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読み書きが困難、と一言ではいうけれど…

 本日はかねてから気になっていた、名古屋市内にある“発達性ディスレクシア支援センター”の吉田先生と明石先生にお話をお伺いすることができました♪︎ お忙しい中お二方の先生にはZoomにてお時間を割いていただき(延長までしていただき相手してくださり、)感謝感激です。

 お話しを伺いながら、今まで自分が行ってきた対応はまちがいではなかったんだなぁと、安堵の気持ちでいっぱいになりました。何よりも、センターさんでは評価後に希望があれば学校側にレターを出すことも行っているので、それがどんなに親子さんにとっては心強いことであろうと、大変うれしく感じました。

 お二方とも素敵な先生で、Zoom終了後に私の胸の中がほわっと温かくなりました。

 私自身、幼児さんのセッションでは“聴く”力と共に“見る/視る”力にもかなりの注意を払っているのですが、就学後のお子さんですと視覚認知の面からはもちろんですが、学校の先生からは“音声読み上げソフトさえ使えれば解決するのでは?”と言われてきたお子さんでも、困り事の内実は、速く読み上げられるけれど文末で勝手読みをする・速く読み上げられるけれど内容理解ができていない、文字は追わず読み聞かせにしてもらっても内容理解は依然不十分、実は語彙力が乏しい、音韻認知がまだあやふや、など、純粋な読み書き障害以外にも他の問題も潜んでいることがあり、多種多様です。また、ASD的特質を持つお子さんだと読解の面などではそもそも場面や登場人物の背景を把握する時点で独自の捉え方(や思い込み)をしてしまっていて模範解答につながる前提の理解からはズレている、ということもあり得ます。 

 そのお子さんに合った適切な学習方法は何かなと、目を皿のようにして?見守っている日々です。そんな時に助けになるのが彼ら彼女らの“推し”(笑)。淡水魚博士、危険生物博士、ボカロ推し、ジャニオタなど、やはり好きなものがモチベーションの入り口になることは多いので、好きなこと・ものがあるって素晴らしい、と、話は逸れましたが思うのでした♪︎

 日時の都合で参加かなわずご質問を預かっていた知己の心理の先生(改めてセンターさんのお名前を私に思い出させてくださった!)と同業STの先生に申し送りをして、午後の仕事に向かおうと思います☆

 ◇センターの吉田先生より、「ときどき鶴舞図書館で相談会を行ってますよ、気になることがある方はお気軽にどうぞ」と嬉しい情報もいただきました。

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