脱・自己目的化 ~苦労してナンボ?~

若いうちの苦労は勝ってでもしろ!
偉人の名言(?)です。

僕はここに"自己目的化"を見ています。
つまり苦労することそのものが目的になっているということです。
本来の目的はきっと、何か成し遂げるべき目的があって、それが苦労を伴う課題だったのでしょう。
そのうち、「こんだけ苦労してるんだから報われるはずだ」という思い込みからか、成功よりもわざわざ苦労することが目的になってしまっているケースは本当に多いです。


例えば、厳しく指導することが目的になって、上達にアタマを使ってない部活の顧問。
厳しいだけで意味のない決まり事を押し付ける子育て。

身の回りに、苦労の自己目的化、思い当たりますか?


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