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リバネスに興味を持った人へのラブレター:研究者採用/エンジニア採用の話を最も面談を重ねているCIOから

もうすぐ春ですね。

リバネスでは年に二回の社員面談があるのですが、ちょうど今の時期が面談の季節です。これが終わると4月末の期末がやってきて、ゴールデンウィークを超えると新年度が始まります。面談をやると、採用の話を書きたくなる訳です。

私自身はCIOとして社員面談の記録用のシステム構築を行ったことがきっかけで、2014年から全社員の面談に同席しているのですが、7年間14回述べにして745人のプレゼンテーションを聞いてきました。

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面談自体はCOOとCTOが交代で行い僕は両者に同席。加えてより重要な人をCEOがピックアップする形で行っています。つまり、CIOの僕が一番面談を見てる形になる訳ですが、そんな中でこんな人達が活躍していくよねという姿も見えてきつつあるということで、我こそは!と思っている人に届けば良いなと思いながら文章をしたためております。

公式サイトのリバネスの採用情報はこちら。通年採用ですので、いつでも門戸を叩いてください。

そもそもリバネスってなに?

リバネスは研究者集団です。教育・人材・研究・地域・創業・製造という6種類の事業部で、科学技術が関わるあらゆる課題に対応するチームになっています。事業部の紹介はこちら

どうやって生業を立てているのか

リバネス + 怪しい

というキーワードで検索してくる人が後を断たない訳ですが、それは確かにそうだろうなとは内側にいても思います。よく分からない100人にも満たないベンチャー企業(一応2002年創業なのでもうすぐ19年になります)が錚々たる企業をパートナーに持ち活動しているというのは異様に映ることもあるでしょう。加えて弊社は自社ブランディングで広告を打ったりもしていません。一般の認知という側面で言えば0に等しいといっても過言ではないはずです。また、よく付き合いのあるパートナーに至ってもリバネスが何者か分からないという事は良くあり、むしろそれを目指しているフシもあります。常に新しい領域を切り開き、それをパートナーに展開し続ける、そんな組織がリバネスだからです。逆に言えばすべて理解されたら終わりです。

そんな弊社リバネスですが、以下の4つのプロジェクトを走らせ、それぞれに共感してくれるパートナーを見つけて事業推進をしています。

各プロジェクトの大まかなイメージ
教育応援プロジェクト:小中高の教育に関わる課題を解決していく
人材応援プロジェクト:研究者のキャリアに関する課題を解決していく
研究応援プロジェクト:研究現場の課題を解決していく
創業応援プロジェクト:テクノロジーの社会実装における課題を解決していく

各プロジェクトのステークホルダー
教育応援プロジェクト:学校の先生・生徒・企業
人材応援プロジェクト:大学院生・教授等教員・採用側の企業担当者
研究応援プロジェクト:研究者全般・研究に携わる企業担当者
創業応援プロジェクト:ベンチャー企業・オープンイノベーションに携わる企業担当者や経営トップ層・地域行政

BtoBがほとんどの商談を占めています。一部教育系でスクーリング事業が存在するのでBtoCもあるのですがほぼBtoBの会社といえます。一つ自慢出来ることといえば、ビジネス経験も無い大学院生たちで立ち上げた組織な割りにはtoBのビジネスを成長させて行くことができていることでしょうか。

フロントメンバーは研究者採用です

社員の人となりはこちらを見ていただけるとインタビューが見れますので興味を持っていただいたら是非御覧ください。

前提として修士号・博士号取得者を採用しています。ただし、バックオフィスやITチームについてはその限りではありません。そこについては一番下にある関連ノートを御覧ください。

社会課題を解決する為に多くの研究者の力が必要です。

どんな人がリバネスで働きたいと思っているか

基本的にはサイエンスが好きな人です。これは共通している気がする。ラボで研究にワクワクしていたあの日が好きだった人がリバネスにやってきます。自分の研究対象のみではなく、誰かの研究対象にテンションが上がる人が好ましい。自分の研究領域を軸足に、様々な領域に足をかけていく感じのスタイルの仕事になるからです。

中途の割合は1/3くらいです。平均年齢は
勤務地は東京(飯田橋)or大阪(弁天町)です。東京オフィスは数年のうちに引っ越す予定でちょっと手狭ではあります。大阪は引き続き募集。

リバネスで採用する研究者像

研究者の採用を行っていますが、特定の研究をゴリゴリやる人という採用ではありません。研究者の視点を持った人を採用したい。

リバネスは誰かと誰かの間に挟まって両者と手をつなぎ走り出す機能を期待される事が多い為、人とのコミュニケーションが取れる事、誰かがやっている何かに関心を持てること、難しいことを理解しやすい形に咀嚼して伝えられることが出来ると非常に有力です。もちろん初めから完璧にできちゃう人はおりませんので、ざっくりした成長の方向性がそのあたりにあるんだよということが分かっているとフィットするような気がします。

