一口馬主生活「この時期にある、光と影の現実」
前回の記事はこちら。
今回はレジェンドシップ、ウアラネージュ2022ではない話題について綴っていきたいと思います。
それはこちら……、
6月から2歳新馬戦が始まります、こちらは可能性無限大の未来に向けて輝いているメイクデビューという光のイベント。
そして、もう一つは9月第1週にやってくる3歳未勝利戦の期限、つまりもう先がない引退という影のイベントがあります。
レジェンドシップは3歳ですから、同期だったり一緒に調教をしたりした知っているお馬さんが既に引退が決まったという情報が入ってきまして、何か思うところがあります。
これが夢を見られる一口馬主のリアルな部分でもあります。
クラシック路線を走れるかなと夢を見られる反面、1勝も出来ずに引退してしまうというバッドエンドなパターンもあるのです。
勝ち上がれなかったら障害競走だったり、地方競馬に転厩するのかななんて思っていましたが、あくまでそれらの転向判断はクラブがしますから、どうなるか分からないものです。
レジェンドシップの更新はクラブ内で見ることが出来ますが、1勝してからは「夏休み満喫中!」と言った緊張感のないゆるい更新ばかりで、出資者としては元気をもらえたり、癒やされたりする動画ばかりです。
しかし、その裏では例年以上、それこそ12万年ぶりの猛暑という過酷な夏競馬で、中央競馬の生き残りをかけて必死で走っているお馬さんもいると思うと、この夏競馬前の1勝は本当に大きかったんだなと感じます。
まぁ、自分はまだ2頭しか出資していませんし、走っているお馬さんは1頭しかいないわけで、一口馬主としてはヒヨッコ枠ですが、これだけは言えます。
最後まで応援できるお馬さんに出資するべし。
募集価格が高いからとか、厩舎が有名だからとか、そういった理由で選ぶのは個人的にはおすすめしません。
一口馬主といえばもちろん勝つこと、リターンがメインかもしれません。
しかし、勝つことを1番の理由にしてしまうと、もし出資したお馬さんが善戦しなかった場合に一瞬で失望して飽きるのかなと思います。
まぁ、負け犬根性的な考えではありますが、自分が入会しているDMMバヌーシーは超小口募集ですし、本当にリターンを求めるならば、よく聞くような名門の大口のクラブに入ったほうが良いですね。
もちろん一口馬主を始めるからには勝つことを目標に自分も始めたわけですが、実際に始めてみると、出資した愛馬の成長を見届けて、競馬場で走っている姿を応援するということ自体が一番の醍醐味なんだなと感じました。
勝てなくても引退まで最後まで応援する、それが一口馬主生活なのかなと思っています。
なので本当に一目惚れしたお馬さん以外で出資する予定はありません。
ちなみに自分が出資したお馬さんの選び方はこうです。
レジェンドシップ:ゴールドシップ産駒、芦毛という見た目。
ウアラネージュ2022:シラユキヒメ一族、白毛という見た目。
見た目です、はい。
これが人選とかだったら最悪とか言われそうですが、お馬さんですから!
まぁ、実際人も見た目通りと感じることは以前のチラシ配りの記事でも書きましたが、それは一口馬主から話がズレるので各自気になる方は読んでください→こちら。
やはり、競馬場で映える芦毛や白毛が個人的には好きなんです。
そもそも見た目が好きですから、ずっと応援できるわけです。
幸運なことにレジェンドシップはずっと善戦して、ついに1勝するくらいドラマティックなお馬さんだったので、初めての出資馬としては御の字な出会いです。
さらっと引退シーズンについて書くつもりが長くなってしまいました。
一つ言えるのは一口馬主は沼です。
ハマる人はとことんハマってしまう、実際に沼に浸かってみないと分からない沼です。
そこには光もあれば影もある、一種の人生の縮図のようなものを感じるからこそ魅力的なのかもしれません。
今日はこの辺で。
ギアでした。゜ω゜)ノ
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