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社会人歴3年目PMが転職活動を始めた結果④〜失敗した地獄の面接編〜

前回の続き

書類選考へ進み、いよいよ面接を開始。
今回は、その中で本当に嫌だった地獄の面接について書く。
もしこれから未経験の職種に転職したいよ!という人がいれば、私を反面教師として頑張ってほしい。

始まりはスカウト

会社の口コミを見るために利用したOpenWorkへの登録が、地獄の面接の一歩だった。

OpenWorkは会社の口コミサイトでもありつつ、他転職サイト同様、求人が紹介されていたり、転職スカウトの連絡が来る。
転職スカウトの連絡は、登録した職種的なものに紐付いて、(自動で?)送られているような感じで、自分とマッチしてないものが多かった。

その中で、某有名外資系ITコンサル会社から転職スカウトがあり、給与や口コミを見るとよかったので、コンサルのコの字も知らないまま、軽率な私は興味が湧いたのだった

その後、スカウト先に連絡を返信、カジュアル面談へ(余談だが、この時代にzoomなどではなく、電話だった)。
電話で話が聞き取りづらかったのはさて置き、「未経験がおおい部署です!」「残業ほぼゼロです!」「何も分からなくても、研修3ヶ月くらいで覚えれば大丈夫です!」「案件をとってくるみたいな営業はしなくて大丈夫です!」という言葉に誘惑され、面接をすることに。

地獄の面接スタート

まず前提として、スカウトされた勢いで、コンサルについて知らないまま「スカウトされたし、とりあえず面接してみっか」と面接にいった私が悪い
また、面接前に「※ケース面接の可能性あり」という文字をみていたが、特に何も考えず面接に挑んだのだが、ここも深く考えておけばよかったと後悔する。

いざ、面接が始まり、軽い自己紹介が済んだ直後
これからいう会社の条件と課題を聞いて、15分ほど考え、解決策を提案してください
と言われ、私は一瞬にして面接したことを後悔した。

めっちゃ軽い気持ちで挑んだのに、疲れることしたくねーーー。
というのが率直な感想である。
時給そこそこあるであろう面接官の時間を奪っておいて、軽い気持ちで面接くるなよって感じだが。

今までプロダクト改善ばかりやっていたので、人事とかも含めた会社規模の改善の考え方など、1mmも分からず、この15分本当に辛かった。
やっぱtoCの仕事できたほうがワクワクするな〜と実感。
同時に、ここで心が折れない未経験者が、この会社に合っているんだろうと思った

この会社には行かないし、行けない

15分が終わり、考えたことを報告したら、やや半笑いで
「プロダクトの仕事だとこういう考え方しないんだろうけど、
私がもし上司だったら、〜〜〜と言いたいところですね」
全否定抽象的アドバイス?を賜り、メンタル弱いので心が折れた
(細かい内容は覚えてないけど、すんごいストレス来た1フレーズだったのは覚えてる)

私の考え方がそもそもコンサルからしたアンポンタンなので全否定するのはしょうがないし、そこまで行きたい会社じゃないのに面接受けるなよということは重々分かっているのだが
「そちらの会社の人に、未経験でOK!と勧められて面接を受けただけなのに、考え方も分からないワークをやらされ、挙げ句めちゃめちゃ上からアドバイスされ、何なんだこの時間は。てか、コンサルがどんな職種よりも崇高みたいな態度やめろや。」
と思い、この時点でその後の面接のやる気がマイナスに。

もともと途中報告→本提案(プレゼン)みたいな流れだったので、
5分が再び与えられ、プレゼンをして、一旦ワーク的なものは終了。

プレゼン後、なけなしのお褒めの言葉を頂戴しつつ、
普通の面接の質問ぽいものに移った。

ほぼ落ち確だろうし、受かっても次には進まないと思っていたので、
普通の面接の時間が虚無過ぎて苦痛だった。
面接官が年上ということもあるので、全てが上からのお言葉だったし、相手の話をひたすら「そうなんですね〜!!」と聞く接待みたいな時間だった。

面接で言われたことはほぼ覚えていないが
「今でも我々は紙で、やりとりしたり、提案しています」
というワードだけは覚えている。

地獄が閉幕

面接が終了した後、尋常じゃない疲労感が残った。
いい経験だったとは思いつつ、もはや面接がトラウマになるレベルだったので、その後の別の会社の面接への士気も超低下したし、高圧的な面接官が更に苦手になった。
未経験の職種を受ける場合は、本当に行きたいと思ってないと、辛い場合があることを学んだ

当たり前だが面接は落ち、その会社の別部署でPMぽいところの採用の推薦がきたが「もう採用受けるわけないだろ…てかPMぽい部署あるなら先にそっちを勧めてくれよ…」とそっとメールを閉じた。

一応、書いておくと、私はこの会社を嫌いにはなったものの、会社自体は勿論悪いとは思っておらず、自分の未熟さと浅はかさが悪いと分かっている。
私が本当にマッチしていなかっただけなので、マッチしてない人を振り落としてくれる、良い選考手段だと思う
すごい嫌いになったけど。
(前職の採用は「面接に来た人に会社を好きになってもらえるような対応を」がモットーだったので、ギャップが凄かったのもある)

その後

「残業ほぼゼロだよ!!」を散々言っていたが、後日、残業時間ヤバすぎて書類送検かなんかされてニュースになっていた
部署によるんだろうけど、よく残業ゼロと言えたなと思った。

こんな高圧的で辛い面接は他にはなかったので、
次は普通の面接の話を書こうと思う。

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