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正しい恐怖との向き合い方#復職OL
いつからだろう、わたしが人の目を異常に気にして、生きづらさを感じるようになったのは。
失敗したらどうしよう、嫌われたらどうしよう、仕事できないって思われていたらどうしよう、こんな場面ではこの振る舞い方でいいのかな、いやもっとこうすべきなのかな?
1日生きているだけで、あらゆる目を気にして、あらゆる考えに囚われている。毎日毎日そんなことを考えているうちに、いつしか人前に出ていくことに恐怖さえ感じるようになった。
歳を重ねれば、心も成熟してもっと生きやすくなると思っていたのに、成長するごとに生きづらさを増していった。
ただ、休職を経験して、カウンセリングを受けたり、本を読んだりしたことで、自分の認知の歪みにようやく気づくことができた。
復職してからも、あぁまた出来なかった、あの人に変な風に思われたんじゃないかって考える。それが苦しい。
そんな苦しい状況でも、うまく理性を取り戻せるようになってきたのは、”自分へ問いかけること””自分の考えのおかしさに気づいて指摘してあげること”ができるようになったからだ。
例えば、次の日出社で大人数の会議に出る時、前日は怖さで萎縮してしまう。当日も嫌だな、怖いなという気持ちに支配される。そんな時、「それは本当に恐怖に値すること?」「嫌われたとしてそれはあなたにとって重要なこと?」「人の目をそこまで気にするあなたは普通じゃない。」という形で自分に問いかけ、気づかせる。
大体、恐怖に支配されている時は、客観的に自分を見れなくなっている。でも、自分の恐怖は客観視すると、実はなんてことないことが多い。
そんな風に自分を恐怖から引き戻してあげられるようになった。
人の目を気にして病むほど人生において勿体無い時間はない。努力して人の目を気にしないということを意識的に頑張ってみたら、本当に気が楽になった。早く気づけばもっと生きやすかったのに。
自分は自分が認めてあげれればいい。どんなにダメでも、周りから嫌われても、自分だけは自分を甘やかしてあげよう。
世の中、自己中に生きた方がうまくいくことも多い。手に入れられることも多い。
人への配慮や親切は大事。だけど、その前に自分を認めてあげられないと、何も始まらない。
人生において、自己犠牲はしすぎないように。
人の目を気にせず、好きなことしてご機嫌な毎日を増やしていきたい。それが身の回りの人のためにもなるはずだから。
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