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仕事を続けられるのは嫌いにならない自信がある事 #はたらくってなんだろう

他人の愚痴やツイッターを見たら会社の愚痴を言っている人が多い。
「上司うぜぇ」
「あいつ何なんだよ」
「休みつぶれた」
もう何度も言っている事だけど、そんな風に頻繁に呟いてしまうくらいなら転職してしまった方がいい。
転職するって簡単な事じゃないけど、本当にずっとこのままでいいのか?このまま心の病にかかってもいいのか?少なくともその人は幸せそうには見えない。
自分が行動しないと環境は変えられない。もしかしたら自分にはその仕事は合わないのかもしれない。

でもさ、みんな働く事自体は嫌いじゃないと思うんだよ。
本当に嫌いなのは「会社の人間」の方。
その人間と関わっているから、会社が嫌だってなるんじゃないのか。
実際会社自体は何も悪い事はしていない。
だから、そういうのがない仕事を選んだっていいわけです。
っていっても、独立するのは大変だし、そういう職って人気あるから、絶対に就けるとは限らないのだけど。
脱サラして独立したいって思っている人もいるけど、やってみて分かるけど実際お金を稼ぐなら会社勤めの方が楽だったりする。

■好きを仕事にしたいと思っている人がいる。
例えばゲームが好きならゲームを作る仕事がしたいとか、料理が好きだから調理師になりたいとか、その感情は普通の事だと思う。
そもそも自分が興味ない事をやったってなんもやりがいがない。
ただ、「労働は国民の義務だから何か働かないといけない」「働かないと生きていけないから仕方なくやっている」なんてそんな人生でいいのかと。それじゃあ仕事が嫌いになってくるのは当たり前だ。
これじゃあまるで心が死んでいる。
好きを仕事にしている人とか、自分に向いている仕事をやっている人、今の仕事を誇りに思っている人、それを踏まえて安定した収入を得ている人は本当に羨ましいと思っている。
夢があるなら、それを目標にしたっていいと思う。
正直言うと、店を持ちたいとか自分の会社を作りたいとかそういう夢はいくつになっても持っていいと思っている。
さすがにいい歳していつかアイドルになりたいとか年齢的に無理があるのでそういうのじゃなければ何でもいい。
独立するための資金を貯めるために働くとか、今の仕事をしてスキルや知識を身に着けたいとか何か目標がないと長続きはしないと思う。
その夢は叶わなくたっていいんです。仕事に対する情熱や何かの目標を持つというのは必要だと思うんです。
一度きりの人生だから挑戦したっていいと思います。人間が一番後悔するのは挑戦しなかった事だって言うくらいです。

■逆に好きを仕事にしたら嫌いになるから好きを仕事にしたくないという考えの人もいる。
これも間違ってはいない。
好きを仕事にするにしても、好きな事ばかりやるわけじゃない。嫌な事だってあるだろう。そしてそれが原因で嫌いになる事だってある。それが怖くてやりたくない人もいる。
だけど、好きを仕事にしたくない人って、その好きに対する度合いが違う。
好きを仕事にするという事は嫌いになる覚悟があるくらい好きかどうかだと思う。
↓これを分かりやすく説明するとしたら、
私は絵の関係の仕事をしたかったけど、依頼を受けた時に嫌な事をされたからって絵を描くのが嫌いになったわけじゃないし、辞めたわけじゃない。だから、嫌いになる覚悟はあったし、そう簡単には嫌いにならない自信もあった。
声活動は好きだけど、プロの声優にはなろうとは思っていない。自分がやりたくもない事をやらないといけないと分かって、その時点でプロになりたいとは思わなくなった。そして複雑な人間関係についていけない。それが原因で演技が嫌いになりそうだった。そうなるくらいならネット声優やっていた方がいい。勿体ないと言われる事もあるけど、私には演技が嫌いになる覚悟がなかった。
だから、好きな事だとしても嫌いになる覚悟がないなら、その仕事はやらない方がいい。絶対に嫌いになる。

声活動に関して嫌いになる覚悟がなかったのは、勿論始めた時期が遅かったからというのもあったかもしれないし、元々やろうなんて考えていなかったのもある。子供の頃から夢だったものをずっと続けたら愛着みたいなものはあるかもしれない。

