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【純愛な人】
今夜の晩御飯は〈牡蠣の土手鍋〉だ。牡蠣が苦手な家内は別の〈ホタテ鍋〉をつついている。プリプリの牡蠣を頬張りながら息子が言った。
「●●●●が再婚するんだって❗️」
●●●●は有名な男性俳優であるが相当に歳を取っている。息子に訊いてみた。
「●●●●って何歳になるんだ❓️」
「ん~~・・・80歳だって」
「80歳の男と再婚する女なんて、どうせ金が目当てなんじゃないのか❓️その女、何歳なんだ❓️」
「78」
「78❗️・・じゃあ色仕掛けで財産狙いの結婚でもないのかなぁ・・純粋な恋愛か❓️・・」
すると家内が話に入ってきた。
「●●●●っていい人っぽいからさぁ、その女の人って真面目に好きになったんじゃないのぉ❓️それとも●●●●のほうが惚れたのかしら❓️」
「そうかなぁ~・・新鮮な牡蠣みたいなら恋愛もいいけどさぁ・・3ヶ月くらい天日干しにしたような牡蠣じゃなぁ・・・」
すると、腹を押さえて家内が笑った。
「・・・ククククッ・・ 牡蠣に例えるな❗️」
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