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未来は環境も自分も変わっている
朝起きて寒いと感じるとともに、自分の体温で温まった布団が気持ちいい。
昨日は変な夢をみた。仕事の夢だったと思う。失敗を責められて、起きたときに目にうっすら涙がたまっていた。
でも、そんな夢も時間とともに忘れていき、窓をあけ冷たい風を感じるとすっきりした。
心の奥底ではまだ仕事に対する恐怖感があるのだと思う。これはすぐには消えていかないだろう。
わたしの悩みはいつも将来のこと。
昨日、兄の奥さんに会った。まだ子供も小さいから仕事との両立が本当に大変そうだ。朝早く起きてご飯を食べさせ、保育園のお迎えがあるから早く仕事も切り上げないといけない。仕事が終わらないことも多く、辞められるものであれば仕事も辞めたいと話していた。
そんな話を聞いていると、わたしには手に届きそうもない未来の話だと感じた。どう考えても今の体調で子供を育てることもできないし、仕事ができていたとして、こんなに浮き沈みの激しい親に育てられる子供のことを考えると可哀そうだと感じてしまう。
それに、子供が病気を患ってしまったらどうしよう、非行に走ってしまったらどうしようとか、産まない理由ばかりを考えてまた遠い未来のように感じてしまう。でも、産みたくないわけでもない。
そんな考えがめぐる中、「結局未来になったら、環境も自分も変わっているから、今は出来なくても未来はできているんじゃ」と淡い期待なんかも抱けるようになっている自分に気づく。
環境は変わらなくても自分は変わるし、自分が変わらなくても環境は変わる。
良い方向に変わったらラッキーと考えていけばいいし、悪い方向にいったとしてもその時にまた決断すればいい。
だから、結局今悩んでも、それは空想でしかないから、未来の自分にまかせちゃえって思っている。
実際、休職しはじめたときには、ひたすら未来が心配だった。復職できるか、辞めるべきか、辞めたら何しようとか。絶望の淵にいる感覚。ただ、復職するときにはしっかり業務調整もしてもらって環境が少し変わり、自分自身の考えも少しづつ変わってきた。これは休職し始めた自分には考えられない未来だった。
あの時の自分に言いたい。「今は体調を整えることに集中しよう。そうすると考える力も気力も少し戻ってきて、きっと納得のいく選択ができるようになるから大丈夫と。未来の自分にまかせて今は休め!」と。
まだまだ不安はある。でも未来の自分を信じるしかない。今は自分にできることをコツコツと。未来にできるかもしれない子供のことを考えたり、誰かの役に立ちたいと考える前に、まずは自分をなんとかしなければ。
そうしていたら、きっと未来の自分が言うはずだ、「わたし大丈夫だよ、なんとか生きているよ」と。
寒いとまた体がこわばって、肩こりや腰痛がひどくなるから、温かい飲み物を飲んでおいしいものを食べて今日はゆっくりしよう。
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