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しっかりとした根幹を築き上げる Vol.1 ~続き~

美しい姿勢(3)

座り姿~膝をつける
座っている時も、立ち姿と同様に肩甲骨をつけるようにして胸を張り、ややあごを上げます。
背もたれがある場合は、はじめのうちは背もたれを頼らないようにしましょう。
体勢が楽になり、ついつい気が緩んで背が丸くなるか、踏ん反り返った姿勢になりがちです。
背筋を伸ばすことが身に付いたら、逆に背もたれに背中がついた時に、姿勢を正すことに気が付かされるようになります。

そして、椅子に座っている時はとにかく
「膝をつけること」です。
特に電車やバスの中で、膝を離して座られている方を見かけます。
パンツ姿でしたらまだしも、膝丈ほどのスカートで、膝と膝の間からスカートの中が見えそうな姿は上品ではありません。
意識の低さが伺われます。

膝がついていれば、例え膝下が広がって脚がハの字になっていたり、背が丸まっていても、不快感を与えることは少なく、きちんとした印象になるものです。

目立つ存在に
外でも座っている時は一番気を休めたいシーンが多いですが、そう言う時こそ努力をして、姿勢に気を付けてみてください。

はじめはつらいですが、徐々に慣れて体が覚え、自然と座っていても背筋が伸びた美しい姿勢になっていきます。
癖がついたら背筋が伸びた凛とした姿勢は、自然体としてより一層美しくその場所に映えます。

他の人が気を休めている時こそ、姿勢を正し、人を惹きつける目立つ存在になりましょう。

◆座る時は膝をつけて。それだけで美しい
 佇まいに。
                               ~美は一日にして成らず~

~次回へ~







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