ガキ嫌いの僕④
これの続き。
子供っぽい人が嫌いな深層心理は、インナーチャイルド、つまり子供時代が未完了な人による一種の妬み、ということでした。
子供時代を早々に卒業せざるを得なかった人は、その抑圧された純粋な感受性の中に"自分が本当にしたいこと"、"自分はこう生きたい"が眠っている可能性がある、ということでした。
参考動画を今一度貼っておきます。
今日は、失った感受性をどうやって掘り起こして、自分が心からやりたいことをどうやって探せばいいかという話です。
動画内では、まずは"ただただ子供でいたかった"という自分の本音に気付くこと、そして当時ガマンしていた自分の好きなこと・やりたいことを当時の自分と一緒になって実践することで、抑圧されている部分が少しずつ解放されていくと言われていました。
つまり、思い残しに決着をつけていくということですね。
現在の橋本先生が、過去の橋本少年と一緒に駄菓子を買ってみたりキャンプファイヤーを見たりして、「あぁ、自分ってこういうことが好きだったんだなぁ」と、忘れていた純粋な感覚を取り戻していくんだそうです。
きっと多くの場合は、自分の子供と一緒に公園で遊んだり買い物をしたりする時に、昔の自分もこうだったなぁと気付かされて、子供の成長とともに自分自身も本当の意味で子供から大人に成長していくものなのでしょう。
しかし世の中にはそれが出来ない虐待親もいますし、刑事事件になる程ではないもののこうして心に悪い影響をもたらす子育てしか出来なかった(そういう子育てしか知らなかった)親もたくさんいるわけです。
しかも、もっと大変なのは、こうした子供時代の追体験は、1回やればそれで万事解決☆とはならない地道な作業である点です。
なぜなら、例えば今回の例で言う子供時代の抑圧は1回限りではなく、日々抑圧であり、何十年と時が経とうが勝手には治らず、現在の自分の人格を形成するほど影響力の強い出来事であるからです。
これに対して、子供時代の追体験をぐぐっと進められる方法があります。
それが、まさに僕が実践している"記憶の断捨離術"です。
記憶の断捨離術とは、過去の後悔やトラウマなど、色々な心残りに決着をつけるための瞑想法です。
ご興味のある方は、過去の記事をぜひ読んでみて下さい。
頂いたサポートは、僕のプロテイン代となり、文字通り血となり肉となります。 そうやってエネルギーを充足させられれば、きっとよりよい連載が続けられる気がします。