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断捨離はその後の兆しがポイントだった。「好みとこだわり」を変えたらサロンがパワースポットになった話

サロンの経営がなかなか起動に乗らなかった頃(詳細は前前前回からの記事をご覧ください)、ラストチャンスとして、馬車馬のように働いた私に、ふわっとやって来たチャンスに乗ることに決めてすぐ、「サロンのインテリアをリニューアルしてみたらどう?」というアドバイスをいただきました。

貯金通帳の残高を見て、ぐっ…と、ぎゅうぅ~…となりましたが、この時には運が動き始めたことを自覚しはじめていたので「気持ちとしては払いたくないなって思うけど、でもこの流れに乗っかった方がいい気がする…!」と感じて、いざ、リニューアル!

早速、スピリチュアルの勉強を教えていただいている先生にアドバイスをいただくため(先生はエステサロンも開業されていました)、サロンの写真を見せると、「殺風景すぎ…!女性が“わあ~っ”と感動する要素、無さすぎ!」と、強烈なダメだしをいただきます(笑)
当時のサロンは白を基調としたTHE シンプルで、今振り返ってみても、白が目につきすぎて、逆に落ち着かない印象を与えていました。

特に個人事業主の職場やサロン、生活するお家は、そこで過ごす人や家族みんなの意識(感情や思いこみ)が、影響し合うと言われています。この時、衝撃的なご意見をいただきましたが「私の心は、こんなに殺風景だったのか。不安になったり落ち込んでばかりで、感動や喜びや情熱が、凄く少なくなっていたんだな」と、やっと、何かが違うことを自覚することが出来ました。

リニューアル前の殺風景なサロンも、当時の私にとっては、大切に選び揃えていた“つもり”でいました。でも、サロンにちゃんと向き合うと、「お客様がリラックスできる空間にしよう」の他に、「お金に余裕が出来たらもっといいものに変えよう」「掃除が楽にしやすいような配置に」「広く見せるために出来るだけものを置かないように」「綺麗に見せたいから明るい色を」…と、お客様に喜んでもらうことから離れた言葉が出てきて、おいおい、誰のための空間なんですか?と言いたくなるような状態だったのです。

しゅーん

緊張や完璧主義、感情を抑えていたり秘めている…などの意味を持つ「白」を、好きと言うか無意識に使っていたことは、考え方を修正する兆しだったにも関わらず、自分に余裕がなくなって、口だけで綺麗事を言いながら、行動や本当の意味で与えることを、疎かにしていた自分の未熟さが、とっても恥ずかしかったです。

そこから、現時点で私が出来る最大限の「与えること」は何だろう?と考えて、空間を作り直すために、自分だけに都合のいい考え方や、「お金が入ってきたら1番いいものを買おう(金運を下げる考え方のひとつ)」という意識は統合していって、次が来るまでのキープみたいな買い方をしていたものは全て断捨離をしました。

(ちなみに、白がダメという意味ではありません。他の色も同様ですが、色は心身に様々な影響を与えてくれ、自分を変えるきっかけに、人に自分をアピールする時にも助けてくれます。)

ものも感情も思いこみも全部、さよならー!

あらためて、「お客様の心身が癒され、サロンの帰り道に“また、頑張るぞ~”と思えるような最高の空間を作ろう!」としっかりがっちり決めてから、行動(コンセプトを考え直す&お買いもの)へ。

お客様の喜ぶ姿を思い浮かべながらアイデアを出していくと、今までの自分が選ばなかった色やデザインが気になりはじめ、変化が起きる兆しを感じます。

ちなみに、そよ風のような“兆し”は、何かに誰かに対して「好き」「大切」「これだけは譲れない」という思いに囚われすぎていると、せっかく、もっとよくなるためにやって来た兆しを受け流してしまいます。基本的に、人は変化や手放すことが苦手なので、無意識にスルーしてしまいますが、兆しはどんどん分かりやすく大きくなっていきます。そう、思わず動揺しちゃう出来事「ピンチ(チャンス)」と感じることがやって来るんですよね、過去の私のように…!(前前前回をご参照ください)

ピンチを回避するためにも、「いつもと違うアイデアや考え方が出てくる」「普段当たり前にしていることに、ふと疑問を持つ」「意外な人にアドバイスや助言をもらう」といったことが起きると、何かの兆しかな?と、最近の私は意識するようにしています。好きと執着は似ているけど全く違うように、普段から自分の「好き」「大切」の純度を確認してみたり、違う視点でとらえようとすることは大事だなと思います。

