25卒理系大学院生(一浪)の大手食品会社に内定をもらうまでの軌跡とアドバイス
はじめまして。
最近ようやく大手食品会社から内定をいただき、就職活動を終えました。
振り返ればかなり追い詰められていました。
ES提出25社→WEBテスト22社→1次面接(orGD)22社→2次面接8社→最終面接4社→内定大手1社
※内訳:大手15社、中小5社、その他業界5社
私が実践的な部分でアドバイスできるのは、約9割通過したESの書き方と各面接で求められる能力です。
※WEBテストは一度も勉強していないためアドバイスできません🙇
就活、研究、アルバイト、後輩指導、TAなどたくさんのことに追われている方が多いと思います。でも、皆さんには私の経験を糧にして、余裕のある就活をしてほしいです。絶対に大手ばかり受けるような人になってはいけません。
約6ヶ月就職活動をしていて気づいたこと、アドバイス、就活の闇(?)、などお話しできればと思います。
こんな人に読んでほしい
大手食品会社に入社したい!と思っている人
26卒理系大学院生(進学が就職が迷っている人も)
浪人や留年を経験したことがある人
就活で何から始めればいいかわからない人
学歴に自信がないけれど人生逆転したい人
就活の闇(?)を知りたい人
就活は情報戦です。今始めれば、圧倒的な差をつけられるはずです❗️❗️❗️
読んで後悔はさせません❗️❗️❗️
「フェルン、知らないの?就活と魔法はイメージの世界だよ。弊社で働いているイメージができないと内定はもらえないんだよ。」
以下簡単な目次になります
はじめに
1-1. 私の自己紹介、進学か就職か
-2. 現代の就活について、具体的な目安
私の就活とそこから学べること
2-1. 就活スケジュール
-2. 改善点とアドバイス
-3. 理想のスケジュールと進め方
-4. 各業界の特徴について、2次・3次選考
実践編
3-1. ESの書き方
-2. 面接対策法
-3. 座談会、逆質問、業界研究法
よくある就活の疑問(就活の闇)
4-1. 学歴フィルター
4-2. コネ、出身大学
4-3. 就活の闇
内定がもらえない時、最後の手段
1-1. 自己紹介、進学か就職か
私は世間で進学校と呼ばれる高校(都道府県内トップ3位には入る)を卒業し、落ちこぼれ、一年間浪人を経験し、なんとか有名私大に入学したものの、就活が嫌で大学院に進学をしました。
つまり就活が嫌で進学した、なんちゃって大学院生です。理系によくありがちなんですが、なんとなく「大学院に行く」というのはオススメしません。基本的に、大学院は研究に人生をかけられる or その研究が就活に直結する人の選択肢だと思っています。
だって、大学院(博士課程前期)にいたら、2年、歳をとってしまうんですから。
私は一年間浪人もしていたので、これから就職する頃にはアラサーです😭
「必死に生きてきた人の行きつく先が無であっていいはずがありません」【ハ○ター】
そこでまず1つ目のポイントです。
・自分のこれまでの人生を振り返り、今後を見据え、就職か進学か決めよう!
これは本当に大事なことです。
例えば理系学部と就活のしやすさでいうと…
情報系≧理工、工学>農学>理学>(越えられない壁)>理学部数学科
くらいのイメージです。知らんけど。たぶん。
例えば教師を目指すなら勉強して教職課程をとればいいです。医学部や歯学部、看護学部は国家資格を取れば多分なんとかなります。
問題は地方国立、MARCH、日東駒専、大東亜帝国とか、研究者の道に進む人が少ない理系人材です。IT業界は急速な発展の真っ只中で、情報系はかなり需要がある印象です。もちろん人気企業は競争も激しいですが、10〜20社幅広く受ければ無職になることはないはずです。一方で特に農学や理学は専攻分野が就活した後も直結することが多くないため、文系職種や全く選考の違うITに流れる人も多いです。
可能性は無限ですが、内定をもらえなければ悲しいです。自分の専攻分野は大学院で突き詰めて、どこの需要があるか考えてみてください。お金の問題などもあるかと思いますが、とりあえず以下は進学するか就職するかの基準になります。
POINT
①大学のランク(就活のしやすさに直結します)
②選考科目(需要があるか)
③社会人になった時の年齢(当然、年齢が高くなれば使いづらく、転職しにくくなります)
④自分がやりたい職業(文系職に就くか理系職か)
基本的にこの辺りは必ず考慮すべきです。自分のなりたいものの最短経路を選ぶべきです。
……進学が就職か決まりましたか?進学に決まった皆さんはここでさようならです。また1年後に会いましょう。
就職に決まった皆さんはここからです。
1-2. 現代の就活について、具体的な目安
皆さんはいつから就活を始めるべきだと思いますか?
