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#8 マーケティングミックス(4P)@飲食マーケティング

ここでは私が飲食店を経営していく上で実践している、売上・利益の鍵となるマーケティング情報を発信していきます。最後に有料エリアでは記事内容をまとめた資料がありますので、ご興味のある方はぜひ自店にご活用頂ければ幸いです。

マーケティング・ミックスとは?

マーケティング・ミックスとは、マーケティングの中で「実行戦略」に位置づけられます。構成要素である製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)およびプロモーション(Promotion)の頭文字をとり「4P」とも呼ばれます。実行戦略は、複数の構成要素の最良な組み合わせ(ミックス)を考えていくことから「マーケティングミックス」と呼ばれます。

スライド1

前回までの流れ

①環境分析:3C分析(市場・競合・自社)の明確化

②基本戦略(STP戦略):環境分析の具体化

上記の基本戦略を受けて、標的となるセグメントにどのようにアプローチをかけていくかを考えるのがマーケティングミックス。なので、一連の流れの中で考える必要がある。

飲食店における4Pの活用

前回までの戦略を考えた上で、価格戦略が生み出す売上利益に対するインパクトは一番大きいです。税込なのか税別なのかや、セットメニュー化して単品の値段を上げるのか。商品のブランドイメージにも直結するため、デリケートだが効果高い。

流通戦略で言えば、販売チャネルの拡大です。
店内販売だけだったのを、テイクアウトやデリバリーを始めてみる。
中食需要に対応し、ECサイトの立ち上げやネット通販を開始するなど、
4Pの中でコロナを期に、一番取り組むお店が多かった戦略かもしれません。

プロモーションにおいては、SNS(特にInstagram)の影響力が近年伸長していますが、一概に効果が高いとは言えません。あくまで自店舗にあったメディア媒体を選択する必要があります。

それぞれの実行戦略はさらに専門的に細分化されるため、
詳しくは別記事にて今後掲載してまいります!

コツ・留意点

①プロモーションはICTの発展で日々アップデートされる。トレンドを抑えよう。
②顧客満足度を極めて高いレベルに引き上げて、ブランド価値を高めよう。

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