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出社/リモート/ハイブリット 働き方の正解は何か?

久しぶりに時間的にタイミングが合ってしまって、もみくちゃになりました・・・通勤ラッシュ。
すっかりコロナ前に戻っていましたね。しばらくの間、人との距離感が遠くなった今、知らない人と体が密着する空間を数十分過ごすというのは、キツイな、と感じました。

コロナ禍で 強制的に始まったリモートでの仕事も 多くの企業では、出社に戻したり、ハイブリットにしたり、様々な企業の価値観で選択することができるようになりましたが、果たして、何が正解なのでしょうか。

改めて比較してみましょう。

★出社★
=メリット=
・直接会えることでコミュニケーションがとりやすい
・雑談ができる
・些細な質問をしやすい
・社通勤定期代が支給される
・社員用コーヒーや社内食堂などが使える
・電気代、文具品などの備品代は会社持ち
=デメリット=
・通勤ラッシュによるストレス
・人間関係によるストレス
・会社物件賃料、経費がかかる

★リモート★
=メリット=
・満員電車のストレスがなくなる
・通勤時間がなくなり、時間的な余裕ができる
・育児、介護など事情に合わせた働き方がしやすくなる
・障碍等で通勤できない人でも働くことが可能
・交通機関や天候その他にスケジュールが影響を受けない
・オフィスの賃料、光熱費、備品代などの経費削減
=デメリット=
・目の前にいないためコミュニケーションがしにくい
・電気代や仕事環境設備など各自で準備が必要
・仕事のON,OFFが取りにくい

★ハイブリット★
=メリット=
・自由度が上がる
・出社、リモートのいいとこどりができる
=デメリット=
・バランスが悪くなる
・使わなくても経費がかさむ

これ以外にもまだまだ出せばきりがありません。
会社独自の福利厚生などもあるでしょう。

いずれにしても メリットもデメリットも それぞれにあります。
会社の形態や働く人の特性など 業務遂行上、最も適切な方法を選択し、
またそれを社員たちにも合意を得られるように決断していかなければなりません。

どの方法が正しいのかは、新しさや流行りに乗るのではなく、どうあるべきかを合理的かつ論理的に考えればよいということになります。

どんな方法も うまくいくかどうかは、結局はそれを使う「人」次第でもあります。
制度は、それを使う人が使えるものでなければ、意味がありません。
制度やルールが定着しないのでは、せっかく考えて決めた良いものでも、結果がでなくなります。

制度を決める際には、
0.業務遂行上、適切な制度になっているか(これは基本)
1.従業員にとって使いやすいものになっているか
2.制度の意味を全従業員が理解できているか
3.会社も従業員も効果を実感できる制度になっているか

このポイントは、社内風土を作るためにもとても重要な観点です。
今一度 どの働き方が自社にフィットしているか、考えてもらえたらと思います。
その結果、選択された働き方が「正解の働き方」なのでしょう。



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