GEMBA Producer@GEMBA Consulting, Inc.

あらゆる産業のGEMBA Producer / 元ものづくり技術者 / 中小企業診断士…

GEMBA Producer@GEMBA Consulting, Inc.

あらゆる産業のGEMBA Producer / 元ものづくり技術者 / 中小企業診断士 / 事業承継士 / ISO9001審査員資格保有 / QC検定1級 / 業務プロセス改善 / 改革・IT活用のご相談、経営相談承っています。 https://gemba-c.co.jp/

マガジン

  • 御社の「業務プロセス改善」がなぜ頓挫したのか?

    (株)GEMBAコンサルティングがこれまでに携わってきた業務プロセス改善において、成功した事例にはそれなりの理由があり、失敗した事例にもそれなりの理由があることが経験的に分かってきています。このマガジンでは、全10記事の中で、成功事例や失敗事例を交えながら業務プロセス改善に取り組む考え方を紹介させていただきます。 ぜひご参考になさってください! そして、実際に業務プロセス改善に取り組む際にお困りごとやお問い合わせがありましたら、ぜひ下記のURLからご連絡ください! ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ https://gemba-c.co.jp/contact

  • 日本一わかりやすい“しゃべり口調”ISO9001解説シリーズ

    よく分からない! 難しい! つまりどういうこと?! どうやって教えればいいの? そんなISO9001に関する疑問にお答えして、“しゃべり口調”の解説を箇条ごとにまとめてみました。

  • GEMBAコンサルティング 虎の巻

    株式会社GEMBAコンサルティングが、製造業の現場に伺ったとき、何をどのような視点で現場を見て、どのように問題を発見し、どのように課題を見つけるのか、業務の領域別にまとめました。 これを読んで実践するだけで、立派なGEMBAのコンサルタントとして活躍できます!

  • 新事業を成功に導く4つのプロセス

    これまでの私自身の経験や他の実績豊富な中小企業診断士の先生の知見も踏まえて、新事業展開のプロセスを体系化しました。新事業展開のノウハウを惜しみなく紹介します!

最近の記事

中小企業の悩み解消!従業員の成長とマネジメントの本当の役割

こんにちは!今回は、中小企業の現場でよく耳にする「従業員一人一人に生産管理の知識を持ってほしい」という悩みについて話してみたいと思います。 はじめにまず、これってよくある悩みですよね。社長やマネージャーから「従業員みんなが生産管理をしっかり理解して、自分の仕事をもっと効率的にやってほしい」と期待されることが多いんです。でも、これって一見すると、ただのスキルアップの話に見えますが、実はもっと深い問題が隠れていることが多いんです。 どういうことかというと、従業員全員に生産管理

    • 生産管理システムは万能じゃない!中小企業が本当に必要な機能とは?

      はじめにみなさん、こんにちは!今日は生産管理システムについてのお話です。 これを読んでいる中には、生産管理システムの導入を検討している方も多いのではないでしょうか。 システムやサービスを売る会社の「これもできます!あれもできます!」という甘い言葉に惑わされる前に、まずは自分たちが本当に何をしたいのか、しっかりと考えてみましょう。 オーダーメイド事業者のケース例えば、一件一件をオーダーメイドで対応している小規模事業者の場合。 あなたの課題は、見積もりと実績の差異を分析して、一

      • 過去最高の業績を達成した中小製造業の成功法則:2社の共通点に学ぶ

        1. イントロダクション中小製造業にとって、業績の向上は常に目指すべき目標です。今回、弊社が支援した2社(A社とB社)が2024年3月期に過去最高の業績を達成しました。本記事では、その成功要因と共通点を探り、他の企業にも参考になるポイントを紹介します。 2. 過去最高業績までの道のりA社は産業用金属機械部品メーカー、B社はプラスチックリサイクル事業を営む企業です。弊社との協力関係は2020年8月に始まりました。A社は従業員50名弱、B社は15~20名の小規模企業で、それぞれ

        • 人の問題ばかりに注目するのは良くない!

