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【大手内定】凡人のための就活術#06 受かる面接

面接は、準備次第で十分対応できます。今回はどんな準備をして数々の面接を突破してきたのか綴ろうと思います。最初の面接なんて誰でもボロボロです。その反省を次に活かして慣れていくことが重要です。

1.面接の位置付け

選考において、ほぼどこの企業でも実施されているのが面接です。つまり面接対策は必須でしなければなりません。企業によっては7次面接まであると聞いたことがありますが、本質はあなたの「人間性」や「対応能力」を見るものです。面接にはあらゆる要素がつまっているため企業は面接を重視します。

私が受けてきた企業のほとんどは、1次面接で「第一印象」を見て2次面接で「人間性や考え方」最終面接で「志望度」を見ている感じでした。

2.面接の自己紹介準備

面接を受ける前準備について書いていきます。面接はある程度来る質問が読めるので十分に対策しておけば、緊張も抑え自分のアピールをすることができます。

まずは自己紹介の準備をしましょう。自己紹介はどんな面接でも必ず最初にある質問です。ここで注意すべきは長さのパターンをいくつか用意することです。例えば30秒バージョン、1分バージョン、3分バージョンと複数パターン準備しておき、空で言えるようにしておきましょう。

理由は相手が求めている自己紹介が曖昧な場合が多いからです。単に学校名、名前、趣味レベルで聞きたい場合や、強み弱みガクチカまで話してほしいのかは面接官が指定してくれない限りは雰囲気で読み取る他ありません。なので基本的には、最も短くシンプルに回答し、面接官からの反応が遅ければもう少し付け足して自己紹介することが求められます。

私の例を見ながら補足します。
面接官「自己紹介をお願いします。」
私  「はい!立命館大学〇〇学部のGenkiです。〇〇を専攻しております。サークルはサッカーサークルに所属し、普段はカフェでアルバイトをしております。趣味はカメラで写真を撮ることです。」(たぶん30秒)

⇨この時点で面接官が何かしら反応してくれれば、おそらくこのレベルの自己紹介を求めていた可能性が高いです。しかし、この時点で何も反応がなければもう少し付け加えて話します。

(面接官の反応がなかった場合の続き)
私  「私の強みは相手の立場に立って物事を考える事ができることです。カフェではこの力を発揮し店舗表彰を得ることができました。本日はよろしくお願いします!」(ここまでで1分)

⇨さすがに面接官も何かしらの反応をしてくれると思いますがそれでも反応がなければ、ガクチカの話に進んでしまうか、「自己紹介はこれくらいのレベルで合ってますか?」と聞いちゃうのも手です。

ダメな例はひたすら喋り続けるです。これは会話のキャッチボールのできないのでコミュニケーション能力が低いと思われ兼ねないです。

3.逆質問

面接の最後に面接官から逆にあなたから質問はありますか。と聞かれる場面があると思います。こちらも準備が可能なので絶対に用意しておきましょう。

重要なのは"意図のある質問をすること"です。取って付けたようなその場凌ぎの質問は控えましょう。なぜその質問をするのか。という背景を先に説明です。また面接官がどういう立場の人か考えて質問することが大切です。

【一次面接】
面接官:人事部採用担当※1
逆質問:福利厚生、社員の雰囲気、勤務地、研修制度など
※1.若い社員であれば新卒から人事部配属の可能性が高いです。つまり現場で働いたことがあるわけではなく同期からの伝聞情報が主な場合が多いです。

【二次面接】
面接官:〇〇事業部管理職※2
逆質問:現場の雰囲気、部下に求めるもの、入社までに準備すべきこと
※2.現場の管理職であれば、実際の仕事内容の話を元にあなたの質問に答えます。福利厚生や研修制度について聞くべき相手ではあまりないのかも知れません。せっかくなので現場レベルの質問が良いでしょう。

【最終面接】
面接官:採用人事部長、役員、社長など※
逆質問:会社の今後の戦略、他社との差別化、配属について
※私は社長面接を受けたことはありませんが、採用人事部長や役員の方は色々な経験をしている方がほとんどです。仕事における経験談や、考え方を質問すると良いでしょう。

4.最後に(裏技)

最後に裏技というと大袈裟ですが、私が実際に最終面接で使ったテクニックをご紹介できればと思います。私の周りでもこの手法で通ったと4人ほど聞いてます。

その手法とは、強引に押し切るです!少しやけくそですが、オーソドックスな面接に慣れている幹部層には意外とウケルのかもしれません。以下、実際の流れを以下に書きます。ノンフィクションです。

*裏技の流れ
逆質問も終わり締めのタイミング
面接官「それでは面接を終わります。」
私  「最後に少しだけ意気込みを言わせてください!!」
私  「私は今日、就職活動を終える気で来ました。入社した際は必ず成長して、結果を出して、御社に貢献します!!よろしくお願いします!以上です!ありがとうございました!!」

上記のような具合いで最後の最後で意気込みをぶつけるという手法です。強引なやり方ですが、面接の内容的には落ちたと思っていたため半ばやけくそで意気込みを言い面接を終えました。

結果的には合格でした。当時の人事部長からは最後の意気込みを評価していただき「君に賭けてみようと思った」と言葉もいただけました。

大手企業では採用人数も200人300人は当たり前です。(私の企業でも当時450人)最終面接で半分に絞ったとしても最終面接で1000人近くが受けます。その中で多少面接の内容が悪かろうが、熱意のある人に賭けてみたいと思う面接官も中にはおられるのかもしれません。

私はこの手法を大々的に推すつもりはありませんが、こんな事例もあるんだくらいの感じで、手札として持っておくのはいいかもしれません。(責任は一切負えませんが)実際私の周りでもこの手法で内定を貰ったと聞く限りはアリなのかもしれませんね!



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