185cmの天使と会って確信したこと
(この記事は2分で読めます。)
こんにちは。
ジェンダーレス母ちゃんの中村 炎です。
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先輩お久しぶりです
最近、会いたい人に会えて、神様に感謝する日々だ。
昨日は、部署が別で しばらく会えていなかった大好きな先輩に、研修で会えた。
研修自体は別部屋だったけど、
お昼が一緒になったので、久々にお話ができた。
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長身イケメンは天使
Tさんは、世間的には男性。
185cmの長身に、麗しい顔面、
放っておけば完全にただのイケメン。
でも、
実は、とても、ラブリーな…本当に天使のような人。
天使、でもデカい!ほんでイケメン!
ってことで、まるで
大きい犬みたいだなぁ、なんて思ってる。
可愛いデカいデカい可愛い。
イケメンすぎる見た目とは裏腹に
ミッキーが寝んねしてる大きな人形を鞄にぶら下げ、
ピンクの服をサラリと着こなす 大きい犬。
可愛いったら無い。
昨日は研修だったので、スーツに身を包んでいて、一見ただのイケメンだったが、ひとたび話しかけてみたら、やっぱり天使だった。(デカい)
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マイノリティな お天使
でっかい天使は、かなりマイノリティ。
と言っても、
トランスジェンダーでもなければ、
Xジェンダーでもない。
でも、
子供を産んでみたいし、
胸もあったら嬉しい、
朝起きて、体が女性になってたらいいのに、
って思ってる…。
ご自身でも自分が何者なのか分からなくて、
40になってもまだモヤモヤしてる、そんな人。
Tさんは、とても頭がいい。
東大を大学院まで出ている。
頭が良いからこそ、常に色んなことを考えてしまって、
頭の中が整理しきれてないようだ。
数年会ってなくても相変わらず、頭の中は考え事で いっぱいで、なんだか安心してしまった。
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サラリとカミングアウトしてみた
Tさんになら話せそうと思って、現状を話してみた。
想像通りTさんは、私を全く拒否することなく、
ふむふむと聞いて、1つだけ質問をした。
「それって…本当に…そう…決定…なの?」
この質問に、Tさんの今までの苦悩が見えた気がした。
きっと、
男であるのに可愛くあることを、
男であるのに子供を産みたいことを、
男であるのに胸が欲しいと思うことを、
自分の数多ある知識を総動員して分析しようとしたけど、まだ解決できていないんだろうな…
それを、結婚して子供をもち、幸せに暮らしてたハズの後輩が、
「私、Xジェンダーなことに気がついたんです。」
なんて、あまりにサラリと言うもんだから、
Tさんの中で小さくパニックを起こしてることはすぐに分かった。
でも、私なんかよりももっとマイノリティなTさんの姿を見て、確信した。
「決定もなにも、何がどうなったらこのカテゴリーに決定、なんていう世界ではないと思うので、自分がどう思うかで生きていいと思います。」
うん。そうだよ。
男とか女とか、
Xジェンダーだとかトランスジェンダーだとか、
ゲイだとかレズビアンだとかバイ・セクシャルだとか、
ノーマルだとかストレートだとか、。
別に自分をカテゴライズする必要なんて無いんですよ。
私はたまたまXジェンダーというカテゴリーの特徴が自分と一致していて、そう自認することで生きやすくなったからしているだけで、
あなたがその複雑な状態を、何かの型に押し込まなくていいと思う。
あなたは、どんなあなたでも、あなただから。
もっと話したいところで休憩が終わってしまって残念だったが、
Tさんと、Tさんに会わせてくれた神様に、ありがとうをした。
自分らしくいていいって思わせてくれて、ありがとう、と。
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