郷酒 厨房日記 はじめましてのご挨拶
いらっしゃいませ。よくおでったなっす。(ようこそおいでくださいました。)
ここは東京神保町と九段下の間にある小さな居酒屋「郷土料理と日本酒のお店 郷酒」
私は料理人をやっております。
岩手から上京してきて、早20年。ご縁とご縁が繋がって、夫婦でお店を出しておかげさまで今年で7周年になりました。
故郷岩手の食材を中心に、全国から取り寄せる美味しい食材で作る、旅先で出会った田舎のごちそうと、こだわって集めた蔵人さん渾身の日本のお酒をお出ししております。
季節の食材には、農家さんや漁師さん、業者さんなど生産者さん達の、それぞれのストーリーや想いが秘められています。普段、料理を作りお出しするだけでは伝えきれないし、なんだか一人でそのバックグラウンドのお話をふむふむ味わっているのは、もったいない気がしていました。
ブログって、どうやるんだろう?
日々の仕込みや営業の忙しさを言い訳に、やりたい、書きたい、伝えたい、と言いながら、なかなか出来ずにいました。
令和元年、何かを始めるのにうってつけの年!
厨房から、食財のストーリーや旬の食材の料理、簡単おつまみレシピ、故郷岩手の方言や宮沢賢治の話などなど、ぽつぽつと綴っていきたいと思います。
まんず、どうぞ よろしくお願いします。
※プロフィール※
19歳で学生アルバイトから料理の道に入り、大学卒業後はいつか自分の店を持ちたいと、料理人としての修行を始める。イタリアンレストランから和食に転向し、銘酒居酒屋、割烹、郷土料理などで経験を積む。28歳で料理長を任され、31歳で夫と共に独立開業、現在に至る。 顔の見える食材を使いたいとこだわり、生産者さんや漁師さんに会いに行ったり、全国を旅して、その土地の伝統料理、珍しい食材を探求するのが好き。 料理上手の祖母の影響により、素朴で力強くじんわりおいしい、食材の美味しさを最大限に生かした料理を作り続けたいと思っている。
おいでくださりありがとうございます。 不器用な料理人、たぬき女将が季節の食材、料理、方言にまつわるよもやま話を綴っています。おまけレシピもありますよ。