偏差値48から1年間で慶応・早稲田に受かった話

この記事は、私の体験を公開するだけでそれ以上でも以下でもないので、その点はご了承ください。反響があったら、英語以外の対策も詳しく書く予定です。

私自身の体験談としては、もう10年近く前の話になってしまうのですが、去年知り合いの子を同じ方法で早稲田の政経に入れましたので、今でも受験の秘訣というものは変わらないのだなと思います。この子は慶応にも受かりましたが、早稲田を選びました。どっちも合格した場合、私の頃は慶応を選ぶ人が多かったのですが、今では早稲田なのですね。。。ちょっと複雑な気持ちです。

ここで言う慶応とは、SFC(総合政策と環境情報)は除きます。これらの学部は英語と小論文さえ出来れば受かるので、対策すれば1年もかかりません。それに私は慶応と言えば三田か日吉だと思っているクチなので。

少し早いですが、結論を言ってしまうと、秘訣というものは自習精度の向上になります。

合格最短かつ効率的な勉強スタイルを構築し、それを1年間ルーティン化すれば誰でも受かります。

英語、国語(慶応は小論文)、世界史(又は日本史)の3科目さえ勉強すればいいのです。

私(と知り合いの子)の一日の流れはこんな感じでした。朝9時に自習室へ入り夕方5時に出て、家の近所の図書館で8時まで勉強していました。自習室を利用するために、某ゼミナールで1講座だけ受講していました。

移動時間や休憩などを差し引いて実質8時間ほど勉強している計算です。これを月〜土繰り返します。日曜はお休みしていました。

長いですか?

これはあくまで偏差値48スタートなのでこんなに勉強していましたが、もともとが60とかなら6時間くらいでもいいかもしれません。

1科目の勉強時間は、1回40分くらいです。個人差はあるのでそこは調整して欲しいのですが、集中力が切れたなと思ったら、すぐに他の科目に移ってください。ダラダラと1科目だけを「勉強しているつもり」になることは避けてください。なんせ1年間しかないのですから、無駄は極力削りましょう。

それでは、具体的な勉強方法を書いていきます。

英語

単語

英語は単語が命です。

私は単語王を使っていましたが、受験用なら何でもいいです。そんなに違いはありません。
すでに覚えている単語を何度も見るのは時間の無駄なので、そうならないために自分の単語ノートを作ってください。

単語帳を3回通します。ここで覚えていないものをノートに書き出します。

ここで質問です。

あなたの脳は視覚優位ですか?それとも聴覚優位ですか?

ちなみに私は聴覚優位のため、音読が効果てきめんだったのですが、ここで自分と合わない方法で暗記しようとしても脳に残りません。いえ、正確には脳に残っているのですが、それを引き出すためのやり方が間違っていると情報を引っ張ってこれません。

自分がどっちか調べるのは簡単です。

あなたは本を読むのが遅い方ですか?だとしたら、聴覚派です。頭の中で音読をしているから遅いのです。早い人は文字を目でスキャンしているから早いのです。これが視覚派です。おそらく視覚派の方が少ないと思います。

視覚派は、単語を分解してインプットするとすんなり覚えられるタイプです。たとえば、incredibleという単語があります。これは、in(否定)+cred(信じる)+ible(できる)というように分解できます。「信じられない」という意味です。このように英単語は、日本語と違ってかなり論理的な言語なので、一定のパターンを覚えてしまえば、分からない単語は実質上なくなります。外来語など例外もありますが。

次に聴覚派です。
私自身が重点的にやったのは単語の音読です。このときアクセントは必ず意識してください。アクセントの位置を覚えることは、視覚派の分解に近い意味があります。アクセントがつく部分は決まっていますので、そのパターンを耳で覚えれば、同時に単語の構成も頭に入ります。

※間違っても、英単語をカタカナに変換して覚えることはしないでください。役に立たないカタカナ英語が脳の容量を圧迫してしまいます。脳の容量は有限です。

英語の続きと、国語と世界史(又は日本史)は、反響があったら書こうと思います。

受験生にこんなことを言うのはどうかと思いますが、慶応・早稲田(文系)大したことないです笑。自分含めバカもたくさんいました。早慶卒のニートだっている時代です。ここをゴールだと思わないでくださいね。さっさと「受験」という狭い空間から脱出して、世界へ羽ばたいてください。応援しています。