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470.管理職は目指す姿や方向性を示す!

今日もご覧いただきありがとうございます。
営業トレーナー&アンガーマネジメントコンサルタント
Office M & Rの坂山一哉です。

今日のテーマは

管理職は目指す姿や方向性を示す!」です。
前回、管理職になって最初に言われたこと!を書きました。
新米管理職といえども、自分のメンバーも周りのメンバーも、
管理職という目で見るもの。
だから新米やベテランなどは関係ないと。

そうは言えども、やはり新米管理職。
何から始めたら良いのか?わかりませんよね。

私も本当に戸惑いました。
だって前任者を見様見真似でやっているようなものでしたから。
そして管理職になって、3ヶ月が経った頃、あるメンバーが思いっきり不満を言ってきたのです。

「所長、あなたは何をしたいのですか?」と。
え〜〜!言っている意味がわからない!

どういうことかを尋ねてみると、
所長として、何がしたいのかわからないと言われたのです。

所長としてしたいこと?
部を円滑にする。
営業数字目標達成する。
コミュニケーションをいつでも取れる組織にする。
などです。

しかし彼が求めてきたのは、それらを達成するために、
所長としてどういう風に運営していくのか?ということでした。

そうなんです。
こんな部署にしたい。
こういう風に目標を達成したい。
など、具体的な方策を出せていなかったのです。

これは大きな失敗でした。
当時のメンバーのことは、何度も書いていますが、
上司登用時に15名メンバーでスタート。
新人はいない。一番年下でもでもすでに入社4年目。

私の心のどこかに、
「新人もいないし、みんなわかっているだろう!」なんていう勝手な甘えた考えや思い込みがあったのです。

そしてさらにこうも言われました。
「メンバー全員がちゃんとやってくれると思われているのなら、管理職はいらないですよね。」と。
この時は本当に、頭をが〜〜〜んと叩かれたような気持ちになりましたよ。

そうなんです。
所長として、
自分の組織をこんな風な組織にしたい。
目標達成するためには、○○ができる組織にしたい。

そのためには、▲▲が必要などの明確な目的・目標を示すことができていなかったのです。


考えればわかりますよね。
一緒に仕事するリーダーが何を考えているか?
どの方向に進みたいか?
何を望んでいるか?
など、ちゃんと示さないと、メンバーはオロオロするばかりです。


だからリーダーになったなら、まずは自分がどうしたいか?
どういう風な組織にしたいかを考え、メンバーに示す。

これが大事なことなんですよ!

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