＃016：海水水槽の機材

こんちゃす。G組飼育係です。

今回は我が家の海水水槽を維持している機材の方々をご紹介します。
それぞれの機材の詳しい話をしてしまうと、この記事が小説並みに長くなってしまうので、ここでは簡単に。
いつかそれぞれの詳細について書いていこうと思いますので、そちらもよろしくお願いしますよ！

まだ海水水槽の事を知らないという方は、是非こちらの記事から先に読んでいただけるとより楽しめると思います。
これは…読むしかねぇ…。

それでは早速始めていきましょう。

１．ライト

海水魚だけを飼育している方からすれば、ライトの存在意義はそこまで大きくないかもしれません。
しかしサンゴ、イソギンチャクの飼育にあたっては、ライトは必須アイテムです。

サンゴやイソギンチャクは光合成をして大きくなります。
そのため、ライトがないとそもそも彼らは生きていけないのです。

それほどの重要な機材、サンゴ水槽の機材の中で一番吟味が必要になってくるかもしれません。
が、私はこれをヤフオクで買ってしまいました。
その話をすると長くなってしまうので、また今度お話しますね。

カラフルでキレイですね！（実は不具合を抱えている）

２．水流ポンプ

こちらもサンゴ水槽の必須アイテム。
めっちゃコケ生えてるけど。
水槽の中に適度な水流がないとサンゴは元気がなくなってしまいます。

サンゴのポリプやイソギンチャクがユラユラしているのは、見ていて癒やされますよ。

３．オーバーフロー水槽

メダカなどを飼っている人が水槽と言って思い浮かべるのは、ガラスのケースに濾過器をくっつけて酸素のブクブクを入れたものかもしれません。

しかしサンゴ水槽ともなると、オーバーフロー水槽という特殊な水槽が必要になってくるのです。

サンゴや海水魚を飼っているメイン水槽では水量やスペースが足りないので、もう一個別に水質を整えるための水槽（濾過槽）を作ってしまおう、といったものになります。

これが水質調整のための濾過槽です（ヤダ！汚い！）。
使っている水槽は60cmの規格水槽ですから、それだけでも結構な水量に。

濾過槽からメイン水槽へと水を供給し、溢れた（オーバーフロー）海水がパイプを通って濾過槽へと落ちてくる仕組みとなっております。

ちなみにこれらの機材もヤフオクで購入したものがほとんど。
「お前ヤフオク大好きすぎだろ。そんなんだからいつかのパソコンみたいに失敗するんだよ。」

色々な機材が見えると思いますので、それぞれにについて説明していきます。

４．ウールボックス

メイン水槽から落ちてくる海水を受ける場所で、ここで物理濾過を行います（ヤダ！汚い！）。

５．プロテインスキマー

魚のフンなどの有機物を細かい泡で捉えて逃しません（ヤダ！汚い！）。

６．メインポンプ

濾過槽の海水をメイン水槽に送り出す強力なポンプです（ヤダ！汚い！）。

濾過槽が全体的に汚いですが、それはあくまで外見だけであり、水質はきれいなのでオッケーです。
顔の高さにあるメイン水槽は見かけもキレイにしますが、やはり足元にある濾過槽は…まあ…。

７．クーラー

いくらサンゴが南国の生き物だからといって、30度を超えるような水温には耐えられません。
そのためこの機材で海水を冷やし、それをメイン水槽へと送り出します。
ヒーターとも繋がっており、冬は暖かくなりますので安心ですね。

８．メイン水槽へ

そして最後に、濾過槽でキレイになった海水が出てくるメイン水槽のパイプ。

コの字型になっているやつですね。

ここからきれいな海水がメイン水槽へと流れていき、そして溢れた海水はとめどなく濾過槽へと落ちてきます。

簡単ではありますが、今回はこんな感じで。
それぞれの詳しい話はまた別の記事でしますので、それをお楽しみに。

それではまた次回お会いしましょう。

EXTRA．万年光合成地獄

機材ではないのですが、実はサンゴの成長に大きな影響を与えている…かもしれない装置を紹介します。

メイン水槽の端っこで24時間365日光を浴びせられているコーナー。

ここでは実はホソジュズモという藻類が常に光合成を行っております。
ブラック労働ですね。
ずっと光を浴びさせているせいか、表面はホソジュズモよりも謎のコケが元気に成長していますが。

この装置は海藻の持つ水の浄化能力を利用するものとなっております。

これで海水が本当にキレイになっているかはわかりませんが、一度効果を実感したことはあります。
いつかちゃんとした実験をしてみたいですね。

そして24時間ライトを付けている理由は、海藻が死んでしまわないようにするためです。
本当に効果があるかわからないのでこれもいつか実験してみたいですね。