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自分を褒められない人

自分のことをなかなか褒められない人をよく見かけます。

謙遜しているだけなら良いのですが、
心の中でも本当に褒められていないなら、
それは自分というお花に水をあげられていないということ。

他人から時々もらえる褒め言葉だけで、
本当に少しの水だけで必死に生きている花なのです。

その他人の評価ですら、社交辞令と解釈して、
さらに水を減らしている…
あなたは大丈夫ですか?

今日は自分を褒められない理由、
自分を正しく評価できない構造についてお話ししていきます。


正しく比べられていますか?


例えば、あなたがライバル視しているAさんと
密かにテストの点数で勝負をすることにしたとします。
Aさんにはこの勝負のことを特に知らせていません。
自分の中で勝手に勝負しているだけです。

あなたが徹夜して頑張ったにもかかわらず、
結果、Aさんはあなたより良い点数を取りました。
Aさんは82点。
あなたは78点。

あなたは非常にガッカリします。
「あんなに頑張ったのに…。やっぱり私は何をやってもぱっとしない…。」
Aさんとのテスト勝負は、あなたの自信を無くす思い出となってしまいました。


さて、お察しの良い方なら何か引っかかっているかもしれません。
このストーリーには情報が足りない!と。

実はこのテストはAさんの得意科目の数学のテストでした。
Aさんはよく100点を取ります。
ですが、今回のテストは前日まで遊びすぎてしまって、
本番も寝不足で凡ミスをたくさんしてしまいました。

一方のあなたは数学が大の苦手で、
これまでは60点台を彷徨う成績で、赤点を取ることもありました。
本当に頑張って勉強しました。
そしてついに今回のテストで初めて平均点を越えることができたのです。

自分の内面を見ていない評価


もしこの「あなた」が、あなたのお友達だったら、お子さんだったら、
おそらくたくさん褒めてあげられますよね?
この経験で自信を無くすのがもったいないこと、
容易に気付くことができるのではないでしょうか。

他人事なら気付けることも、
自分事となるとこのような評価になってしまっている人は本当に多いと思います。


このストーリーの中の「あなた」は大きく2つの問題があると思います。

  • 間違った目標設定
    目標とする基準(Aさん)のことを理解しておらず、
    高すぎる目標を設定してしまっている。

  • 自分自身の成長を評価する手段が無い
    自分自身を評価の基準にしていないので、
    自分の成長に気付くことができていません。


高すぎる目標は満足感や達成感を得られず、挫折を引き起こします。
また、ここで確実に勝てる相手を選んでも、
あなたが努力せずに勝ったのなら、
それはあなたの成長にはつながっていないということです。

このストーリーは単純な例かもしれませんが、
同じことがそこら中で起きています。

  • 受験での合格/不合格

  • 学歴、キャリア

  • SNSのいいね数

あなたはしっかりと自分の成長を感じ、
それを褒めてあげられているでしょうか。
他人と結果だけを比較して、自信を無くしてはいないでしょうか。
水をあげられているでしょうか。

私たちは結果で評価され続けてきた


残念ながら、世の中での評価は結果で判断されることが多いです。

なぜか?
それは、簡単に判断できるからです。

受験生の過去3年間を一人ずつ振り返っていては、
いつまで経っても合否を出すことができません。
初対面の人が自分の会社にふさわしいか判断するのに、
履歴書を読む以上の時間を費やせません。
他人からの評価には限界があるということです。

だけど、そんな世界に慣れすぎてしまったあなたも
いつの間にか自分自身を結果で評価するようになっています。
結果で評価するのは、短時間で済むし、分かりやすいからです。

じゃあどうすれば良いか?

それなら、自分自身の評価もできる限り分かりやすくするのが良いのでは?
私はそう考えています。
自分の成長を数字などで確認できたら?
自分の変化を目で見て感じることができたら?

私にはかれこれ10年くらい掛けて書いてきた秘密のノートがあります。
自分の変化に気付けるノートです。
そんなノートのことを次回はお話ししていこうと思います。
是非読んでみてくださいね。
(続きは後日!って方は、是非フォローをお願いします!)


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた。
Genie Granny(ジーニーグラニー)

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