SNSでの本の紹介4 7 小池陽慈 2023年8月15日 15:46 太宰治の師匠としても有名な井伏鱒二。「山椒魚」や「黒い雨」も名作ですが、私はやはり、「遙拝隊長」を強く推したい。舞台は戦後で戦争は直接は描かれないものの、戦争の虚無をひしひし感じさせる傑作なんです。井伏鱒二/著 『遙拝隊長・本日休診(新潮文庫)』 | 新潮社 https://t.co/WqPjFx9e9I— 小池陽慈 (@koike_youji) August 15, 2023 新書というメディアの為し得る仕事、その最高峰の一つが、この一冊だと思っている。戦争にはロマンも物語もない。あるのはただただ、無意味で惨たらしい死ばかりだ。絶対の虚無なのだ。日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実 -吉田裕 著|新書|中央公論新社 https://t.co/xwPFIYIhIh #中公新書— 小池陽慈 (@koike_youji) August 15, 2023 信頼の〈ちくまプリマー新書〉に、またまた名著が爆誕。和泉悠『悪口ってなんだろう』著者は言語哲学者ですが、本書の通奏低音は、多分、現代社会への怒りと人間への愛です。《より良き民主主義》を明日へと託す。そんな熱い意志に貫かれた一冊。強烈に推薦します。https://t.co/Ce9RTiNDkW pic.twitter.com/Jm3nUPNAnD— 小池陽慈 (@koike_youji) September 16, 2023 「文学とは何か」など定義できないのと同様に、「詩とは何か」を述べる普遍的な本質などない。そして、私にとって──詩誌『詩と思想』の投稿欄で彼女の詩を読んで以降──詩とは、まず第一に、草野理恵子である。『有毒植物詩図鑑』(しろねこ社)『有毒植物詩の花束』(しろねこ社)読んで狂おう。 pic.twitter.com/hC6YeD55Vv— 小池陽慈 (@koike_youji) September 15, 2023 松崎史周『中学校国語教師のための 文法指導入門』(明治図書)、読了!… pic.twitter.com/e2UTCzKCxW— 小池陽慈 (@koike_youji) October 4, 2023 1ページだけでもいい。どうか皆様、この本を、どこかで手にして、そして、目を通してください。お願いします。ガザ通信 | サイード アブデルワーヘド, Abdelwahed,Said, 真理, 岡, TUP |本 | 通販 | Amazon https://t.co/QPlq7wZw7P— 小池陽慈 (@koike_youji) October 8, 2023 今パレスチナで起きていることは、こうした文脈のなかに位置付けて見なければならない。70年。70年にわたる「漸進的ジェノサイド」。いまだ進行中の民族浄化だ。 https://t.co/0oJmCFVH0p pic.twitter.com/01pd7XHm0i— 小池陽慈 (@koike_youji) October 9, 2023 まだ半分くらいまでしか読んでいないけど、山本冴里『世界中で言葉のかけらを』(筑摩書房)、はんぱなく良いよ。人前で泣くのを恥ずかしいと思う人は、外で読まないほうがいい。日本語教師である筆者が出会った様々な「日本語」をめぐるエッセイ。私は文学として読んでいるよ。https://t.co/ZKsYHIPscM pic.twitter.com/GueJVlJygG— 小池陽慈 (@koike_youji) November 16, 2023 ダウンロード copy #読書 #おすすめ本 #本紹介 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート