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Z世代社員に聞いてみた!Z世代の購買行動~電化製品編①~

はじめに

Z世代の購買行動について、このnoteをご覧になっている皆さんはこんなことを聞いたことがあるのではないでしょうか。
「Z世代はまず商品についてよく調べ、検討してから購入する」
「Z世代は周りが良いと言っているものというよりも、自分が信頼している、好きになった商品を購入する」
…でも実際、Z世代に購買行動について聞く機会ってなかなかありませんよね。

そこで今回、弊社のZ世代マーケター(1~2年目社員)に、実際直近で購入したものについて「どうしてそれを買ったのか?」「どうやって購入に至ったのか?」を聞いてみました。

実際に聞いてみないと分からない、Z世代のリアルなお買い物事情をお届けします!
今回は第一回、電化製品編です。
ファースト東京メンバーの座談会の様子をお届けします。

座談会メンバー

今回の座談会は、株式会社ファーストの東京オフィスに勤務する
1年目社員4名+2年目社員1名で行いました。

1年目のNさん、Yさんはお菓子メーカー、Oさんはタイヤメーカー、Kさんは家電メーカーを担当する新人マーケターです。
インタビュアーは2年目のSが担当しています。

SNSの評判も大事、でもやっぱり○○が大事!

S:最近買った家電を教えてください!
Nさん:iPadを買いました。パソコンの代わりになりそうだなと思って。
Yさん:ヘアアイロンを買いました。
Oさん:私も同じくヘアアイロンです!
Kさん:同じくヘアアイロンです。
S:ヘアアイロン率が高い!実家暮らしだったりすると自分で買う家電って、デバイス系か美容系になってきますよね~。

S:ちなみに、購入する前にどのくらい商品について調べましたか?
Nさん:実は自分では調べていなくて…親が調べてくれました。
Yさん:私が買ったものは親戚の人が使っていた商品で、もともと品質が良いことは知っていました。一応検索で1時間くらいは調べました。
Kさん:Instagramで、思い立った時に調べていました。おすすめのコテランキングを紹介する投稿に載っていたものを最終的に買いました!
ただ買った商品は調べて初めて知ったわけではなくて、高校時代から知っていたものです。
Oさん:一瞬も調べてないんです…ヘアアイロンは熱くなればいいと思っているので、ZOZOTOWNで一番安いものをぱっと選びました。

商品購入前にインターネット検索やSNSで評判を調べるという行動はもちろんZ世代にとって当たり前に根付いているようですが、一方で、親しい人が使用している、親がおすすめしている、昔から知っているといったリアルな情報による信頼感が購入の後押しになるようです。
ただ、そもそもこだわりがない商品は調べずに購入するという場合も。

リユース品、環境配慮…実際のところは?

S:家電製品の購入を検討している中で、リユース品を買おうという選択肢はありましたか?
Nさん:検討はしたんですが、使用感が気になってやめました。この先ずっと使うものなので新品の方がいいなと思って。
Oさん:ちょっと安いブランドを検討することはあるのですが、リユース品は買わないです。そもそもリユース品自体に抵抗があります
Kさん:私は抵抗がないのでフリマサイト等はチェックします。
S:なるほど~。

S:ちなみに、Z世代は環境問題への意識が高いとよく言われますが、実際はどうでしょう?
全員:う~ん…。
Yさん:実際、その商品が環境にいいかどうかを意識して買い物をしたことはほとんどないかもしれません…。
リサイクルされた素材を使っているから少しオトク、といったようなものは買うことがあります。やっぱり安さが一番ですかね。
S:やっぱり大学生、新卒くらいの年齢だとまず安さを気にしちゃいますよね…私もです。

Z世代はフリマサイト等を活用したリユース品の購入を賢く使っているということがよく言われています。今回インタビューした1年目の皆さんの中でも、買い物の際にはフリマサイト含めて検討するという方が多くいました。しかし今回のような家電といった高額で長期間使うものについては、やはり新品の方が好ましいようです。
また、Z世代は環境問題への意識が高く、購買行動にもそれが現れるということがよく言われていますが、実際のところ意識しているメンバーは、今回はいませんでした。
大学生や新卒1年目という年齢では、まず経済的に難しく自分ゴト化できないという状況が十分ありえます。

おわりに

今回は、「家電製品」をテーマに、購買行動についてZ世代メンバーと話してみました。
広く言われている「Z世代とはこういうもの」といったイメージとは異なる、Z世代のリアルな生活が見えてきた気がします。


次回はお菓子編①大阪メンバーによる座談会の様子をお届けします!
お楽しみに!


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