          こんにちは! 今日は、私の経験をもとに「人の問題にばかり注目しないで」というテーマでお話しします。経営において人は重要と言っても、人の問題にばかり注目すると、あまり良い結果にならないことが多いんです。 例えば、「成長意欲がない」「学ぼうとしていない」「注意力がない」といった問題に注目してしまうと、次のような状況に陥りがちです。「コミュニケーションを取れるようになろう」「人の話をちゃんと聞けるようになろう」などのソフトスキルの問題になり、それを通り過ぎると、もう人の性格の問題

        中小企業の悩み解消!従業員の成長とマネジメントの本当の役割

        マガジン

        • 御社の「業務プロセス改善」がなぜ頓挫したのか?
          10本
        • 日本一わかりやすい“しゃべり口調”ISO9001解説シリーズ
          8本
          ¥2,000
        • GEMBAコンサルティング 虎の巻
          2本
          ¥500
        • 新事業を成功に導く4つのプロセス
          0本
          ¥1,000

        記事

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第10回 これからの展望とDX~

          業務プロセス改善に関わる本連載もいよいよ最終回です。今回は、これからの展望と中小製造業が取り組むDX(デジタルトランスフォーメーション)について紹介します。ただのデジタル化やITツールの導入ではなく、DXとは一体どんな取り組みが求められているのかを改めて考えることで、業務プロセスの改善に繋げていきたいと思います。 DXの本質とはDXと叫ばれて久しいですが、相も変わらずDX=デジタルツール導入と謳うキャッチコピーや、ITツールの販売事業者が後を絶たないのが非常に残念です。

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第10回 これからの展望とDX~

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第9回 業務プロセス改善の柱はコミュニケーション②~

          今回は、コミュニケーションツールの具体例としてSlackとNotionを紹介します。いずれも昨今では使い始めている企業も増えており、PCでもスマートフォンでも使用でき、制限付きではありますが無料でも利用できるツールとなっています(2024年4月現在)。 コミュニケーションの気軽さと構造化を兼ね備えたSlack例えばメールの場合、宛先やccを選んだり、文の書き出しを考えなければいけなかったり、気軽さという点では課題があるのではないでしょうか。また、メールの内容も受け手が件名や

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第9回 業務プロセス改善の柱はコミュニケーション②~

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第8回 業務プロセス改善の柱はコミュニケーション①~

          組織文化醸成の重要な要素であるコミュニケーションですが、どのような内容に関してコミュニケーションを取るのが良いのか、どのようにコミュニケーションを取るのが良いのかを紹介していきます。 そもそも“コミュニケーション”とは“コミュニケーション”という単語は頻繁に耳にしたり使ったりするのですが、どんな意味なのかを改めて考えてみると、その本質は「情報をやり取りする」ことにあると考えられます。 一般的に勘違いしやすいのは、コミュニケーション能力がある人といえば、話がうまい人や会話が

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第8回 業務プロセス改善の柱はコミュニケーション①~

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第7回 組織文化はどう変える?~

          第5回、第6回で触れてきた組織文化の重要性。業務プロセス改革を進めるためには組織文化の変革も求められる場合がありますが、具体的にどのような文化をどのように変えていったら良いのか、改めて考えてみたいと思います。 改めるべき組織文化の例どんな組織文化が業務プロセス改革を妨げるのか、事例をいくつか紹介します。 同じ組織文化でも、良い面と悪い面の両面が表裏一体であることは紹介してきました。 ここでは、「新しいことに拒否反応を示す」や「やる前から否定的な意見を言う」などのすぐに分か

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第7回 組織文化はどう変える?~

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第6回 トップの言動が組織文化を左右する~

          第5回の記事では、組織文化とその重要性について触れてきました。 今回は、その中でも、トップの言動と組織文化の関係について改めて紹介していきたいと思います。 トップの言動が“因”、組織文化が“果”として、因果関係について客観的に知ることで自社の組織文化を振り返っていただけると幸甚です。 組織文化に影響を与えるトップの言動とは何か「トップの言動が組織文化の影響を与える」と言われれば、その通りだ!となりますが、それでは、どんな言動が影響を与えるのかを分解して考えてみましょう。

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第6回 トップの言動が組織文化を左右する~

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第5回 業務プロセス改善における組織文化の重要性~

          第1回の記事の中で、業務プロセス改善は業務改革であると書きました。複数の部門が絡む業務改革を遂行する際には、企業が持つ組織文化がその成否のカギを握っているといっても過言ではありません。今回は、それが一体どういうことなのかを紐解いていきたいと思います。 そもそも組織文化とは何か組織文化という言葉を調べれば、 などと書かれているが、この組織文化のタイプは4つあります。 「従業員は家族の一員である」という言葉に代表される通り、会社をひとつの共同体だと捉え、役員・従業員はその共

