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励まさずに抱きしめてくれる曲たち

音楽は、どんな時も欠かせない。
朝の準備時間も、移動時間も、バイト前も、寝る前も、晴れの日も、雨の日も、楽しい時も、落ち着きたいときも・・・

そんな中でも、悩んでいるときによく聴いていた曲を集めてみた。
今でも、気分が沈む日は、この曲たちに戻ってきては立ち直っている。

①平井 堅『ノンフィクション』

惰性で見てたテレビ消すみたいに
生きることを時々やめたくなる

この表現は、ふと思う
「あれー、何のために生きてるんだろう」
「もう何もしたくなーい」
みたいな感情をぴったりと表現してくれている。

それが、2番では、こう表現されている。

消えそうな炎 両手で包むように
生きることを諦めきれずにいる

「人生疲れたなー、でも死にたいというわけでもない」
そう思っていた当時の私が気になった箇所だ。

そして、何より、この曲の中で何度も叫ばれている
「会いたいだけ」
非常に強いメッセージである。

だから、この曲を聴くと、今まで出会った大切な人が頭に浮かび、まだ生きていたいなと思う。

②森山 直太朗『生きていることがつらいなら』

まず、タイトルが、いかにも心配されそうである。
でも、ストレートで、必要とする人に届きやすいのかもしれない。
そして、第一声、

生きていることが辛いなら
いっそ小さく死ねばいい

え―――――!ん!?小さく???

初めて聞いたときは、実に衝撃だった。
その後も、
「泣いていいんだ…!」
「つらいと思う自分を否定しなくていいんだ…!」
と、衝撃と気づきの連続であった。

しまいには、

生きてることが辛いなら
くたばる喜びとっておけ

と、くる。
くたばること(死)を”喜び”と表現する。新しい。
何か一つでも希望を持って生きようということだろうか。

③Mrs. GREEN APPLE『僕のこと』

この曲は、LINE MUSICに設定してたら、母に心配された曲である。

でも、この3曲の中でも、特に前向きになれる。
人と比べることとか、自分とはとか、人生とは、ということに悩む人の気持ちを代弁してくれる。

ああ なんて素敵な日だ

サビのこの歌詞は、壮大な音楽と共に歌われ、まるで広い草原で叫んでいるかのような、一瞬にして全身に酸素が行き渡るような、そんな爽快感がある。



悩んでいるときや気分が沈むときは、
「頑張れ」とか「きっと大丈夫」とかアドバイスに、さらに追い込まれることもある。(相談を受ける側は、何か言ってあげなきゃと思ってアドバイスしてしまいがち。追い込む気なんて一切ない。わかる。)

この3曲は、変に励ましてこない。
つらい気持ちを「わかるよ。わかるよ。」と言ってくれる感じ。
そして、マイナス思考の連鎖を落ち着かせ、
曲が終わると何となく顔も正面を向いている。


音楽って素晴らしい。

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