邪と胃腸炎。絶望から希望に変えてくれたのは腸でした。

【前回までのまとめ】
・月に1度風邪をひいていた私を救ったのは腸が元気になったから(腸内細菌のバランスを整えたから)
・長男の花粉症も改善した
・体の免疫の6~7割は小腸にある
・善玉菌を優勢にすることが大切


こんにちは。メディカルヨガインストラクターのNAOMIです。
30代の頃、免疫力が低下し、月に1度は風邪をひき、年に1,2度は胃腸炎になる…。そんな虚弱体質の私を救ってくれたのは腸でした。
前回に引き続き、腸の話②をします。


〈腸の神経〉
腸には約1億個の神経細胞があります。人体では脳の次に多く、その神経の中に【腸管神経】があります。
腸は脳に支配されることなく、腸自らが判断して動くことから、【腸は第二の脳】といわれています。

腸管神経の構造


腸管相関のネットワーク

脳と腸は双方向で情報のやりとりをします。これを『脳腸相関』といいます。つまり脳と腸はつながっています。脳や腸がそれぞれに不調だと、お互いに影響が出ます。
例えば…
・旅先で慣れない環境に緊張して便秘になってしまう
・仕事等で緊張する場面で下痢になってしまう
このように、脳のストレスは腸に伝わります。腸の免疫力を低下させないために、ストレスをためない生活を心がけることが大切になります。


【腸とホルモン】
幸せホルモンと呼ばれる『セロトニン』
セロトニンは、腸の蠕動運動を活発にしたり、感情をコントロールして、前向きにしてくれます。セロトニンは脳内神経でも分泌されますが、9割は腸で作られるといわれています。腸が不調だと、セロトニンの分泌も減ってしまうため、腸内環境を整えることは『精神の安定』にも繋がります。

腸が元気なら前向きになれる


私が幼いころから切望していた健康体。腸が免疫と関係があるとあの頃から知っていれば、数えきれないほどの辛い思いはしないで済んだかもしれません。そう思うと、正直やるせなさも覚えます。でも私の経験は誰かのために役立つかもしれないし、辛い思いをしたからこそ、朝目覚めて、普通に起き上がれることのありがたさを感じることが出来ます。そして今日も元気に眠りにつける私は幸せです。



次回の【腸の話③】は「腸と食」をテーマにお話したいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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