やってみたいな~という仕事に限って所謂クリエイティブや芸術の仕事が多かったりすることもある。
だけどそう簡単に稼げる職業じゃない。
職業診断とかで芸術家タイプは社会不適合者って散々バカにしているけど、だったらそういう人にも芸術以外で向ている仕事提供してやれよ。その為の診断だろ。役立たずはとっとと死ねって言ってんのと同じじゃん。
でも本当に一番辛いのは芸術家タイプと結果が出て何の芸術の趣味も才能もない、何も作れない人だという事。
何も取り柄がないというのが一番辛いという事。
実際は芸術関係に興味を持っているだけ険しくとも道があるからまだ恵まれている方なんです。
ある診断では占い師やユーチューバー向いているって結果出たのに、別の診断では占い師やユーチューバーは向いてないとか出てきたので、どっちだよってなった。
職業診断結果がクソだったり望まない結果であれ、所詮は診断だから結局は仕事なんて実際にやってみないと分からない部分は多い。

正直言うとクリエイティブ系や芸術系はいなくてもいい職業とかいらない子として扱われても仕方ないかもしれない。
だって娯楽なんてなくたって人は生きていける。
でも、娯楽は必要かと言われたら、私は必要だと思っている。
娯楽がない世界って、テレビもネットもゲームも音楽も雑誌も遊ぶ場所も全くない世界って事になる。
つまり趣味とかそういうのが全くないうえに、物のデザインも質素で面白みもないつまらない世界だという事。
どんなに無趣味の人でも、テレビや動画を見ることはあるし、音楽だって聞いたりする。
災害でテレビが見れなかったりスマホが使えなかったりすると
「こういう時にこそ娯楽が欲しい」
と求める声が多い。
それだけ娯楽というものは生活に潤いを与えてくれる存在だからだ。
例え娯楽のない世界があったとしても、絶対誰かがそういう娯楽を作ると思う。
娯楽ほどコミュニケーションツールとして使えるものはない。
趣味が一致しているのがきっかけで仲良くなれる事もあるし、出会いだって趣味で繋がりやすい事もある。


それと安い値段にはそれ相応の質の悪い客が多くて高い値段にすると客質が良くなるというのは本当かなって思う。
ハンドメイドで作ったものとか、基本的に高めに設定されているけど、自信がなくて安く設定する人もいる。訳アリ商品だったら安くしてもいいのかもしれないけど、そればっかり扱うのはやっぱりまずいかなって思う。
無料で扱えば、有料にしたら誰も買ってくれないなんてこともある。
だから、自分がしんどくなるだけだし、もう少し高く見積もった方がいい。
ハンドメイド品なのに値切ってくる人もいるし、高すぎると文句を言ってくるのは安い客だと思う。
あと私は「たとえ仲のいい友達にLINEスタンプとか大量の絵を描いて欲しいって頼まれたら何かしらの報酬は貰うべき」って言っている。実際に経験したら分かるけど、あの量はマジで大変だから、どんなに低クオリティなイラストしか描けなくてもあれをタダで描くなんてとんでもないです。それだけ時間を使っているから下手くそでお金取れないレベルであってもその時間の分の報酬は安くてもいいから貰った方がいい。ご飯おごってもらうとか何か欲しいものを買ってもらうとかでもいい。それでも報酬を一切くれないとか、そいつとは友達辞めた方がいい。その人はあなたを安く見ている、見下しているという事になるからだ。

もしもクリエイティブや芸術系の仕事をしたいなと思っているなら、成功したいならそれはあまり人には無闇に言いふらさない方がいいかもしれない。
特にリアルの人には。
絶対に否定的な事を言う人がいる。そんな仕事で稼げるわけないとか現実見ろとか言ってくる。
それで挑戦する事を諦めてしまう人だっているし、自信を無くしてしまう事だってある。
他人がどうであれ、結局は自分がどうしたいかが一番重要だ。
かといって、人に迷惑をかけていいわけじゃない。やるべき事はちゃんとやらないといけないだろう。

今なら昔と比べたらそういう仕事はやりやすくなっている。
やりたいことが多すぎて結局何がしたいの?って思う事もあるかもしれないけど自分なりの考えがあって、今は詳しい内容を言う事は出来ない。これは言いふらさない方がいいと判断しているからだ。
それはまあいつか分かるだろう。

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