ぽんぷ

詩など。短歌など。笹井宏之さんが好きです。だれかのためになるものではないです。気まぐれ…

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詩など。短歌など。笹井宏之さんが好きです。だれかのためになるものではないです。気まぐれに短歌を詠んだり、文章を書いたりします。

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最近の記事

2024/09/05

最近はハルトムート・ローザの『加速する社会』を読んでいる。本文は400ページ超くらいで今は200ページを過ぎたあたり。多少冗長なきらいはあるが、経験と符合する記述が多く説得的だ。このあとにはハルワニ『愛・セックス・結婚の哲学』とイルーズ『なぜ愛に傷つくのか』が控えていて愛について考えるタームが待っている。 と言いつつ今日は本も読まずにだらだら動画を観ていた。最近はラストマイル公開記念ということでアンナチュラルとMIU404を観直している。すでにアンナチュラルは観終わって、い

    • 2024/09/04

      あんまりうまくいかないけど心に余裕があるときは「人生丸ごとつれなさすぎることってあるんだ、おもろいな」と思えるし、ちょっと人生の風向き変えるかと思って、千切りキャベツをおかわりしたりする。

      • 2024/09/03

        働いているときは仕事の内容で悩むが、私の人生においては無問題なので、人生においてはそれが大きな悩みにはならない。むしろ、個別の仕事の内容よりも、この仕事を続けてよいのかというよりメタな問いでなければ人生には関わらない。

        • 2024/08/21

          仕事をしているときにはたらいている頭と学術書や小説を読んでいるときにはたらいている頭は構造がちがう。以前は後者が優位で仕事が憂鬱だったけれど、いまは前者が優位で本を読んでいても楽しくないことが多い。しかし、仕事が楽しいわけではないから、これは悲しい話。全部がモノクロになってしまったという話。人生のコマンドが「生きながらえる」しかなくなってしまった。もちろん打開策なんて思いつかないので、ひとまず色々やってみるしかないと思う。足りないものを数えるのがいいのか、はたまた、あるものを

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        記事

          2024/08/09

          好きなラジオが終わっても、生活は続く。さみしくなるね。

          2024/08/08

          大きな地震があって、親類から無事を知らせる連絡が届く。安心しつつも、眠れない夜を過ごす人のことを思う。なんというか、遠い。遠くて、重い。私は最近ようやく心が落ち着いてきたところで、これから深くなっていくのに、また浅い呼吸をする日々を思ってしまう。あの辛さはなんだろう、そして私はどうしたらいいんだろう。言葉にできないもやもやが渦巻く。お盆休みが始まるというのに、幸先が悪い。気象庁の人たちはとても大変そうで、ただただ頭が下がる。

          2024/08/07

          お風呂に入ってなんやかんやと考えていたら、昨日読んだリアルサウンドの記事を思い出した。日食なつこと千鳥ノブの対談記事。なんでこの二人なのだろうと思ったけれど、対談を読んでみると対照的で、お互いに相手のことをおもしろがっていて、とてもよかった。その記事のなかでノブがいま仕事をやり続けている理由を「すごい人に会えるから」と言っていた。これまで会った人も、これから会う人も含めて。オードリー若林も同じようなことを言っていた。最終的には、人。この感覚はすごく分かる。そういう出会いをいく

          2024/08/06

          ひとつ終わったことで心が軽くなった。これからも関係は続くが、私としては徐々にフェードアウトしていきたい。単純に、自分の心持ちとして長い時間かかわっているとまた辛くなってしまうので、遠のきたいというだけの話。そういうふうに感じることが、自分でもとても意外で、おもしろかった。出会いかたをまちがえると関係性はなかなか難しいんだなと思った。新しい楽しみをまた見つけなくてはいけない。でも、心が軽くなってすでにできることが増えていて、そうであればこのままでもいいかと思ってしまう。まずは自

          2024/08/05

          朝起きたらフワちゃんが燃えていた。やす子の平和な投稿に強い言葉を浴びせたのち、その引用リツイートを削除したらしい。やす子がそれに対してすぐに反応し、フワちゃんの投稿もスクショされており、火はひろがっていった。フワちゃんはその後、やす子に直接謝罪する旨を投稿するも、それをわざわざSNS上で宣言する行為自体がやす子にプレッシャーをかける行為だとして批判されていた。頷ける指摘だ。 今回の件でフワちゃんを擁護できるポイントなどひとつもないと思う。裏垢の誤爆か知らないが、言ってはいけ