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第5回 業務プロセス改善における組織文化の重要性~

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第4回 納得できる業務プロセス改善の進め方③~成功事例に学ぶ~

          これまでの連載では、失敗事例に触れることが多くありましたが、今回は、業務プロセス改善の成功事例を1つ紹介します。そして、成功に繋がったポイントや苦労したポイントを明確にして、参考にしていただければありがたいです。 得意先に技術情報を開示するこれは、従業員10名の、プレス機などを囲う防音設備を製作するメーカーA社の事例です。 A社の主な得意先は、防音設備の受注と設計を行う企業X社であり、X社はエンドユーザーである大手製造業が新しい設備を導入する際に、防音設備の発注を受け、そ

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第4回 納得できる業務プロセス改善の進め方③~成功事例に学ぶ~

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第3回 納得できる業務プロセス改善の進め方②~ECRS(イクルス)の原則~

          業務プロセス改善に限らない話ですが、やはりセオリーというものがあります。セオリーとは、過去の先人たちが失敗から得てきた教訓であり、活かさない手はありません。今回はその中の一つであるECRS(イクルス)の原則を紹介します。 ECRS(イクルス)の原則とはECRSは、 Eliminate:排除する Combine:結合する Rearrange:入れ替える Simplify:単純化する の頭文字を取った造語であり、改善の4つの要素を改善効果の高いものから順に並べた枠組み

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第3回 納得できる業務プロセス改善の進め方②~ECRS(イクルス)の原則~

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第2回 納得できる業務プロセス改善の進め方①~やってしまいがちな失敗~

          業務プロセス改善に限らず、世の中に出回る話の大半は成功例です。 しかし、成功例の陰にはたくさんの失敗が潜んでいるのです。 今回は、著者自身が見てきた、プロジェクトが頓挫する“共通する失敗のポイント”を反面教師として紹介しようと思います。 問題①:「見える化」しない「今は何が問題なんですか?」 「なぜ、業務プロセス改善が必要なんですか?」 業務プロセス改善に取り組もうとしている企業に対して、このような質問をした際に、何かしらの問題や目的を「見える形」で説明できる企業は実に少

          御社の「業務プロセス改善」はなぜ頓挫したのか?~第2回 納得できる業務プロセス改善の進め方①~やってしまいがちな失敗~

          御社の「業務プロセス改善」がなぜ頓挫したのか~第1回 業務プロセス改善を取り巻く環境~

          「業務改善/業務改革の成功事例を教えてください」 弊社の仕事柄、このような質問をよく受けます。 しかし、その質問に答えて事例を紹介したとしても、多くの場合は 「その会社と私たちの会社は違いますから」 という言い訳で終わってしまうことが多く、実際にも成功事例の会社と質問をした会社は違うことはその通りなので、冒頭の質問は愚問だと言えます。 ただ、他社の成功事例や失敗事例からは学ぶべきことがあります。 この記事では、私がこれまでに見たり聞いたりしてきた経験から、共通する学び

          御社の「業務プロセス改善」がなぜ頓挫したのか~第1回 業務プロセス改善を取り巻く環境~

          コンサルティングの基本的な流れ

          まえおき「ウチを診断して業務効率化や業績向上のプラン作りを支援してほしい」 コンサルティングの入り口として、こういったご相談であることを前提とさせていただきます。 正直に言えば、相談されるお客様のほとんどは現場や経営の課題感をお持ちのお客様が多いです。 その個別のお悩みを切り口にして、話を深堀していったり広げていったりすることが実際には多いです。 しかしながら、虎の巻をまとめるに当たって、入り口を標準化しろと言われればこうなります。 あくまでもこの前提を念頭に置いて

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          コンサルティングの基本的な流れ

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          製造業コンサルティングの虎の巻

          まえがきこのマガジンの記事では、私が普段どのようにコンサルティングをしているのか、どのような視点で現場を見て、どのような観点で問題を発見しているのか、コンサルティングの根幹の部分に関して記述していこうと思います。 従って、これらの記事には、私のコンサルティングノウハウが詰まっています。 そして、この記事を読んだ人は、製造業のコンサルティングができてしまうかもしれません。 そのくらい、私が何をどう考えてどのようにコンサルティングをしているのかが具体的に分かるような記事にす

          製造業コンサルティングの虎の巻