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【新メンバー紹介⑥】経済学部4年 菩提寺浩己




自己紹介

皆さん、はじめまして。
2023年現在GCSのメンバーとして活動している菩提寺浩己と申します。
簡単な自己紹介から始めましょう。

名前:菩提寺浩己(ぼだいじこうき)
出身:青森県
学部:経済学部4年(永易ゼミ)
留学先:ノルウェー オスロ大学(University of Oslo)
留学期間:2022年8月~2023年6月(学部3年8月~学部4年6月) 約1年
サークル:IPLANET
海外経験:学部2年時 2022年春オンライン留学特別プログラム
     学部4年時 サマースクール(TU Delft)
奨学金:グローバル萩奨学金、日本学生支援機構貸与奨学金
その他:お笑いが大好きです。

次のセクションは、そんな僕が留学中にしてきたことです!

絶対行くと決めていた「トロルの舌」という岩があるフィヨルド。
計10時間のハイキングの成果はダイアン津田さんのゴイゴイスーでした。

留学中に何をしてきた??

僕自身、この交換留学が始まるまで日本を出たことがありませんでした。
留学に行くと決め、最終的にノルウェーに1年間程居ましたが、それ以外にも僕の留学を構成する国があるので、ある程度の期間住んだ思い出ある国毎に体験談を書いていこうと思います。

Norway

ノルウェーは何より自然が綺麗です。
夏は暑すぎず、それでいて日照時間も長く、最高の季節です。その一方で冬はやはり暗く、長く、寒い季節が数ヶ月続き、思い返すと正直少し鬱気味になっていた気がします。
そんな辛い時を乗り越えられたのも、友人に恵まれた、これ1択だと思います。友人に始まり、友人で終わった、それが僕の留学です。みんなと話す事で日本や自分の考え、生き方を客観的に捉えることができました。資本主義の被害者だったかも知れない僕を、少しはまともな人間にしてくれたなと、勝手ながら思っています。
授業やボランティア、スポーツなど、具体的な事については今後、書く機会があると思うのでその時にでも見てみて下さい。

ハロウィン

France

ノルウェーでの交換留学期間終了後、6月の1ヶ月間はフランスに滞在していました。それも、南西フランス、スペインとの境界線にあるピレネー山脈の隣で自然と共に生活をしていました。
留学中に1番仲良くなれた友人がこの地域出身で、1ヶ月間うち泊まりに来いよと、言ってくれたのです。忘れられない1ヶ月です。家族・友人達と毎日のように一緒に過ごし、ハイキングやら、ワインやら、チーズやら、とにかくフランスをこの身で体験してきました。
留学中は留学生と時間を過ごすことが多いので、その国の文化を知るよりは友人を深く知ることが多いように思われました。ただ今回の疑似ホームステイは家族の中に入れて貰い、一緒にいつもやっている生活をする事で、よりその国の姿を捉えることが出来たように思えます。
こういうことを一緒に出来る、一生の友達を作ることが出来るのも留学の1つの魅力ですね。

少しハイキングした場所から見える、住んでいた村の景色

Netherlands

フランスに滞在出来たのにも理由があります。オランダでした事が関係しているので、そこを少し見てみましょう。
留学が終わるまで3,4ヶ月が切った頃、僕はまだ学部卒業後に大学院進学をするかどうかで迷っていました。主な悩みは「このまま経済を専攻するのか、それとも違う分野にいくのか」「いくにしてもどの時期に進学しようか」「どこに進学しようか」といったものでした。
それぞれの悩みに対して仮の、自分の中での答えはありましたが、確かめる術が無かったので、どうしようかなと思っていたところ、サマースクールがあると気がつきました。それも、条件を絞っていった結果、デルフト工科大学というオランダにある大学でサマースクールをする事に決定しました。東北大のプログラムではなく、個人応募によるものなので、勝手に応募して、幸い受かったので無事参加出来ました。ヨーロッパにいたからこそ出来る荒技です。
2週間のプログラムで、都市計画・空間設計などについて学んでいました。ここでの経験も忘れがたく、お陰で以前よりも何となく進む上での軸も見えてきました。それについては次のセクションで話したいと思います。

全体集合写真。44カ国から100名の学生が参加。

今後のプランは??

さて、留学も終わり、気がつけば学年も学部時代最後の4年生になってしまいました。あくまで現段階のプランですが、これから自分の人生どうするのか、少し目を通して見て下さい。
1番近いところからいくと、このままいけば今年の3月に卒業ですが、僕は半年卒業を遅らせ、来年の9月に卒業したいと考えています。単位を見てみると特に問題は無く、ストレートで卒業も出来ます。ただ、それをすると卒業論文が中途半端に終わりそうで、それを自分は許せず、たとえ学部卒であっても「自分はこれをやったんだ!」と人前で言えるくらいには、自己満足ですが、やりたいと思っています。上手く卒業要件を満たせたら、来年の9月に卒業し、僕は一旦就職すると決めたので就職先の入社時期にもよりますが、おそらく4月なので半年自由な時間が出来ます。いわゆるgap yearです。この時期に何をするかはまだ考えている段階ですが、とりあえずフリーなので何でも出来そうで楽しみです。
一旦就職すると先ほど述べましたが、留学のお陰で大学院進学への想いが強くなったのもまた事実です。ただ、「深めたい専門分野の不透明さ」「働いてから見えてくる視点の可能性」「奨学金返済や行くなら自分のお金で行きたいという金銭的事情」により、就職してから大学院へ行こうかなと今は考えています。やりたい事やプランはざっくりとありますが、そこからどうなるかは分からないのが、正直な所ではありますが、面白い所でもあります。とりあえず今は興味ある「都市」について勉強している所です。

GCSを上手く使って下さい!

僕は学部1年生の時からGCSを留学準備のために色々使わせて頂きましたが、毎年驚くのが、メンバーが本当に素敵な方ばかりだという事です。
お世話になった方が多く、GCS無しでは僕の留学はありませんでした。
今年度一緒に活動出来るメンバーとは以前からオンラインで活動していましたが、対面で合ったのは先週が初めてです。僕は一瞬で皆さんのファンになり、尊敬し、そして一緒に活動出来ることをとても幸せに思っています。
何より好きなのは、皆さんが、自分の信じている事、専門分野であれ、やりたい事であれ、それに夢中になって生きているという事実です。
留学準備でGCSを利用する事が多いかもしれませんが、メンバーみんな人間としてカッコいい人達ばかりなので、一度はそういった話を聞いてみる事もおすすめします。
熱く話してくれる姿を見た後、ワクワクする気持ちになることでしょう。
卒業といった理由で居なくなってしまう先輩が出てきてしまいますが、そういった方々に相談・連絡をしたい場合はぜひメンター制度を使ってみて下さいね。

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