プレゼンテーション1

‟正義”とは、いったい何であろうか?

おはようございます!

読書メモ含めて、方眼紙ノートを使い始めてみたものの、今のところ全く機能をさせることができていないように感じる 講内です。きっと、きっとそのうち、使いこなせるようになるはず……と思いながら、今日も書き込み続けています。

僕自身の中で、頂いている講義やごちゃついた頭の中をいったんまとめるのに、アナログな方がとても楽で、未だに最先端技術を使いこなせていないんだなぁーとたまに思います。

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こんな感じです。字がきたねぇーのは、とりあえずほっておいてください。笑


正義って何?!

16th lesson『正義 ―私たちの正義感は時代遅れかもしれない―』に突入しました。先日の『無知』からの問いかけとして、‟無知であるとしたら、道徳や不道徳、正義や不正義をどのように区別するのだろうか?”がありました。

人間の道徳性は、進化の過程で形を作られてきたものの、現在のあまりにも複雑になりすぎたグローバルな世界では通用しなくなっています。理由は簡単、数百人規模のコミュニティーが億単位になったこと。

さらに『正義』という議論をしていく上で、価値観ではなく、因果関係の理解がとても重要になることが、著者の生活から読み解かれていきます。その因果関係を理解するということに関しても、狩猟採集民と比較して‟無知”になっており、知ろうとする人は大変な努力を強いられ、知らぬが仏の世界を創り上げていると。

『正義』の対極にある‟不正義”は、大規模な構造的偏見の上に成立し、どの集団も迷宮(ガラス天井・二重基準・遠回しな侮辱・制度化された差別等)と向き合っているという。

それであれば、それぞれの集団が向き合っていればよいのではないか?とも思いますよね。なぜ、議論をする必要があるのか?

その答えもやはり、グローバルな世界になるからなんです。技術的革新や環境問題など、グローバルに展開される問題が増え続けている限り、どの集団にも影響を及ぼすのです。


ジレンマへの対処方法

著者は人間が行う4つの対処方法を述べています。

①問題の規模を縮小:単純明快なストーリーへ

②人間ドラマへ的を絞る:悲劇的ストーリーへ

③陰謀論をでっちあげる:想像しやすいストーリーへ

上記の3つは、世界がグローバルで複雑化するというものを否定し、僕たちがより限定的にわかりやすくするための方法です。

プレゼンでも使われやすい手法ですが、やはり、わかりやすいですし、伝わりやすいです。僕たちが身近に行っている手法は、よりグローバルな問題を理解するためにも使用されています。

果たして、それは真実なのでしょうか?

そして、出てくる4つ目。

④ドグマを生み出す:全知という触れ込みを信じるストーリー

宗教や教義などがこれに当てはまるでしょうか?4つ目は、確かに信じている人にとっては心地よいのかもしれませんが、本当に世界の問題を理解することにつながるのでしょうか?

そもそも、僕たちは僕たち自身が実際に何をして、どのように理解しているのか、そして、それがどのように世界に影響を及ぼしているのかを理解しているのでしょうか?


読み進めていくたびに、次への問いかけで終わるところが、この本の良いところかもしれません。

僕自身との対話をしながら、どんどん進んでいく気がします。日々、頭をフル回転させることは必要ですね。


ではでは、今日も最高の笑顔で、いってらっしゃーい!

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講内 源太

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