コロナ以前と以後の話

新型コロナウイルスの影響で、多くの人の生活様式がガラッと変わったと思う。僕自身も生活様式はガラッと変わってしまった。

まず、会社に行くことがほとんどなくなった。
というのも、会社からは在宅ワークをするようにと指示が出たから今もそれはずっと続いている。もちろん、出社する必要がある場合には出社しているけれどもそれでも多くても週に1回くらいの出社になった。

それに伴って、外食することもほとんどなくなって自炊が多くなったこともある。それ以上に僕の中で大きな変化があった。それはほぼ毎日銭湯に行くようになったこと。それも、近所もとい地元の銭湯に行くことが圧倒的に増えた。

元々僕は銭湯が大好きで、あちこちの銭湯に行っていた。
コロナ以前も少なくても週に3回、多いと週4~5回は行っていた。
ただ、平日は仕事で疲れ切ってしまって家に帰ってきてご飯を食べたらすぐに寝てしまって、銭湯に行かないこともあったりした。そのため、土曜日や日曜日にちょっと出かけて銭湯に入って、また別の銭湯に行ってというはしごをしたりしていた。

ところが、在宅ワークになったことで時間的な余裕ができた。
通勤というものが無くなったことがあって、平日も時間的な余裕が出た。
まず仕事が終わった時点で家に居るので、そのままご飯を食べる前にふらっと銭湯にすぐに行けるようになった。いや、元々それをすればよかったんじゃないかとも思うけど、やっぱり疲れ切っているとどんなに好きなものでもそこに割く体力がなかったんだよね。

先に書いたように、僕は在宅ワークになってから毎日銭湯に行っている。
こんなに毎日同じような時間に銭湯に行くっていうことは今までなかなかなかった。家から近い地元の銭湯に行く。改めて家の近くに銭湯があることに凄くありがたみを感じるようになった。それと同時に、やっぱり銭湯は地元に密着していくことが素敵なことなんだなぁと感じるようになった。

毎日銭湯に行くことで、完全に銭湯は僕の生活に一部になった。
今までも、生活の一部と言っていたけれどもそれ以上にすっかりと生活の中に入っている。そして、銭湯を通して今住んでいる場所の良さというものにも気が付くことができた。それは、銭湯の番台の方と話す機会が今まで以上に増えて「あそこのお店良いわよ」とか「最近新しいお店が出来たのよ」なんてことを聞くことが増えた。今住んでいるのは僕の地元という訳では無いけど、地元以上に僕は今の住んでいる地域に愛着を持つようになった。

これもひとえに銭湯というものに行くようになったからこそだと思う。
よく言われている銭湯の「日常の中にある非日常」という感覚は少なくなってきているけれども、それ以上に僕の中で銭湯というものが大きくなり今まで以上に大切でなくてはいけないものになった。

もう今更ものと生活には戻れないなぁ・・・・。
やっぱり、毎日銭湯に行くのは気持ち良いしさっぱりするし、引きこもりがちになる在宅ワークでも銭湯で人とコミュニケーションが取れることでそれも一つ解決できるし。

今もテレワーク等が続いている人が多いと思うけれども、ぜひとも近くの銭湯に行って欲しいなって思う。中々遠方に出れないからこそに家の近くの銭湯の良さに気が付くチャンスだと思う。

ただ、僕自身はまだまだ行きたい銭湯があちこちに沢山あるから早く移動することがもっと自由にできるようになると良いなと思っています。まだ、仕事以外で電車乗って移動するのがちょっと怖いので・・・・。

それでは、また!

がわ


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