あと、文章を書くことが増えますので、言語能力がそれなりに高いと重宝されます。日本語が下手だと色んな所で苦労が多いですね。とはいえ、それを覆す存在感を放つスタッフもいるので一概にNoとは言えませんが。

面談を重ねて気付いたリバネスで成長する研究者像

・自己評価が適切にできる人
これは面談をやってての気付きなのですが、現在の自分の立ち位置、将来的に向かいたい場所、自らのスキルセットの把握と足りないスキルの把握が出来る人は成長が早いです。目的を持って仕事に向き合えると強いですね。逆に言えば、自己評価が曖昧な人は自分にとっての不足部分が見えていない為に遠回りをしがちです。

・話の粒度設計ができる人
適切な場に適切な粒度の話を持っていける人。そこがずれてしまうと、大枠を把握して方針を決めたい場所で細かい話をしすぎて関係者の時間を無駄に使ってしまったり、逆に詳細手順をはっきりさせたい場なのに概要しか伝えてくれなくて最終確認ができなかったり。コミュニケーションコストが跳ね上がってしまいます。相手が期待する話の粒度が分かる人は話が早いです。

・表現する事が得意な人
リバネスにはリバネス人15か条というものがあり、その中にこんな行があります。
08.どんなときもプレゼンテーション。雑談以外はプレゼンをする気持ちで臨みましょう
自分が得意なこと・出来ること・やりたいことの発信をしっかりと出来る人とそうでない人では働き方が全く違ってしまいます。発信ができている人のところには、それに沿った仕事が舞い込みやすくなりますが、できていない人の場合はスキルセットによって仕事のアサインがされがちです。後者の場合は、他の人の仕事への登用が増えるのでともすると燃え尽きがちです。誰かの仕事に巻き込まれる事も成長の機会として推奨しているので一概にそれが悪いわけではないのですが、自分が存在せず人の仕事だけで時間が構成され始めると疲れてしまったり、離職しやすかったりするので、やりたいことがなにかある人のほうが親和性は高いだろうと思います。自分を発信する場はSlackだったり全社で行うクリエイティブ会議の時間であったりと色々な場所があります。

・リバネス外にもコミュニティを持っている人
世界は広い。リバネスと仕事先と家族と友達くらいで閉じずに、リバネスの人が持っていないコミュニティとの繋がりがある人。

リバネスの人たちが苦手な所

・仕事量増えがち
悩ましい点だなと思っています。リバネスでは基本的に「これやりたい!」といったものを応援するし、積極的にそれに他の人が巻き込まれていくことを推奨しています。その為に、気が付いたら仕事量が増えすぎてパンクしてしまうということが起きます。そういった際には泣く泣く仕事を手放してもらうという事になるのですが、自分がやりたいことである場合が多いために仕事量コントロールは本当に難しいなと感じています。リバネスの良いところでもあり、悪い部分でもあるのでしょう。どうするのが社員の幸せなのかについては人による部分が大きいので一律でこうするといった決定はしていません。とはいえ、オフィスは19時にはクローズになっています。

・撤退ラインをうまく設定できない
仕事量増えがちにも重なる部分なのですが、ここまでにこうだったらこれはやらない、みたいな線引をするのが苦手です。どうしても実現したいという想いが強すぎるから、クールにそこを諦められないという状況が発生します。これは本当は経験値で習得していくべきものだと思うし、全員がそうという訳でもないのですがまだまだ訓練が必要です。

みたいなウィークポイントがあります。なんとかしたいですね。

ということで研究者の皆さん、是非→リバネスへ

エンジニア採用について

バックエンド・フロントエンド両方募集中です。弊社のリバネスIDという会員向けサービスの開発を担当します。

HTML/CSS/JavaScript/Node.js/Vue.js/Nuxt.js/PHP/Larabel

インフラはHerokuを使っています。

フロントエンドエンジニアに望むこと

できてほしい
・デザインカンプのマークアップ(HTML, CSS)
・Vue.jsを用いた開発の経験、もしくはReactやAngularなどのモダンなフレームワークを用いたフロントエンド開発の経験(目安として1年以上)
・axios等の非同期通信を使用した業務の開発経験
・MVCなどのデザインパターンを一つ以上理解
・Gitを使用したバージョン管理を理解

こちらは僕の方に直接連絡ください。Twitterとかでも良いです。

まとめ

ということでリバネスの採用についてのpostでした。毎年世界が広がっていくリバネスで活躍してみませんか。あなたからのご連絡お待ちしております。

関連ノート


noteにはこれまでの経験を綴っていこうかと思います。サポートによって思い出すモチベーションが上がるかもしれない。いや、上がるはずです。