見出し画像

プラネタリウム「宇宙劇場」①銀河系ツアー〜宇宙に輝く星雲、地中で輝く宝石は似ている(かもしれない…?)

※郡山駅前にあるプラネタリウム「宇宙劇場」のプログラムについての感想です。今回紹介する「銀河系ツアー」は8月末で終了し、現在は別の番組が投影されています。先日亡くなった漫画家の松本零士氏のアニメ作品などが上映されているようです。それも見てみたいな♪

以前アップしたAPRIM2023パブリックレクチャーの記事を「スキ」してくださった方、ありがとうございます。2023年9月14日現在、「29スキ」をいただいており、ちょっと驚いております。「ダークマター?」「ニュートリノ?」とか、理解不足の記事なのに…ありがとうございました!

郡山駅東口の通路に貼られていた「星になるまで」のポスターを見て、久しぶりに見た「宇宙劇場」のプログラム。正直、最初は「ついでに『銀河系ツアー』も見ておこう」みたいな軽い気持ちでした。だけど、このツアーもすごくよかったです!

プラネタリウムの映像は、以前見たときより(15年くらい前?)格段に美しくなっているし、音声もクリアで迫力があり、解説してくださった学芸員さんの説明もわかりやすかったです。

夏の夜空に輝く星座を知る(情報が古くてごめんなさい!)

学芸員さんがツアーガイドを務め(で、いいのかしらん?)、天の川銀河を旅する「銀河系ツアー」。まずは、安達太良山の山頂の夕景からはじまり、その日の星空をご紹介。

この日はうしかい座のアークトゥルスを教えていただきました。この星が輝く頃が麦の収穫時期にあたるため、別名「麦星」とも呼ばれているそう。

……って、今、書いていて思ったんですが、たぶん星座や星の位置、この時期と変わりまくってますね。情報としては全く役に立たないかも\(^^)/

そして、夏の星座といえば(情報ふるっ)、S字を描くさそり座。心臓の位置に赤く輝く一等星、アンタレスが印象的。

さらに、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブがつくる「夏の大三角形」。

などなどの紹介がありました。

改めて「おお!」と感激したのが、学芸員さんの「現在の夜空は街の灯りなどで明るくなっていて、星が見えにくくなっていますが、本当はたくさんの星が輝いています」的な説明のあと、投影された「現在の夜空」。

前述したように街の灯りなどの影響もあり、街中では見るのが難しい光景のようですが、「本当はこんなにたくさんの星が輝いてるんだ」と感動…!
近々引っ越す予定の三春町では、どのくらいの星が見られるのか……秋は明るい星が少ない季節なので、冬に期待することにします。

太陽系の中心部と外宇宙を知る

さて、次は太陽系を出て、太陽系が属する天の川銀河の外へ。この映像が臨場感があって、引き込まれました。

太陽系を離れ、銀河の中心部から果てへ。ああ、なんだかSF好きだった少女時代を思い出します。

こと座のリング星雲やばら星雲。どの天体写真も美しい♪

ばら星雲、本当に美しいバラ色。なんとなく昨年国立科学博物館の「宝石 地球がうみだすキセキ」で見たルビーの原石に……似てる? あるいはアメジストとか?

似てる? どうでしょう?

そういえば、リング状星雲はメノウっぽいかも? 宝石って、なんとなく星雲に似てるような気がしてきました。ああ、メノウの写真がなーい!

「宝石展」に展示されていたアメジストドーム。この中で寝たら、すっごく癒されそうです。これも銀河っぽいかも?

銀河と鉱物は似ている⁉︎……かもと思ったり。宇宙の宝石と、地球が生み出した宝石。不思議な類似を感じたのは、わたしだけ?

さて、「銀河系ツアー」の続きです。
生まれたばかりの青白い星たちが輝く星の海を越えて、ついに天の川銀河の外へ…! 近くには(といっても光年レベルですが(;^_^)大マゼラン星雲、小マゼラン星雲が位置します。

ああ、こうなってるんだ…とすごく不思議な感覚に。この銀河系ツアー、いつかリアルで催行されるのでしょうか? いつか「願うだけで銀河の果てに行ける」そんな時代が来るのかもしれませんが。

太陽系の中心にあるブラックホール「射手座A*」

天の川銀河を外から見たあとは、再び銀河へ戻り、今度は中心部へ向かいます。

銀河の中心にあるのは、ブラックホール。昨年(2022年)撮影に成功したそう。

名称は「射手座A*(エースター)」。地球から約2万7000光年離れた銀河の中心部に位置する……らしいのですが、なんと紹介すればいいのか(;^_^

サクッと検索してみました。
太陽系を含め、天の川銀河の中心から離れたところに位置するほとんどの天体が「射手座A*」の重力により、その周囲をまわっているらしい。光を吸収するブラックホールなのに、光って見えるのは、周囲からの放射と考えられるそう。

YouTubeに国立天文台の動画が上がっていました。この動画も美しいです。

解説しているサイト様を発見するも……用語の段階で、すでに脳細胞に浸透しませんでした!


以下は昨年開催された「宝石 地球がうみだすキセキ」の動画とわかりやすいレポートです。ご興味のある方はぜひ♪ この企画展の冒頭の言葉がすばらしかったんだけど、ああ、どこかに資料があったはずーーー(また、それか!)

こちらも「宝石展」の写真です。暗闇で光るフローライト。

アンモナイト♪

わたしはこんな星の海が一番好きかな(;^_^

長くなったので、「星になるまで」の感想は別にアップすることにしました!

いただいたサポートの半額は、跋扈するニセアカシアの伐採をはじめ里山保全に取り組む日本野鳥の会郡山支部に寄付いたします。残りの半額は、生態系に関する活動をされている方の取材費(おもに交通費)に使わせていただきますので、サポートよろしくお願いいたしますm(_ _)m