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「ビジョナリーカンパニー」を読んで

私は現在、メーカーで人材開発をしておりますが、3月からSaaS系の会社で人材開発をすることになりました。

転職が決まってから人材開発系の読書を始めて、「ビジョナリー・カンパニー」という本を読んでたので、今回はその感想をご紹介。

結論、めちゃくちゃ良かった。

人材開発系の仕事をしている方には絶対に読んでほしい1冊かと思います。


【読むことで得られたこと】

・正解のない世の中の一つの指針となる考え方を理解することができた

・会社の課題発見に繋がった

・経営視点で物事を考えることができ、視座が高まった

・自分自身の業務(人材開発、組織風土関連)と重ね合わせることで、よりリアルなイメージを持つことができた


【あらすじ】

ビジョナリーカンパニーは、著者のジム・コリンズとジェリー・ポラスが、1994年に発表した経営書です。フォーチュン誌やインク誌の企業ランキング上位20社の18社を対象に、5年間にわたる調査を行った結果をまとめた、経営の古典とも言える書籍です。


本書のテーマは、時代を超えて偉大な企業となるための条件です。著者らは、調査対象の企業をビジョナリーカンパニーと比較企業の2つに分類し、比較検討を行いました。


本書は、世界中で多くの経営者やリーダーに読まれ、経営のバイブルとして広く受け入れられています。時代を超えて偉大な企業になるためのヒントが詰まった、必読の経営書です。


【印象に残っている文章】

時を告げる予言者になるな。時計をつくる設計者になれ。

「ANDの才能」を重視しよう。

基本理念を維持し、進歩を促す

一貫性を追求しよう。

BHAG(社運をかけた大胆な目標設定)。


【感想】

私はYouTubeやWEBニュース等で経営者や人事著名人の動画や記事を見ることがあるが、その方々が言っていた言葉が連想されるようなワードがいくつも本の中から出てきたので、本当に経営者や人事関係者に愛されている本なんだと、思った。

また愛される理由として、調査方法への納得感が高いことが関係していると思う。誰も成し遂げたことがない手法でデータ集めや情報収集を行って、それを分析したことでこの世で価値ある書籍として今も尚、読まれているんだと思う。

結構分厚い本になるがサクサク読める感じで1週間程度で読み切ることができた。

自分の人生の中でも非常に記憶に残り、バイブルになりそうな書籍である。

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