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• 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 第1版(令和元年度厚生労働行政推進調査事業費補助金 新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業 一類感染症等の患者発生時に備えた臨床的対応に関する研究)

こんにちは。総合診療医のDIOです。(https://twitter.com/generection1)

今日は厚生労働省から出されている、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 第1版(令和元年度厚生労働行政推進調査事業費補助金 新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業 一類感染症等の患者発生時に備えた臨床的対応に関する研究)について、私見も込みで勉強していこうと思います。

さて、このTweetに記載の通り、COVID-19には様々なガイドラインが出ています。中でも今回取り上げるものが最もまとまっていると思います。

臨床像、診断、治療などから、どのように日常生活を過ごすべきかまで網羅されていて、一般の方にもとても分かりやすく記載されています。

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Johns Hopkins University (JHU)のコロナMapを用いて説明されており、流行が分かりやすいです。しかし、この時は驚くほど流行っていませんね…💦

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病原体について。SARSもMERSもコロナウイルスですが、この時には致死率が高すぎて収束自体ははやく終わる結果になりました。日本にも来たらどうしよう!とかなり騒がれましたが、結局流入もなく終了したと記憶しております。

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この時には下痢等の消化器症状は少ないだろうという報告でしたが、その後10%程度なのではないかという報告もあり、消化器症状だからといってコロナを否定出来るわけではありません。

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高齢者・基礎疾患のある方はやはり致死率が高いので、注意しましょうね!という報告とその致死率が分かりやすく記載されています。

ああ、願わくば皆さんしっかりと基礎疾患を治療してくださいね。。。

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血液検査・画像検査の特徴も示されていますね。PCTは上がらないのか、なるほど🤔

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アビガンの臨床試験と、さらなるお薬の開発が望まれます…。どうしても新しい病気なので、これについてはもう少し報告を待たざるを得ない側面もあります。

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はい。そして今問題となっているのが、病院でのPPE不足などですね。ケアに当たった医療従事者の感染率は、海外では20%とも言われており、医療崩壊とは何か、を如実に表していると感じます。

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現在は退院基準は自治体によっては少し異なりますが、そもそも検査もしんどいですし、かからないように不要不急の外出を控えたいものですね。

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日々情報はupdateされていくと思いますが、しっかりと情報収集していきたいと思います。

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