見出し画像

「リバネス人15か条」の紹介

会社の存在目的、風土、働いている人の雰囲気や「あるある」を体系的に総称して「ビジョン・ミッション・バリュー」という風潮がありますね。

リアルテック出資先と「ビジョン・ミッション・バリューを決めよう!」という話し合いになることもあったなぁと。で、よくある質問が「リバネスのビジョン・ミッション・バリューは何ですか?」というものです。

リバネスに今風の「ビジョン・ミッション・バリュー」はありません。その代わり、企業理念を1つ定める、それを全員で覚えて体現する(ように努力する)というのは徹底してきました。

あと、バリュー(価値観)に相等する、行動規範的なものとしてリバネス人15条というものがあります。

リバネス人15か条

01.すべての行動に理念を持ちましょう。
02.失敗を恐れずに挑戦しましょう
03.仕事を面白くするのは自分自身です
04.基本は全部自分の責任です。人のせいにはしない姿勢を持ちましょう
05.どんな仕事でも自分の成長とチームメンバーの成長を考えましょう
06.「言われたとおりにやる」は不正解です。自分なりの+アルファを探しましょう
07.あなたがプロジェクトのリーダーでなくても、あなたがリーダーシップをとるべき仕事があります
08.どんなときもプレゼンテーション。雑談以外はプレゼンをする気持ちで臨みましょう
09.人によって、また時によって言うことや判断が違います。でも本質は一緒です
10.面白ければ認められるときが多々あります。アイデアの精度よりは、どのくらいみんなを巻き込めるかが重要です
11.社会人としての常識は自分自身で責任をもって学びましょう
12.何度でもチャンスをもらえる会社です。その代わり、できないことはできないと認めましょう
13.メールを送っただけでは伝えたことにはなりません。大切なことは直接もしくは電話でコミュニケーションをとることです
14.やりたいことだけをやるのではなく、やりたいことを達成するために積み上げるべきものがあることを知りましょう
15.常に世界を変えることを考え続け、学び続けましょう。

初出はいつか、ちょっと記録が探れないところですが、リバネスのオフィスが四谷にあるころに作成しました。対外発表としては、2014年2月発売の「熱本」には掲載されています。

社内では、2014年以降のリバネスの新人研修で紹介されるようになり、繰り返し触れて定着したなあという印象です。

運用や成立経緯のポイント

1つめ。15個もあるので、全部を覚えようとしない。折に触れて見返すことを促します。

2つめ。会社によってはバリューの体現度を人事考課に入れているそうですが、「どれだけ体現しているか」を評価することはしません。話題にはします。

3つめ。年初の新人研修で触れる、と言いましたが、その時間帯は「全社員対象」の時間帯であるため、実質、全社研修で毎年扱うコンテンツです。

4つめ。作成時は当時の全社員で紙に書き出して、それをまとめました。まとめ方のセンスには多分にリバネスらしさを表現しようという圧が働いていて、普通のことはなるべく除外して、リバネスらしい「あるある」になるようにしたと思われます。

ここから先は有料、、、と言いたいところですが、何が他社様の参考になるかわからないので、それ以上のポイントは話し合いのなかで見つけたいなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?