          2024/08/04

          なにもしねえ休日。少し前からmorgenさんというYouTuberの動画を観ている。散歩したりコーヒー飲んだりたばこ吸ったりして、最近は色々あって体調を崩していたようで、お休みされていたらしい。動画もおもしろいけれど、声がよくてずっと聴いていたくなる。めんだこぴーすラジオなるものをYouTubeでもやっていて、1回目はYouTubeで聴いてほしいと本人が言っていたので、YouTubeで聴いている。なにもできない休日にありがたい。なんやかんやすぐ消費してしまうタイプなので、本を

          2024/08/03

          昨日、日記を書いたあとにわりと大きい出来事があり、久しぶりに感情が大きく揺れた。ひとつの関係の形が決まり、それはこれからも変わらないであろうことが確定した。私にとってそれはよいこととは言えなかったけれど、私が望んだことでもあった。そういうわけで、揺れた感情を整理できないままに今日を過ごした。それなりに年季が入っていたから、すぐには変われない。だから、この整理できない時期を一足飛びにやり過ごす必要はない。ちゃんと時間をかけて、大きく動いてしまうことがないようにしたい。あとはこち

          2024/08/02

          会議からの飲み会。初対面の人とも気兼ねなく話せる開放性は必要だが、話すことがないならもっと棘のない話題のほうが好ましい気がした。トピックさえ提供されればお隣さんでもなんでもかんでも寄せ集めて話してしまえるのはひとつの才能だと思うが、理性の検閲を通ることなく話し始めてしまうので、印象がよくない。開放的な人であることは大切だが、話しすぎない人になること、自分のなかでためをつくる努力が必要かもしれない。饒舌であるということがコミュニケーションにおけるすべてではない。最近のコミュニケ

          2024/08/01

          仕事終わりに本屋へ。特に買うものも決めずにふらっと立ち寄る。デルモア・シュワルツ『夢のなかで責任がはじまる』、阿波野巧也『ビギナーズラック』、pha『パーティーが終わって、中年が始まる』の3冊を購入した。一貫性がないが、どこか現実からのけぞるように身体をそらし、なにかをみようともがく姿が共通しているように思う。 私はきっとこのままでいることもできた。なにも変えなくてもよかった。でも、なにも変えなかったとしたら、なにも変わらないままだとも思った。私はこの関係を、単に居合わせる

          2024/07/31

          不確定な期限によって身動きがとれないのが嫌で、隙を見て大きく踏み込んでみた。決意の一歩。踏み出さなければどうにも変わらないことが目に見えていて、それに甘んじるだけの状況を私は受け入れたくなかった。もちろん、犠牲が伴うことを覚悟した決意の一歩だ。たとえこの選択が間違いであったとしても、後悔はしない。私はそれくらいには待ちぼうけをくっていた。私の決意が相手に伝わるのかは定かではないが、それはもう私の手の及ばない問題であり、この隔たりをああしようこうしようと思い悩むつもりはない。シ

          2024/07/30

          東畑開人『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』の再読を終える。間違いなく、いまの自分に必要な本だった。これをこのタイミングで読み直すことに意味があったのだと思う。そう考えると、刊行当時にいち早く読み、うーんなんかちがうかもと思った経験は大切だった。あそこで刺さらなかったからこそ、このタイミングでの再読にひらかれていた。この本の核となる部分は「シェアとナイショ」の2章で、その補助線を引かせた「働くこと」と「愛すること」という区別が深く、自分でももう一度考えてみたいと

          2024/07/29

          夏バテ。今日はいつもと違う感じで身体がだるく、気持ちも上がらなかった。汗も止まらないので、塩分を摂取したほうがよさそう!と思いつき、塩分が多めの野菜炒め定食を食べた。すぐに回復とはいかなかったが、その後かなり改善した。水分補給はよくできているので、次は塩分補給の練習をする必要がある。塩飴とかを買っておきたい。 人生に翳りが差しているので、東畑さんの本を読む。『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』。刊行されてすぐにかって読んだときは、東畑フィーバーを迎えていた時期