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ブロックチェーン

【ブロックチェーン募金】

最近ブロックチェーン技術を使った仮想通貨での募金が流行ってきているそうです。

理由は2つあります。

1.不正がなくなる
募金を行った資金がきちんと使用されているかは寄付を行う時に疑問に思う事も少なくありません。寄付金の横領などの事件は多数発生しているからであり、そのような不祥事は寄付のイメージ悪化を招いています。

しかし仮想通貨を使用する事で、ウォレットから資金の流れ(*)が事細かに確認する事ができます。
*ウォレットでは、何処のウォレットから募金されたか、募金総額、募金の送金先、未使用の募金などが確認できる。

2.無駄コストの削減
透明性以外にもブロックチェーンのメリットが募金でも生かされています。
現金での募金の場合は、送金するには銀行やその他の機関を通過させる必要があり手数料などが発生し不効率です。これにより募金金額が減少してしまう事もあり本末転倒です。

ブロックチェーンや仮想通貨の大きな特徴の一つは、中央集権ではなく自立分散型で運用される事で管理者が不要となり、これにより仮想通貨であれば送金の問題は簡単に解決できます。

例えば寄付金を募る場合はウォレットを作成してインターネットで募集する。寄付を行う人は指定された仮想通貨を購入して公開されている募金用アドレスに直接送金するだけで募金は完了します。
ビットコインなど世界で広く使用されている仮想通貨を用いれば、世界中から資金を集める事も可能となります。


ブロックチェーン募金の事例
前述したメリットのとおり募金手段を仮想通貨で行う団体が増加しています。


ノートルダム大聖堂の仮想通貨ビットコインの基金設立へ
2019年4月15日夜に火災が発生した、フランスの世界遺産であるノートル・ダム大聖堂の再建のための募金手段として仮想通貨が注目されています。

他にも2018年の西日本豪雨では1億6千万円相当が集まる、沖縄首里城復旧募金など徐々に募金にも仮想通貨が浸透してきています。

今後の世界がどうなっていくか楽しみですね!

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