でも、自分の感情を疑うことは、自分を否定して責めるために行うことではありません。馬車馬時代からの学びもあり、「大事な自分のために、この考え方でいいのかな?そこに恐れや執着がないかな?」と、小さな人に優しくたずねるように、敬意をもって自分と対話を行うことで、沢山の兆しに気がついていけます。

自分の中の、小さな人との対話

そんなこんなで断捨離後、変化の兆しを受けとった私は、サロンを立て直すという大切な目的のために、自分の「好み」や「選ぶもの」を変えていきます(ここでの詳細は省きます)。


ここで少し話が逸れますが、新しいものを購入する裏技(?)のようなものを1つ。お店に足を運んだり、オンラインショップで検索する前に、「お客様が、最高に幸せになるもを教えてください」と祈ってから検索していくと、更によいアイデアが広がったり、予算に合うイメージ通りのものがスムーズに見つかるので、おすすめです。祈りの言葉の「お客様」を「私」や「○さん」など、変えてみてください。

祈って選んでも「失敗したっ…!!」と思うこともありますが、どんな小さなことでも無意識ではなく、意図して祈ったことが、どんな結果をつくったか?をフラットに受けとめていくことで「現実は自分が100%つくっている」という、スピリチュアルの超基本も身についてきています。

愛を与えると、愛が帰ってくるな~!

さて、リニューアルから暫くした頃のこと。お客様から「何だか深く癒されるようになった」「他のサロンとは違う感覚がする」「ここに来ると必要な情報や答えが見つかる」「パワースポットみたい」と、居心地のよさをお話してくださる方が増えていきました。
中でも「すべての位置が、ちょうどよく、ぴたっと配置されている感じがしますね」と仰っていただいたことがあり、私が「最高な空間にする」と意図して、探して購入したものたちに、「サロンに来てくれてありがとう。さて、どこに置こう?」と思っていたら「あ、私の場所はここです」と主張される感じがして、全ての配置がすんなり決まってあんまり悩まなかったことを思い出しました。


地球の恵みでもあるアロマオイル(精油)やパワーストーンも含めて、洋服もペンもシャンプーも、全ての“もの”には、人に性格や得意分野があるのと同じようにそれぞれが性質を持ち、生み出す人たちの思いや、扱う人の思いも影響して存在すると言われています。

「願って、行動して(購入)、感謝する」というシンプルなことを徹底して行ったら、私の発した願いが、それと同じような思いでつくられたものと出会わせてくれ、その出会いに感謝や喜びを感じていると、自分が空間(サロン)にある全てと調和して、軽く明るいエネルギーが広がっていく感覚はなんとなく感じていましたが、ここまでのプロセスを全く伝えていないお客様にもちゃんと伝わるんだなあと分かって、うれしかったです。

もちろん、現実もはっきりと変化が現れました。ご来店していただくお客様の雰囲気や年齢層ががらりと変わって、売上はリニューアル翌月には倍になり(副業も全て卒業出来ました)、そこからも上がっていきました。全力で頑張った馬車馬時代の3ヶ月間は、結果としてサロンを継続出来る流れとなり、本当にうれしくて、ありがたかったです。

人は、自分の発している波長と同じものや、居心地よいと感じる波長に、無意識に惹きつけられます。

みんな繋がっているからちゃんと伝わるんだね

今も、サロンにあるものは、全てが高額という訳でもなく、コンセプトとはちょっとずれる雰囲気の開運グッズもちらほらあるし、プロが見ると「なんかちぐはぐしているなー」と思われそうですが、私が願って愛から選んだものたちが存在する空間は、浄化や断捨離をしながらベストな状態を更新させています。


今回、私の体験談として、サロンのリニューアルのお話をさせていただきましたが、お客様の施術中に、ぱっとお部屋の感覚が伝わってきて、「環境を変えたら、この背中のなんとも言えない重さはなくなりそうだな…、ご家族の仲が落ち着きそうだな…」と感じる方には、お引っ越しや、断捨離、カーテンの開閉についてや、空間と体の浄化方法など、その方に合ったお話をさせていただいています。

肉体も心も、あらゆるものと影響を与えあっている

お家や職場の机など広さに関わらず、自分自身のため、一緒に暮らす方のためにも、自分の愛をあらわすように、場所をととのえて、最高の癒しパワースポットに変えてみてください。

その素晴らしい場所で、ただただご機嫌に過ごすことが、沢山の人や場所やものから、さらに多くの幸せと豊かさを受けとって行く体験へ導いてくれます。


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