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留学での”目的意識”について

こんにちは!GCSの周です。
今回は留学での”目的意識”について考えてみたいと思います。
( 例によって真面目なテーマに無関係な留学中に撮った写真を載せてます笑 )

【 目的意識至上主義への違和感 】

あくまでも個人の印象ですが、
留学に行く前の”目的意識至上主義”とも言えるような風潮に、
少し違和感を覚えることがあります。

本記事の結論を先に申し上げると、

留学に行く前に”目的”を考える事は大事だけど、
逆に行く前から”目的”に縛られ過ぎる事もない。

皆さんがSAPや、海外旅行、国際交流などをキッカケに、
交換留学に興味を持ってから、実際に行くまで色んな障壁があると思います。

どこに行くのか、お金どうするのか、英語の勉強なども大変ですが、
家族や周りの友人、先生方から、
なんで留学に行くの?留学に行く目的はあるの?」と詰められると思います。

この質問、困りますよね(笑)。僕は困りました(笑)。
そして「自分は何の為に留学に行くんだろう?」と考えました。

【 留学に行く目的を考える目的 】

周りの人が「留学の目的は?」と言ってくれるのは、
詰め寄ってるのではなく、私たちの事を心配してくれてるからです(笑)。

私個人の持論ですが、
留学の目的を考える”目的”は留学での経験や学びを最大化させる為だと思います。

上記の理由で、他の記事でも書きましたが、
日本や仙台にいても、楽しい経験、面白い経験、自分がやりたい事を出来るのであれば、留学に行く必要は特にないと考えております。

逆に自分の直感とか感性として留学に行きたい!と思ってるにも関わらず、
留学の目的がきちんと言語化できないのが理由で躊躇するのは非常に勿体無い。
( 私たちGCSで良ければ、留学カウンセリングという形でお手伝いします )

【 留学は想定外が起きるから面白い 】

当たり前ですが、留学中は、想定外の事が沢山起こります。
想定外なカオスを楽しめると本物ですが、普通はかなり苦労する筈です。
私自身も、最初はかなり苦労しました。。。

そう考えると、私たちが留学に行く前に考えてる”留学の目的”は、
(世界一治安が良く、社会保障の整備された)日本で育った私たちが、
日本での生活と同じような生活を送れる前提で考えてる事が寡聞にしてあります。

でも、実際に留学に行ってみると、
(国と地域によっては)生きてるだけで精一杯かもしれません(笑)。
私たちの考えてた前提が留学の初日に崩れ去るかもしれません(笑)。

例として適切か分かりませんが、英会話力の向上を目的に留学しても、
現地であった人々の英語の訛りやアクセントが強すぎて、
何を言ってるか理解不能&その人達から英会話を学ぶのはもっての外かもです。

留学中には、上記のような事態が往々にして起きる可能性があります。
そんな時は、目的意識のアジャストが求められるのではないか?と思います。

上記の例で言えば、英会話を学ぶのではなく、
その人達の考え方とか、その人の文化圏の考え方とか、その他諸々。
現地で想定外が起きた時に、その時々に合わせて、
自分で有効な時間の使い方を模索するのが個人的にはオススメです。

上記のように考えると、
留学前に作った”留学の目的”は変更可能な初期仮説ではないのか?
( なぜなら、日本と留学先の前提(環境や生活)は全く違うものだから )
と個人的には思う次第です。

【 まとめ 】

長々と書いて参りましたが、私自身、
留学前に目的意識をもっと明確にすべきだったと思う節があり、
それを考える事の意義自体は痛感しています。

一方で、深く考えすぎずに、
"変更可能な初期仮説" 程度に捉えて思い切って飛び込んでみるのも、
学生である私たちに許された選択肢なのではないかと思います。

思い切って飛び込んで、失敗する事も多々あるかと思います。
私は、失敗しても、(それを糧に学べば)それで良いじゃん(笑)と思ってます。
失敗が許容されてる事が、学生にとっての専売特許だと思ってます。

社会人になると給料を貰い、社会的な責任も多々発生し、
私たち学生のように幾らでも失敗してもOK!とならなず、
出張で海外に行っても自由時間は留学よりも制約が多いように思います。

【 最後に・・・ 】

ここまで読んで頂きありがとうございました!
留学の目的だけでなく、留学先の決め方、奨学金の探し方など、
下記のQRコードから相談を受け付けてますので、お気軽に連絡ください〜〜
( 今度は、もっとフランクに留学生活の話をします。たぶん笑 )

GCS 周毅博

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