個人的な答えとしては学部3年生なら6月ごろから、大学院生なら遅くとも11月には始めるべきです。
学部生は授業とアルバイトがありますが、大概どちらも休めます()。ここが学部生の強みです。文系大学生は遅くとも6月に始める人が多いですし、周りも就活ムードです。研究室に所属する理系大学生もこのあたりで始めると後々楽になります。
じゃあ大学院生は⁉️
研究があるので一概には言えません。が、11月にはESを書き始めないとチャンスを一回、流すことになります。実は就活は2回チャンスがあります。
1回目はインターン経由の早期選考
2回目は3月から解禁の本選考
です。これ、意外と理解してない人多いと思います。私はインターンにほぼ行かなかったため、チャンスを逃しました。大きく分けると夏インターン、秋冬インターンがあります。夏は6月、7月にESを出し8月、9月にインターンを行うイメージ。秋冬は11月、12月にESを出し1月、2月にインターンを行うイメージ。
どちらもインターンという性質は変わりません。ただ早期選考に進みやすいのは秋冬です。だから11月には本気にならないとチャンスを逃すことになります。
……え?そんなの当たり前?じゃあ、なんでインターンに行くと有利なんでしょうか?
「企業研究につながるから」それもひとつの理由てしょう。しかし最大のメリットは「単純に応募数を増やし、選考に進む企業を増やせるから」です。
イメージしてみてください。
A君:とりあえず興味がなくても、インターン本選考合わせて50社ESを出した。
B君:3月の就活解禁に合わせESを提出し、自分好みの業界で20社ESを出した。
これには明確な違いがあります。A君は興味の有無にかかわらずESを出していますが、B君はとりあえず自分好み(おそらく大手有名企業でしょう🤔)で出しています。つまりA君は数ある業界の中から自分の興味のある・適正の高い仕事を選べる確率が高く、B君は直感で就活を進めているのです。もちろん、就活がうまく行きやすいのはもちろんA君です。
私は12月〜2月ごろまで、製薬会社や医療機器、IT系の企業も観ていました。理由は給料がいいからです。運良く2社だけインターンに行くことができたのですが、そこで「違うな」と思いました。実際行ってみると社員さんの雰囲気や志願者の雰囲気に、違和感を感じることがあります。ホームページで勝手に想像した印象と実際の印象は解離していることがあります。
皆さん就活を始める際に「やりたい仕事なんてないわ」「仕事なんてやってみなきゃわからねーよ!」と思うはずです。なら、やってみればいいんです。40年間以上働くかもしれない会社に、一度も行かずに人生を預けられるでしょうか?
POINT
インターン(少なくとも冬インターン)には参加せよ‼️
・自分の興味や適正なある仕事が見つかりやすい
・選考に進める企業が増え、選択肢が広がる
・3月の就活解禁で焦らなくて済む
※3月の就活解禁はたくさんの企業がESの締切を設けて忙しくなります。私はかなり頑張って20社ほどでした。特に食品業界は倍率が100倍近くに上ることもあるため、絶対にインターンから早期選考を狙ってください!
ただし早く始めすぎても長続きしません。短期決戦か長期決戦かは自分にあった方を選ぶべきです。
戦い方は人それぞれです。
最後にこの言葉を皆さんに送ります。
「戦士ってのは最後まで立っていた奴が勝つんだ」【ア○ゼン】
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